今回は、ASUS「ZenFone 5」で、セルスタンバイ問題を検証してみたいと思います。
セルスタンバイ問題を簡単に説明すると、格安SIMで運用している際に、セルスタンバイの利用率が異常に高く、バッテリーをかなり消費します。それ故、電池持ちが非常に悪く1日も持ちません。
ほとんどの端末で問題なしとなっていますが、海外版のZenFone 5ではバッテリー減りが早いとの噂もあるので、国内版のZenFone 5でも検証してみました。
セルスタンバイ問題は発生。しかし電池持ちは良好!
今回の検証には「IIJmio」のデータ専用プランのSIMカード、SMSなしを使用しています。
まずは、セルスタンバイ問題が発生しているかを確認してみましょう。
[設定] → [電池] → [セルスタンバイ]で確認できます。
確認してみると、「セルスタンバイ」は、51%の消費になっています。そして、「圏外時間」は100%となっており、セルスタンバイ問題が発生していることを示しています。
しかし、バッテリーの減り具合を確認してみると、全く影響はありません。
下の画像を見て下さい。
画像の赤枠内の12時過ぎから14時手前ぐらいまでは、端末がスリープ状態でした。 しかし、この約1時間20分ぐらいの時間でバッテリーが全く減っていません。もし、セルスタンバイ問題によってバッテリーの減りに異常がある場合、1時間で10%以上無くなっていきます。よって「問題なし」と言えます。
ちなみにZenFone 5には、省電力モードというものがあります。今回は、省電力モードがOFFの状態です。
まだスリープ時の電池持ちに関しては検証していませんが、体感として非常に電池持ちは良いです。セルスタンバイ問題が起こっていてもバッテリー消費が激しくないことは確実です。
また、セルスタンバイ問題について補足ですが、国内販売されている端末でセルスタンバイ問題が起こって電池持ちが悪くなるものはほとんどありません。もうほとんど死語になっているセルスタンバイ問題ですが、未だに多くの人が「バッテリー消費が激しいからSMS付きSIMカードが〜」と言っている状況です。
まとめ
ZenFone 5では、セルスタンバイ問題は発生するが、電池持ちは良好で全く影響がない!
と言う結果になりました。わざわざセルスタンバイ問題のためにSMS付きSIMカードを契約しなくても大丈夫ですね!
以上、ZenFone 5のセルスタンバイ問題とバッテリーの減り具合に関してでした!
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