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arrows M03

arrows M03のファーストインプレッション&レビュー!前機種M02からブラッシュアップされてより良くなった!

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今回は、富士通から2016年7月28日に発売された5.0インチのSIMフリー「arrows M03」のファーストインプレッション、レビューをしたいと思います。

arrows M03は、(画面割れの問題はあるようですが)非常に評判の高かったarrows M02の後継機となり、基本的に大きなスペック変更はありませんでした。ただ、ブラッシュアップされている部分も多く、外装変更やUSB端子部分のキャップレス化(した防水)、カメラ画素数アップ、ワンセグ搭載、ディスプレイが液晶に変更など、arrows M02よりもパワーアップしています。

実際に使ってみると、arrows M02と比べて、端末重量が軽くなり、動作感もAndroid 6.0(Marshmallow)搭載のためか、若干良くなった印象も受け、なかなか好印象です。

では、arrows M03を写真でレビュー・紹介していきたいと思います。

arrows M03の付属品や端末を写真で紹介!

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arrows M03の箱は、他の端末の箱よりも大きめです。

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箱を開けてみると意外とスッカラカンです...

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どうも箱は、arrows M02の時と全く同じサイズ(使い回しでしょうか)ですが、M02の時とは異なり、クレードルがないため、このような状態となっています。

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本体以外の付属品です。
左下のビニール袋の中には、予備のSIMトレイが入っていました。このSIMトレイ、arrows M02の時に裂けやすいと悪評がありました。予備があると安心ですね。

取説は大きめサイズで、詳しく解説してあります。このあたりが国産スマホって感じがして好感が持てるし、年配層にも分かりやすいと思います。箱のサイズが大きいのは、取説などを(読みやすいように)わざと大きなサイズにしているからかもしれませんね!

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基本的にSIMフリースマホでは、詳しい取説は付いてこないメーカーがほとんどです。「Webからダウンロードしてください」と言わんばかりに、紙切れ一枚ぐらいのメーカーもあります。それに対して富士通(arrows)は、約80ページもある取説があるので、特に年配層には安心ですね。

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端末には、シートが貼られています。Huaweiなどは簡易的な保護フィルムが貼り付けてあり、そのまま使えるものが多いですが、arrowsシリーズは剥がさないと画面が非常に見にくいものとなっています。

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端末下部。左からマイク、USB端子(キャップレス防水)、ストラップホール。

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端末右側。ボリュームボタンと電源ボタン。

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端末上部。左からワンセグアンテナ、イヤホンジャック。

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端末左側。microSDとSIMカードトレイ部分。

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左にmicroSD、右にSIMトレイ。SIMフリーではデュアルSIM対応のものが多いですが、arrows M03はシングルSIMのみとなります。

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SIMカードはnanoSIMです。

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背面には、arrowsのロゴや型番、MADE IN JAPANの表記があります。

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背面上側には、カメラ、ライト、周囲音声マイクがあり、その下におサイフケータイなどで使うモバイル非接触IC通信マークがあります。
カメラが出っ張っていないタイプのスマホなので、机などの上においた時にガタガタしないのもよいところです。

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ワンセグのアンテナを伸ばしてみました。アンテナ内蔵となっているので、外部部品を付ける必要性はまったくなく、無くす心配もありません。

総合的には良い端末すぎて特にレビューすることがない!メリット・特徴はやはり他のSIMフリーにはない機能

arrows M02がかなり出来が良かったのですが、今回の「arrows M03」ではM02であったちょっとした不満点を更にブラッシュアップしてきた印象でした。

富士通のスマホは、今までキャリアで発売されていた端末で培ってきたソフトウェア資産をarrows M03でも多くが取り入れられており、利便性が向上するような機能などが多くあることが特徴的です。一般的にどの年齢層にも非常に使いやすいUX(ユーザーエクスペリエンス)を与えてくれ、多くの方が使いやすいと感じるのではないでしょうか。

ASUSやHuaweiも非常に機能面が多様化しており充実していますが、両メーカーの機能は似たり寄ったりの部分が多く、「グローバル仕様」と言った感じ。富士通はどちらかというと、(国内市場向けに今まで作ってきたことから)、日本人がほしいと思うような機能に特化したものが多い気がします。

海外メーカーのミッドレンジSIMフリーと比較すると、外装ではストラップホール、防水・某塵、ソフトウェア部分では、ワンセグ(SIMフリーでは国内販売は今回が初、海外ではZenFone go TVが対応)、おサイフケータイ、片手操作をラクにするスライドディスプレイ(M02より強化されています)など、利便性が向上するものが多くあります。

スライドディスプレイは便利!

スライドディスプレイは、海外メーカーだと「ワンハンドモード(Huawei)」「片手モード(ASUS)」などと表記されていますが、画面が単純に縮小されるモードとなっています。arrows M03のスライドディスプレイは、その名の通り、画面サイズの変更は行わずに画面をスライドさせて、指が届かないエリアを無くすという仕様です。

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arrows M03は画面が下に降りてくる、ZenFone 2 Laserは画面全体が縮小される。

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arrows M03のスライドディスプレイは前機種のM02より進化。下に降りてくるだけでなく、左右に移動も可能。

個人的には、画面サイズを小さくすることでは文字などが小さすぎて年配層などにはなかなかキツいところがあると感じ、スライドさせて表示する方が理想的かと感じます。このあたりの配慮がグローバル仕様の端末と考え方が異なり、国産スマホだなとつくづく感じます。

ドコモ、au、ソフトバンク、どの周波数帯にもほぼ対応!

また大きな特徴として、KDDI網(au)が使えること。CDMA2000には対応していないので、3G回線は使えませんが、VoLTE対応端末なので、au VoLTEのSIMを使えば、音声通話も可能です。もちろん、ドコモ/ソフトバンク(Y!mobile)もその他のSIMフリーと同様に使うことが可能です。

※ LTE Band21(ドコモ網)、Band11(KDDI網)には対応していません。ほとんどのSIMフリーでは対応しておらず、対応していなくても、基本的に問題ありません。

ディスプレイの最大輝度はミッドレンジで一番明るい!

arrows M02はディスプレイが有機ELでした。この有機ELの内部割れ報告が相次ぎ、あまりよい印象がない方も多いかもしれません(ちなみに私は4台所有していますが、まだ割れていません。なので、真相はどうなのかは分かりません...)。

富士通は今までキャリアで販売していたハイスペック機では液晶を採用し、「WhiteMagic」というディスプレイ技術を採用していました。これが非常によくて、最大輝度がハイスペック機の中でもトップレベルで明るく、直射日光でも見やすいのが特徴でした。

なので、ずっと液晶を採用してきた富士通が、arrows M02で有機ELを採用した理由がよく分からなかったのですが、arrows M03では液晶になっており、arrows M02と比較しても最大輝度がより明るくなっています。

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arrows M02とM03の比較です。ちょっと分かりづらいかもしれないので、写真をもう少し暗めに撮影してみました ↓

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M03の方が明るいのが分かりますか?(ちょっとこれでも分かりにくいかもしれませんね...)

arrows M02でも十分明るいのですが、(ほとんどのSIMフリーで)直射日光の下だとやはりちょっと見えにくいのも事実。しかし、arrows M03は、ここ最近のSIMフリーの中でも一番明るくなると思います。富士通がキャリア向けに販売しているハイスペック機と比べると若干暗くは感じますが、十分すぎるぐらいです。

P9 liteやFREETEL REIと最大輝度を比較しても、arrows M03が一番明るくなると感じました。

私の場合、輝度をかなり明るめに設定してスマホを使うので、これは非常に嬉しい内容でした(SIMフリーの輝度自動は暗すぎて使えないと思うぐらい明るいのが好きです...目に悪そう...笑)。

スペックは平凡だけど、動作感は良好!

昨今のSIMフリーのミッドレンジと呼ばれている端末は、徐々に以前のスペックよりも高度化しており、arrows M03は、現状、ミッドレンジの中でも「ミッドロー」寄りになってきたと言えそうです。ここ最近はP9 liteなど、ミッドレンジでも非常にベンチマークスコアが高いものが出てきています。

チップセットはSnapdragon 410と、arrows M02の時と同じであり、ZenFone 2 LaserやDesire 626など、約2万円前後で販売されている約1年前に発売された機種と同じものとなり、若干、物足りなさを感じた方もいるかもしれません(個人的にもワンランク上のSoCを採用してほしかったな...と)。

ただ、ミッドレンジ端末を求める殆どの方が「ライトユーザー」だと思います。
ライトユーザーであれば、ZenFone 2 Laserでも十分快適と思うような動作感であり、1年前の機種と同じチップセットのarrows M03でも非常に快適です。

また、arrows M02でも不満は全くないのですが、M02よりもM03の方がより軽快に感じました。OSバージョンの違いなどがありますが、より動作感は軽く、かなり良好です(ただ、同じミッドレンジでもハイスペック寄りなベンチマークスコアを出すファーウェイのP9 liteと比べると、P9 liteの方が動作感は良いと感じました)。

おサイフケータイ機能は完全対応!

前機種のarrows M02もおサイフケータイがありましたが、何故かGoogle Playからの「nanaco(ナナコ)」のインストールができず、対応していませんでした。apkファイルを自分で持ってきてインストールすることは可能でしたが、一応、対応はしていないということで、多くのユーザーは困っていたのではないでしょうか。私もそのうちの1人でした...。

arrows M03では、nanacoがGoogle Playからインストールできるようになっており、完全に対応しています。

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何故M02で対応していなかったのか非常に謎ですが、、、

arrow M03でデメリット・残念だと感じたところも

非常に主観的なことで個人的な意見ですが、残念だと感る部分もあったので、少し紹介したいと思います。

arrows M03は指紋認証はなし

これはデメリットの一つかもしれません。今年発売されたSIMフリーでは、ミッドレンジクラスでも指紋認証が搭載されている機種がほとんどです。約2万円後半ぐらいの機種である、P9 liteやFREETEL REIでも搭載されています。

上記の2機種よりも多機能で防水などの機能を考えると、arrows M03の方がお値段的にも高くなるのは仕方ないものかもしれませんが、「できれば、指紋認証もほしかったかな...」というのが個人的な意見。指紋認証は無くても端末としては問題なく使えるので、付加価値の部類ですが、少し残念かなと...。

ドコモから発売されているarrows M03のベースモデルであるarrows SV F-03Hも指紋認証が無くなっているので(指紋認証がないarrows M02のベースモデルであるF-01Hには指紋認証があった)、ミッドレンジ端末では搭載しない方向なのでしょうか。

一回でも指紋認証がある端末を使うと、その便利さから指紋認証がない機種の利便性がすごく落ちることを実感してから、どうしても指紋認証がほしくなってしまいます...

arrows M03は、手に持った時の感触があまりよくなかった...

手に持った時の感触があまり持ち心地がよくなく、あまり手に馴染まないものでした。というのは、この端末、背面パネル側と側面で0.1mmの差があり、側面側が出ている形になります。

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このような仕様のおかげで、机等においた時に背面パネルに(多分)触れることがないので、背面パネルにキズが付きにくくなるのですが、手に持った時は、側面と背面のところで段差を感じ、あまり手に持った時の感触がよくありません。

裸で使うのではなく、ケースに入れて使うことでこういったことが解決するので、気になる方はケースを付けるのがよいかも。

私の場合は、背面に厚み0.33mのガラスフィルムを付けることで、傷防止と段差を埋めるようにしました。

購入したガラスフィルムはこちら。

このフィルムを付けると、背面と側面の溝部分がなくなり、背面部分の方が出っ張っているので、手に持った時の当たる感覚がかなり良くなりました。

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もうひとつ、持ち心地がよくないと感じたのは、Xperiaシリーズも同様なのだうがarrows M03を握りしめていると、ボタンが手に当たるためです。

正直、手に持った時にあたるような配置にボタンを配置する機種は好まず、同じようなボタン配置のXperiaシリーズも含め、あまり好きではありません。

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特に赤丸部分のボリュームボタンが手に当たり、感触的にすごく嫌です...

私は、グッとスマホを握りしめて持つことが多いため、手のひらにボタン部分が当たってしまいます。

人によって端末の持ち方は異なるし、5.0インチなので片手で持って操作する人は稀かもしれません。なので、この部分は私の主観的な意見としてです。

デザインはXepriaっぽい!?

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arrows SV F-03Hが発表された時から筐体デザインが「Xpeiraっぽい」と言われていますね。たしかにXpeiaシリーズと似ているとは思いますが、Xperiaよりも全体的に野暮ったく感じます。

洗練されたデザインというよりは、より使いやすく(ボタン等を大きく)を配慮した普遍的なデザインしている印象で、Xperiaシリーズに似ているといえば似ているかもしれないが、arrows M03の方が野暮ったく感じます。Xperiaの方が端末に対するボタンの比率や大きさなど、いたるところが洗練されていると感じました。

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下がarrows M03。若干分かりづらいですが、ボリュームボタンと電源ボタンの間がarrows M03の方が広く取られていたり、ボリュームボタンがXperiaと比べて若干大きい。

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microSD/SIMトレイ部分もちょっと大きくて野暮ったいと感じる。

arrows M03が野暮ったいと感じるのは私だけかもしれませんが(笑)、Xperiaシリーズと一見かなり似ているのは事実かなと思います

arrows M02とは違い、M03では側面部分がアルミ素材になったことで、高級感や質感といった部分ではM03の方がよくなったと思います。個人的には、M02の筐体の方が好みでした。

arrow M03 まとめ

前機種のarrows M02からブラッシュアップしてきた「arrwos M03」。全体的な印象としては、「全入りタイプのミッドレンジ」と言ったところでしょうか。防水やワンセグ、おサイフケータイなど全入りタイプのミッドレンジを求めている方には、今季のベストバイだと思います。

個人的に不満点は多少ありましたが、“主観的”なもので微々たるもの。全員に当てはまるものではありません。客観的に見た場合、全体的にメリットの方が大きく、おすすめできる一台です。特に付属の取り扱い説明書なども非常に充実しているので、私なら自分の両親や年配層におすすめしたい一台だと思いました。

SIMフリーも数多くなってきた中で、ミッドレンジクラスながら防水やおサイフケータイなど、他のSIMフリーにはないところを押さえているarrows M03は、スペックを求めるよりもM03にしかない機能に魅力を感じる人にピッタリの一台だと思います。

以上、arrows M03のレビューでした!

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