goo SimSellerを運営するNTTレゾナントが「gooのスマホ」としてZTE製の端末「g01 (Blade L3ベース)」「g02 (Blade S Lite)」「g03 (Blade S6)」を発表しました。
g01は1万円、g02は2万円、g03は3万円となっており、それぞれの価格帯でスペックに差があるモデル構成になっており、MVNOと相性バッチリな端末となりそうです。
スペック一覧
スペックは下記の通り。
名称 | g01 | g02 | g03 |
---|---|---|---|
価格(税別) | 10,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
ZTE希望小売価格(税別) | 16,800円 | 26,800円 | 39,800円 |
OS | Android 5.0 Lollipop | ||
CPU | MediaTek MT6582M 1.3GHz クアッドコア |
Snapdragon 410 MSM8916 1.2GHz クアッドコア |
Snapdragon 615 MSM8939 1.5GHz/1.0GHz オクタコア |
ストレージ | 8GB | 16GB | |
メモリー | 1GB | 2GB | |
液晶 | 854 x 480 フルワイドVGA 5インチ TFT | 1280 x 720 HD 5インチ IPS インセル方式タッチパネル | SIMスロット | デュアル 標準SIM(切り替え式) | デュアル nanoSIM (片方はGMSのみ) |
microSD | micro SDHC 最大32GB | ||
LTE | 非対応 | 2100MHz (B1) / 1700MHz (B3) / 800MHz (B19) | |
3G | 2100MHz (B1) / 800MHz (B6/B19) | ||
GMS | 900MHz / 1800MHz / 1900MHz | ||
カメラ 背面 | 500万画素 CMOS | 800万画素 CMOS | 1300万画素 Sony Exmor RS IMX214 |
カメラ 前面 | 200万画素 CMOS | 500万画素 CMOS | |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n (2.4GHz) | 802.11 b/g/n/ac (2.4GHz,5GHz) | |
bluetooth | 3.0 | 4.0 | |
GPS | GPS | A-GPS/GPS | A-GPS/GPS |
センサー | 加速度センサー 接近センサー 光センサー |
加速度センサー 接近センサー 光センサー デジタルコンパス |
加速度センサー 接近センサー 光センサー デジタルコンパス Gyroセンサー |
バッテリー | 1,850mAh | 2,400mAh | |
質量 | 約150g | 約132g | |
サイズ | 143.2mm x 72.7mm x 8.9mm | 144mm x 70.7mm x 7.7mm | |
色 | パールホワイト / パールレッド | プラチナシルバー / プラチナピンク | |
Hi-Fi サウンド | × | × | ◯ |
いやぁ〜、それにしても出揃いましたね。
ZenFone 2も発表になりましたが、こちらの方が興味があります(ZenFone 2もかなり良い端末だと思いますが、値段が…)。
端末を安く手に入れたい人にはぴったりの3モデルだと思います。
今回のこのg01、g02、g03は、OCN モバイル ONEとセットで販売されます。ZTEの希望小売価格は販売価格よりも高いですが、OCN モバイル ONEとセット販売することで、g01が1万円、g02が2万円、g03が3万円で販売されるようです。
OCN モバイル ONEは購入後に契約するかしないかを自分で選択できます。端末購入した時点では契約にならないので安心して検討してみてください。
g01(グーマルイチ)
3G端末となりLTEは使えませんが、1万円という格安スマホです。
3G端末で5インチ端末はCoviaやfreetelなどから発売されており、g01が若干スペック的に劣る仕様かなと思います。ただその分、定価が1万円と安い設定となっていますね。
しかし、5インチの3G端末はかなり値下げされてきているので、g01がとりわけ安くてコスパが良い状況ではありません。
また、若干質量が重く150gとなっており、バッテリー容量は1850mAhとfreetel nicoなどの2000mAhよりも劣ります。液晶解像度も854×480と、4インチ端末で採用されやすい解像度です。
g01の最大の魅力は、1万円端末でありながらAndroid 5.0 ロリポップを搭載していることではないでしょうか。
g02(グーマルニ)
現在、格安スマホの中でも標準的なスペックを搭載しているのがg02です。
ZTE Blade Vec 4GやAscend G620Sと同じようなスペックですが、Blade Vec 4Gで使えなかったSDカードが使えるようになり、Ascend G620で対応していなかったFOMAプラスエリア 800MHz (B6) にもしっかりと対応しています。
そして何より2万円で購入できるので、とてもお手頃感があります。今後、格安スマホでお手頃で使える端末は、g02が定番になってくるのではないでしょうか。不具合が無ければ、かなり良い端末となりそうです。
g03(グーマルサン)
今回の3機種の中で一番注目したいのがこのg03です。SoCは、Snapdragon 615 MSM8939を採用し、メモリ2GB、カメラ1,300画素、Hi-Fi サウンド対応で3万円と、かなりお得感を感じるコスパの良さです。
カスタムUI「MiFavor」を搭載しているので、Blade Vec 4Gのような素っ気ないインターフェイスでは無さそうです。
サウンド面では、AKMのAK4375AをDACを採用しています。
詳しくはこちら ↓
AK4375A : ZTE製「gooのスマホ(g03)」(Blade S)に搭載
カメラはSonyのExmor RS IMX214を採用しています。Nexus 6でも採用されていたりします。中国のメーカーでは、ハイエンド機で、よく使われているイメージセンサです。ただ、海外のレビューを見ていると、あまりカメラの画質は良くないみたいですね…
g03はSnapdragon 615なのでハイエンド機とは言えないにしても、全体的にスペックが高い端末です。外観はg02と全く同じですが、メモリが2GB欲しいなど、少し性能の良い端末が欲しい方にはぴったりだと思います。
ZTEの希望販売価格は3万9800円となっていおり、確かに国内販売の場合、3万9800円あたりが適切な値段だと思います。OCN モバイル ONEとセット販売することで、3万円と言う格安な価格で販売されるのは、とても嬉しい販売方法ですね!
ちなみにg03の元モデルである、Blade S6はAliExpressで約$250で販売されています(Amazon.comでは$326.19でした…)。日本円にすると約3万円です。g03は日本仕様になっていますが、Blade S6と殆ど変わらない価格での販売となるので、これも含めてお得感を感じますね!
全体の質感や、大まかな機能などは下の動画で確認できます(英語です)。
海外のレビューを色々と見てみましたが、全体的に評価は良い端末でした。
関係の無い話ですが、Blade S6を5.5インチに大型化した端末Blade S6 Plusが海外では販売されています。
ZTE、「Blade S6 Plus」がイーベイで世界的デビュー
まとめ
各自の用途や予算にあったものが選べる環境ですね。
特に私個人がほしい&気になるのは「g03」です。
皆さんはどれが気になりましたか?
goo SimSellerで予約が始まっています。g02、g03は5月1日以降に、g01は5月8日以降に出荷予定となっています。
端末を検討予定の方は、是非チェックしてみてください!
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