AQUOS wishがオープン市場版SIMフリーとして2月18日より発売！

AQUOS wishのオープン市場版SIMフリー（以下、SIMフリー版）が2022年2月18日より発売されると発表がありました。

AQUOS wish

au、UQモバイル、ワイモバイル、楽天モバイルで販売されていましたが、家電量販店やECサイトで購入できるオープン市場版のSIMフリーがようやく登場です。待っていた方も多いのではないでしょうか。

型番は「SH-M20」となっています。この型番は楽天モバイルと同じで、楽天モバイルで販売されているAQUOS wishはSIMフリーと全く同じということになります。 → 起動時のロゴは楽天モバイルになるそうです。（楽天モバイル特有のアプリがプリインストールされている模様です…。また、ワイモバイル、KDDI網が取り扱うAQUOS wishは対応バンドが異なります。）

追記：オープン市場のSIMフリーは「SH-M20A」という型番で登録されているECサイトが多数です。

AQUOS wish のスペック一覧

SIMフリー版AQUOS wishのスペックは下記の通り。

すでにキャリア、サブブランドモデルとして販売されているのでスペックなどは知っている方も多いと思います。

エントリーモデルの機種

SoCにはSnapdoragon 480を採用。エントリーモデルとなる400番台のシリーズですが、このSnapdragon 480はエントリーとしてはかなり優秀な印象です。メーカーの調整によっては動作感がモッサリする場合がありますが、今まで発売されてきた機種でSnapdragon 480を搭載している機種を触ってみたところ、かなり優秀な機種が多い印象です。

ただ、快適かどうかはメーカーの調整次第。例えば、Xiaomi Redmi Note 10 JE（Snapdragon 480搭載）は、最近Android11から12（MIUI12→MIUI13）へアップデートがあり、動作が少しモッサリするような印象に…。

シャープの機種は同じSoCを搭載していても動作が他機種よりも重いと感じることが多いので、この機種も….と言う気はしています…。（エントリーレベルの動きとのレビューが多いです）

より上位のAQUOS sense6はSnapdragon690を搭載していますが、他の端末と比べると動作が少し重い…と感じるのでエントリークラスのAQUOS wishもあまり期待できないかな…と感じています。この辺はレビューする予定です。

全体的にカタログスペックを見る限りエントリー機種やミドルローレンジの機種というところです。メモリはUFS2.1、ストレージもLPDDR4Xとエントリー機種では普遍的。

キャリアからも販売されているモデルなので、気になる人は店頭などでキャリア版を確認してみると良いでしょう。

ディスプレイは液晶でHD＋ （720 × 1,520）

ディスプレイは液晶、HD+（720 × 1,520）を採用。FHDなどではない点は留意しておきましょう。基本的にエントリーモデル、約5.7インチなので、HD+でもきになることは無いと思いますが、今までミドルレンジやハイエンド機種を使っていた人からすれば、「ん？」と思うかもしれません。

対応バンドはすばらしい！

対応バンドに関しては素晴らしいの一言。まず4G（LTE）に関しては、どのキャリア網も問題なく利用できます。（ドコモ、au、ソフトバンクに加え、UQモバイルやワイモバイルなどのサブブランド、ネット専用のahamo、povo、LINEMO、各格安SIMも問題ありません。）

素晴らしい対応なのは5Gに関して。5G NRはn3 / n28 / n77 / n78 / n79に対応しています。エントリー機種にして全キャリア対応しています。特に海外メーカーの端末ではハイエンドであってもn79に対応していないことが多々（ROG Phone 5sなどで対応）。現状ではn79に対応していないのが当たり前のような感じです。Pixel 6 Proでさえn79に対応していません…

国内販売されているオープン市場SIMフリー版でエントリー、ミドルレンジクラスでn79に対応しているのはこの機種とAQUOS Sense6のみと、シャープ製のスマホしかありません。（筆者の知る限り）

防水・防塵はIP67

防水・防塵はIP67となります。これも基本的に問題ない方が多いとお思いますが、防水がIPX8ではないことは知っておいて損はないでしょう。

IPX8とは、常温で水道水、かつ静水の水深1.5mのところに電話機を静かに沈め、約30分間放置後に取り出したときに電話機としての機能を有することを意味します。

IPX7とは、常温で水道水、かつ静水の水深1mのところに電話機を静かに沈め、約30分間放置後に取り出したときに電話機としての機能を有することを意味します。

https://jp.sharp/products/aquos-wish/simfree/

エタノールでアルコール除菌シートでの拭き取り試験済み

エタノール70%での1,000回の拭き取り試験を実施し、塗装の剥がれや変色、退色に大きな変化がないことを確認とのこと。今の時代にあった内容でアルコール除菌したい人にもピッタリですね。

AQUOS wishの値段は？34,540円+10%ポイント還元のところが多い

オープン市場版で約3万円ぐらいとのことです。現在、まだ価格がはっきり分かっていませんが、分かり次第記載します。

追記：ECサイト等で価格が確認できました。34,540円で10%ポイント還元のところが多いようです。

また、各MVNO（格安SIM）が端末セットとして販売されることが予想されます。

goo Simsellerで22,220円。MNPなどで更に割引に。

goo Simsellerでは税込22,220円で販売とのこと。MNPの場合は13,000円の割引となっています。

AQUOS wish 販売開始について

IIJmioでの端末セット

2022年2月10日にIIJmioで取り扱うことが発表されました。IIJmioの音声SIMとセット販売で28,480円となっています。

IIJmioでは、4年連続シェアNo.1記念キャンペーン【スマホ大特価セール】を開催しており、AQUOS wishはこちらの対象となり、MNPでの乗り換えで12,800円での販売になります。

また、IIJmioを利用している方向けに、ご愛顧感謝キャンペーンも行われており、対象者には3,000円の「選べるe-GIFT」をプレゼントとなっています。

AQUOS wishまとめ

オープン市場版SIMフリーでおサイフケータイ対応、5Gが全てのキャリアでフルバンド対応なエントリー機を待っていた人も多いのではないでしょうか。ようやくAQUOS wishがオープン市場版として販売開始されることになり、やっとエントリー機も充実してきた感じがします。

先行でOPPO（A54 5G）やXiaomi（Redmi 9T）などがエントリーモデルを出していましたが、AQUOS wishが大本命という方も多いと思います。（個人的にはarrows Weがオープン市場版SIMフリーで販売してほしいのですが…）

すでに先行してキャリア版（サブブランド）があるので、動作感などはそのあたりでレビューしているサイトや動画を参考に検討してみるとよいと思います。

おまけ：スマートフォンAQUOS 辞書プレゼントキャンペーン

シャープのスマホを購入した方を対象に「スマートフォンAQUOS 辞書プレゼントキャンペーン」というものが行われています。期間は2022年1月18日(火)～2022年5月5日(木)。

スマートフォンAQUOS 辞書プレゼントキャンペーン

対象スマホを持っている方に英和・和英・国語辞書3冊パック
　・明鏡国語辞典MX第二版
　・ジーニアス英和辞典MX増補版
　・ジーニアス和英辞典MX第２版

がもらえます。（シャープの電子書籍ストア「COCORO BOOKS」への会員登録、および対応アプリケーションが必要）

現時点で、このオープン市場版SIMフリーのAQUOS wishは対象となっていませんが、キャリアやサブブランドで販売されているAQUOS wishでは対象となっているため、発売後になると思われます。

これは嬉しいキャンペーンなので、ぜひ、購入したらこのキャンペーンを活用しましょう！