SIMフリー遊び

格安スマホを中心に、SIMフリー端末のレビューや比較・検証した記事を書いています

【バッテリー・電池持ち・省エネ編】5インチのミッドレンジSIMフリー格安スマホを比較!特徴やメリット・デメリットを確認しよう!

   

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シリーズものとして、数回にわたり、スペックや使いやすさなど、色々なものを比較しています。今回は、シリーズ第6回として、「バッテリー・電池持ち・省エネ」などを比較レビューしたいと思います。

シリーズの目次 ↓

第1回の導入・対応バンド編から読んでいただけると内容が分かりやすいものとなっています。

今回、比較するSIMフリーは下記の通り ↓

  • 富士通 arrows M02 (RM02)
  • ASUS ZenFone 2 Laser
  • Huawei P8 Lite
  • Acer Liquid Z530
  • ZTE Blade V6
  • ZTE gooのスマホ g03 (Blade S6)
  • ZTE gooのスマホ g02 (Blade S6 Lite)
  • FREETEL SAMURAI 雅 (MIYABI)
  • FREETEL Priori 3S LTE
  • HTC Desire 626
  • Motorola Moto G 3rd(3世代)

バッテリー容量

スマホを検討する中でも、最重要項目となるのはバッテリー容量ではないでしょうか。最近は、バッテリーも大容量化されて、極端に電池持ちが悪い端末は少なくなってきました。

まずは、バッテリー容量を確認してみましょう。

名称 バッテリー容量 取り外し
arrows M02(RM02) 2,330mAh ×
ZenFone 2 Laser 2,400mAh
純正バッテリーの販売なし。
P8 Lite 2,200mAh ×
Liquid Z530 2,420mAh
純正バッテリー販売あり。
Blade V6 2,200mAh ×
gooのスマホ g03(Blade S6) 2,400mAh ×
gooのスマホ g02(Blade S6 Lite) 2,400mAh ×
SAMURAI 雅(MIYABI) 2,200mAh
純正バッテリー販売あり。
Priori 3S LTE 4,000mAh ×
Desire 626 2,000mAh ×
Moto G 3rd(3世代) 2,470mAh ×

電池容量は、Priori 3S LTEが大容量で4,000mAh、Desire 626だけ少なく2,000mAh、その他の機種で大体2,400mAh前後となっています。

Desire 626がミッドレンジの中では電池容量がかなり少ないですね。なので、Desire 626はこの時点で電池持ちは他のものに比べて劣る結果になることが大体分かります。

体感での電池持ちは?

ではここからは、体感で感じた電池持ちに関してまとめていみたいと思います。私個人の体感なので、他の方と全く同じにはならない可能性もあります。ご参考程度に。

全て省エネモードなどはOFFにした状態での体感となります。

名称 電池持ち
arrows M02(RM02) 評価:5
5インチミットレンジの中では、大容量バッテリー搭載のPriori 3S LTEを抜かすと、一番良いとかなと。
ZenFone 2 Laser 評価:3.5
悪くはないが良くもない。いたって普通かなといったレベル。
P8 Lite 評価:3
かなり悪い印象、他の端末よりも確実に持ちは悪いと感じる。
Liquid Z530 評価:2.5
かなり悪い印象、動作感が非常に良い分、電池持ちはデメリットと思えるレベル。
Blade V6 評価:3
ミッドレンジの中では、若干持ちが悪い気がする。
gooのスマホ g03(Blade S6) 評価:4
それなりに電池持ちは良い印象。
gooのスマホ g02(Blade S6 Lite) 評価:4
それなりに電池持ちは良い印象。
SAMURAI 雅(MIYABI) 評価:3
発売当初はかなり電池持ちが悪い印象でしたが、アップデート後に改善傾向。それでもバッテリー容量が少ない分、他の端末よりも若干持ちが悪いと感じるかなレベル。
Priori 3S LTE 評価:5
大容量バッテリー、CPUのクロック数が低いことからか、非常に電池持ちがよい。バッテリー容量を最大の特徴にしている端末だけのことはある。
Desire 626 評価:3
バッテリー容量がこのクラスの端末では一番低いことからか電池持ちの印象は悪いと予想したが、それほど悪くもないといった感じ。まあ、とはいっても全く良くはない。バッテリー容量がもっと多ければ、電池持ちの印象はまた異なったものになりそう。
Moto G 3rd(3世代) 評価:4
印象として電池持ちは良いと感じた。

全体の傾向としては、使用していない時は基本的にどの端末でもピタッと電池が減らなくなります。

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右がP8 Lite、左がBlade V6、どちらもスリープ時は1〜2時間に1%減るぐらい。

もう当たり前のことかもしれませんが、ここ最近の機種では、待機時(スリープ状態)で本当に電池が減らなくなりましたね(バックグランドで何か動作させてる場合を除く)。

また、格安SIMのデータ専用SIMの場合、セルスタンバイで電池の減りが早くなるといわれていますが、もう現状では殆どの機種でセルスタンバイによる電池消耗はありません。ここ最近の機種で、セルスタンバイによる電池消耗が激しい機種に遭遇したことがありません(セルスタンバイの項目の使用率が高くても、電池消費が高い機種はありません)。

では、どのような状態の時に電池を食うのかというと「画面点灯、スマホ使用中の時」です。当たり前ですね(笑)。(スリープ中の電池消費が少ないことを伝えたかったのでこのような表現をしました…。)

使っている時の電池の減りの傾向は、輝度やCPUクロック数などでも変わりますが、SoCによっても多少の傾向があるような気がしています。個人的には、ミドルレンジで多く採用されている「MediaTekのMT6735」と「クアルコムのSnapdragon410」では(使用時は)MT6735の方が電池の減りが若干早いように感じます(体感的なもので厳密に計測したものではないことご了承ください)。

各メーカーにで省エネなどの対策や最適化をしていると思うので、全てのMT6735搭載端末に当てはまるわけではないですが、どうもMediaTekのSoCを使っている機種が、減りが早い傾向にある気がします。

ただ強く伝えておきたいのは、どの機種であっても「極端に」電池持ちが悪いと感じる機種はありません。「極端に」ってところがポイントです。1日に1〜2時間程度しか使わないユーザーであれば、1日も電池が持たないと思うことはまず無いでしょう。

このことを前提として、ミッドレンジのSIMフリーで電池持ちを比較してみると、「Liquid Z530」と「P8Lite」は他の機種よりも電池持ちが悪いかなと感じています。電池持ちを重視する方は、この2機種以外を選んだほうが良いかもしれません。Z530に関しては、動作が非常にキビキビ動く機種ですが、その分、電池を喰うのかもしれません。

電池持ちが良い機種を挙げると、「Priori 3S LTE」はさすがバッテリー容量を最大のウリとしているだけあって満足できるレベルです。かなり電池持ちがよいと感じました。また、CPUのクロック数もそれほど高くないのも一つの要因かもしれませんね。とにかく、バッテリーは満足レベルです。

大容量がウリのPriori 3S LTEを抜かすと、「arrows M02」が良い感じでした。特別バッテリー容量が多いわけではないですが、持ちががよい印象です。「電池も余裕の3日間」とキャッチコピーになっているようで、3日持つかは微妙にしても電池持ちは良い機種だと思います。

ちょっと注意してほしいのは、arrows M02はKDDI網も使えますが、au系MVNOでVoLTE非対応のSIMカードの場合、セルスタンバイ的な症状があり電池持ちが非常に悪い状態が2、3日続きました。2〜3日すると慣れるのか、電池持ちがそれなりによくなりました(ちょっと不思議な現象だったので、わたしも「?」状態ですが、VoLTE非対応のSIMを使う方は注意した方がよいです。VoLTE非対応SIMではなく、VoLTE SIMを使うようにしましょう)。

電池パックを自分で交換出来る機種を選ぶのも一つの手!

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電池持ちが良いことはかなり重要ですが、それとは別に「電池パックが取り外しできる」&「電池パックだけの販売がある」ものを選ぶのも重要な要素ではないでしょうか。

Liquid Z530はバッテリーの単品がAcer楽天店(限定) で3,020円とちょっと高めですが販売されています。

FREETEL MIYABIも単品で色々なところ で約2,600円前後で販売されています。

残念なのは、ZenFone 2 Laser。単品での販売がされていません。ASUS OUTLETでは、ZenFone SelfieとZenFone 2 Laserの6インチ版で使える電池パックは販売しています。ZenFone 2 Laserのは、販売しないのでしょうか…ちょっと残念すぎます。

純正ではないですが、Amazonで互換バッテリー は売っていますが、ちょっと高すぎるかな…

電池パックが単体で売られていれば、約1〜2年使って電池パックがヘタった時に、取り替えればそのまま使えることになります。電池交換が自分できない機種であっても、ある程度、良識的な金額で電池交換できればよいのですが、SIMフリー端末では、電池交換すら行わないメーカー(実質、同じものを買い換える金額と同じ金額で電池交換とする)もあります。

Huaweiでは電池パックの交換は概算で7,000円としており、それほど割高感はありません。それでも電池パック単体販売より高いですよね(工費を含めると妥当だと思いますが)。

富士通のarrows M02/RM02では交換に14,364円(税込)とかなり高額です。「使い捨てして下さい…」と言われているかのような金額設定ですね…。ちょっと古い機種ですが、ZTEのBlade Vec 4Gなんかも約2万円ぐらい掛かり、さらにこちらは本体ごと交換になるようです…。

省エネモードは搭載しているか?

電池持ちが気になる方は、バッテリー容量の多さの他に、「省エネモード」を搭載ているSIMフリーを選ぶと良いかもしれません。ミッドレンジ、5インチのSIMフリーでは対応が様々です。AOSP(Android Open Source Projectの略。簡単に言うと、Android OSの雛形みたいなの)に搭載されているバッテリーセーバーなどで済ませている端末もあれば、かなり作りこまれた(カスタム可能な)省エネモードを搭載しているSIMフリーもあります。

では、簡単にではありますが、省エネモードがどのようなものを搭載しているか確認してみましょう。

名称 省エネモード搭載 備考
arrows M02(RM02) Androidに標準搭載のバッテリーセーバーのみ。ただし、アプリごとにCPUの動作を最適化するなど、富士通独自の「ヒューマンセントリックエンジン」が省電力を徹底とのこと。
ZenFone 2 Laser パフォーマンス、スマート、省電力、スーバー節約、カスタマイズモードあり、非常に柔軟性あり。
P8 Lite パフォーマンス、スマート、ウルトラ省電力から選べる。
Liquid Z530 Androidに標準搭載のバッテリーセーバーとバックグラウンドインテリジェントパワーセーブのみ。
Blade V6 Androidに標準搭載のバッテリーセーバーとバックグラウンドインテリジェントパワーセーブ(スタンバイ低省電力モードと記載)のみ。
gooのスマホ g03(Blade S6) ×
gooのスマホ g02(Blade S6 Lite) ×
SAMURAI 雅(MIYABI) Androidに標準搭載のバッテリーセーバーとバックグラウンドインテリジェントパワーセーブ(スタンバイ低省電力モードと記載)のみ。
Priori 3S LTE Androidに標準搭載のバッテリーセーバーとバックグラウンドインテリジェントパワーセーブ(スタンバイ低省電力モードと記載)の他に、省エネモードがあり。使い分けが分かりづらい。
Desire 626 省電力、EX省電力モードあり。
Moto G 3rd(3世代) Androidに標準搭載のバッテリーセーバーのみ。

個人的に、省電力モードはほとんど使わないのですが、一番項目が多く好印象なのは、ZenFone 2 Laserでした。

参考程度に参照してください。

まとめ

電池持ちがよい印象は、Priori 3S LTEがずば抜けて持ちがよい印象で、それ以外だと、arrows M02/RM02といったところでしょうか。

各メーカーは、Android OSに独自のUIや省エネモードなどを付けてあまり電力を喰わないようにしているためか、メーカーによって多少の差はあるように感じました。ただ、基本的に一昔前のスマホよりは確実に電池持ちはよくなっています。

なので、今回比較した機種の中では極端に悪いと感じるものはなかったので、Z530とP8Lite以外はどれを所持していてもバッテリー搭載量相応の電池持ちといってよさそうです。その中でもできれば、Snapdragon 400系シリーズの端末を選んだ方がよい気がします。

なかなか歯切れが悪い感じですが、ミッドレンジクラスでは「Priori 3S LTE」だけは別格、それ以外だと個人的には「arrows M02/RM02」がオススメかなと思います。

ここ最近は、外部バッテリーを持ち運ぶ方も多いと思うのであまり気にする必要もないかもしれませんが、電池持ちで悩んでいる方は参考にしてみてください。

この記事は、シリーズとして展開していきます。
次回は、「OS編」です。お楽しみに!

シリーズの目次 ↓

 - 端末の検討