Xiaomiからおサイフケータイ、防水・防塵対応、eSIM対応の「Redmi Note 10T」がオープン市場版SIMフリーとして2022年4月26日に発売予定です。
またソフトバンクからも2022年4月22日発売される予定です。
スペック詳細
出荷時のOS | Android11ベースのMIUI13 |
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SoC | Snapdrago 480 5G オクタコア CPU 最大 2.0GHz /Adreno 619 GPU |
内蔵メモリ / ストレージ | 4GB / 64GB |
ディスプレイ | 約6.5インチ 解像度:2400 × 1080 |
リフレッシュレート | 最大90Hz |
メインカメラ | 5000万画素、f/1.8 |
深度カメラ | 200万画素、f/2.4 |
SIM | nanoSIM x eSIM |
5G NR (対応バンド) | n3/n28/n77/n78 |
LTE(対応バンド) | LTE-FDD: B1/2/3/4/8/12/17/18/19/26/28 LTE-TDD: B38/39/40/41(2545-2650MHz)/42 |
3G(対応バンド) | B1/2/4/5/6/8 |
GSM(対応バンド) | B2/3/5/8 |
Wi-Fi | WiFi5 (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Ver.5.1 |
GNSS(衛星) | GPS: L1,GLONASS, BeiDou, Galileo, NavIC, and IRNSS |
センサー | 近接センサー | 周囲光センサー | 加速度計 | ジャイロスコープ | 電子コンパス | コイン振動モーター | 赤外線 |
オーディオ | イヤホンジャックあり |
外部メディア規格 | microSDXC(最大1TB) |
生体認証 | 側面指紋認識センサー、AI顔認証 |
NFC / FeliCa | ◯ / ◯ おサイフケータイ対応 |
防水/防塵 | IP68 |
バッテリー | 5,000mAh |
充電 | 18W 急速充電対応 |
サイズ | 約163mm × 約76mm × 約9.0mm |
重量 | 約198g |
色 | アジュールブラック、ナイトタイムブルー、レイクブルー(オープンマーケット版) |
付属品 | Redmi Note 10T / 保護ケース(試供品)/ SIM取り出しツール(試供品)/ クイックスタートガイド/ 保証に関するお知らせ |
価格 | 34,800円 |
見て分かるようにエントリークラス機種に、おサイフケータイ、防水・防塵IP68、eSIMなどを搭載した機種で、au/UQモバイルから発売されていたRedmi Note 10 JEの後継機種?のような存在です。
オープン市場版SIMフリーでXiaomi初の防水・防塵とおサイフケータイ対応
Xiaomiから発売されているオープン市場版SIMフリーで防水・防塵がIP68でおサイフケータイの両方に対応した機種は今回が初めてです。
キャリア版で防水・防塵がIP68でおサイフケータイの両方に対応した機種として「Redmi Note 10 JE」が発売されていました。また、おサイフケータイに対応したオープン市場版SIMフリーとしては「Mi 11 Ltie 5G」がありましたが、防水・防塵はIP53となります。
ということで、オープン市場版SIMフリーとしてはRedmi Note 10Tが「初」となります。
eSIMに対応
エントリーモデルでもeSIMに対応した機種が多くなってきましたが、Redmi Note 10TもeSIMに対応しています。
SIMスロットはnanoSIM x 1、eSIMという構成となります。
エントリーモデルでeSIM対応のOPPO A55s 5GではnanoSIM x 2、eSIMという構成になっています。この場合、nanoSIMとnanoSIMの組み合わせでも利用できるし、nanoSIMとeSIMの組み合わせでも利用できます。eSIMを有効にするとnanoSIMスロットが1つ無効になる仕組みです。
と、使い勝手の良さで言えばOPPO A55sの方が使い勝手がよいでしょう。
5G NRはドコモが採用しているn79に非対応
5G NRはドコモが採用しているn79に非対応となっているため、ドコモでの5Gは期待しない方がよいかもしれません。現在、オープン市場向けのSIMフリーでn79に対応している機種は少ないため、この機種が例外という訳ではありませんが、同じエントリー機種であるAQUOS wishは対応しています。
3GはBan19非対応
現状、4G(LTE)が主流なので特に気にする必要もないのですが、一応、記載しておきたいこととしてはBand19に非対応です。Band19はFOMAプラスエリアですが、現状、4G(LTE)に転用されており、ほとんど気にする必要はないでしょう。一応、把握しておいた方がいいかな?程度です。
Redmi Note 10T発売前の懸念箇所は?少し気になる基本UIの動作感
個人的な見解ですが、au/UQモバイルから発売されている同スペック帯のRedmi Note 10 JEが、MIUI13(Android12)にアップデートしてかなり基本UI動作が悪くなり、カクついた動きになることが多くなりました。MIUI12(Android11)の時はSD480の機種の中でも動作感がよかっただけにかなり残念。
今回のRedmi Note 10TはMIUI13を搭載しています。なので、動作感がどうなのかというのが正直気になるところです。ただ、Redmi Note 10TはAndroid11のMIUI13なので、快適に利用できるのかもしれません。
オープン市場版SIMフリーでSD680を搭載したエントリー機種のRedmi Note 11も同じくMIUI13ですが、Andoroid11のMIUI13となっています。こんためか、SD680のおか気なのか分かりませんが、こちらの機種はかなり快適に動いています。
YouTube Premiumが2カ月無料に!
XiaomiのスマホではYouTube Premiumが2カ月無料になるキャンペーンを行なっていますが、Redmi Note 10Tも対象となっています。
期限は2023年1月23日まで。
Redmi Note 10T、オープン市場版SIMフリーとソフトバンク版の違い
オープン市場版SIMフリー | ソフトバンク | |
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4G(LTE)の対応周波数 | B1/2/3/4/8/12/17/18/19/26/28/38/39/40/41/42 | B1/2/3/4/8/12/17/18/26/28/38/39/40/41/42 |
色 | アジュールブラック、ナイトタイムブルー、レイクブルー | アジュールブラック、ナイトタイムブルー |
値段 | 34,800円 | 27,360円 |
一番の大きな違いは4G(LTE)の対応周波数。オープン市場版SIMフリーの場合はB19に対応していますが、ソフトバンク版(SIMフリー)の場合はB19に対応していないため、ドコモ網で利用するのには向いていません。
またレイクブルーはオープン市場版SIMフリーのみとなっています。
格安SIMの端末セットはIIJmioやOCN モバイル ONEで取り扱い予定
格安SIM(MVNO)では、IIJmio、gooSimseller(OCN モバイル ONE)、AEON MOBILEなどで取り扱いがある予定です。
Redmi Note 10Tが3万4800円は高い?安い?
同じようなスペック構成、価格帯としてライバルとなるのは「AQUOS wish」でしょうか。大きな違いとしては、AQUOS wishの方が対応周波数が良いということ。
AQUOS wishではドコモが利用しているn79に対応しています。n79はSIMフリーでも対応していない機種がほとんどのため、AQUOS wishではアドバンテージとなる要素です。
Redmi Note 10Tが3万4800円という価格設定は、個人的にもう少し安かったらという印象でした。コスパの良いスマホを多くだしているXiaomiですが、Redmi Note 10Tはコスパが良いとも悪いとも言えず…同じようなスペックのAQUOS wishと同価格なのでコスパが悪いとは思いませんが、n79が非対応のRedmi Note 10Tを選ぶ理由・メリットがあまり見られません。
また、OPPO Reno5 Aなどエントリークラスではなくミドルハイレンジクラスでおサイフケータイ、防水・防塵対応のものが、セールで3万円前半で購入できることが多いことを考えると、Redmi Note 10Tは値下がりするまで買う理由がないように感じました。
約3.5万円なら、約1万円前後では買えるRedmi Note 10 JEの白ロムを買ってきた方がよいのかな….という印象もありますし、ソフトバンク版のRedmi Note 10Tが白ロムで安くなるのを待つのも良いかもしれませんね。(ただ、Redmi Note 10 JEは動作感があまりよくない…)
Redmi Note 10Tまとめ
個人的な印象としては、防水・防塵、おサイフケータイ、eSIMなどの特徴はあるけれど、コスパのXiaomi機種としては掴みどころがない感じというところでしょうか。他メーカーと比べても特にこれを選ぶ理由がなかなか見えづらく、「これしかない!」という掴みどころ、メリットが薄い印象を受けました。
まあ、正直なところ…「なんでこんな機種出すの?ソフトバンクで販売するために作った機種を一応SIMフリーでも出しておくか…的な考え方なのかな?」と感じるぐらいです。
もし、この機種が高いと感じたなら、ソフトバンク版の白ロムが出回るのを待ってみるのもよいかもしれません。Redmi Note 10 JEの白ロムは最安では1万円を切るぐらい安くなりました。
Redmi Note 10T 新発売キャンペーン
2022年6月30日までにRedmi Note 10Tを購入、応募するとXiaomi Watch S1 Activeが抽選で貰えるキャンペーンを実施しています。
詳しい内容はキャンペーンページを参照してください。
Xiaomi Watch S1 Activeは通常2万2980円となっています。このキャンペーンを是非活用しましょう。
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