AmazonプライムビデオでHD再生できる機種とできない機種を確認してみた。HD再生できない問題はベータ版をインストールで解決か

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Amazonプライムビデオ(以下アマプラ)でHD再生できない!という経験ないですか?

詳しくは後ほど解説しますが、HD再生できるかできないかはAmazonの裁量によって決まる模様で、HD再生できるかできないかは運試しのようなもの。WidevineがL1(後ほど解説)にも関わらず、HD再生できなかった機種が多く、困っている人も多いかと思います。

ただ解決方法も一応あり、結論だけ先に言うと、端末がWidevine L1セキュリティであること&アマプラのベータ版をインストールするという条件を満たすとHD再生が可能です(全ての機種を確認したわけではありません。)

では、詳しく解説、検証していきたいと思います。

目次

Widevineとは?

「Widevine」って聞いたことがあるでしょうか?多くの人はあまり気にしていない、知らないと思われます。

「Widevine」とは、簡単に説明するとGoogle社による動画のコンテンツ保護規格です。

この「Widevine」は3段階の保護セキュリティレベル「L1」、「L2」、「L3」で区分けされており、最もセキュリティ強度が高いのはL1、一番低いのがL3となっています。

「L1だとどうなのか?」というのが重要ですが、簡単に表現しれば、端末のWidevineがL1ならL3に比べて「より多くのコンテンツを不自由なく観れる、より高画質で見える」ということになります。

NetflixはWidevineがL1であれば、どの端末でもHD画質で再生が可能です。とこのように、HD再生可能かどうかの基準としてWidevineのセキュリティレベルを参照しています。

しかし、アマプラの場合、WidevineがL1であってもHD再生できない端末が多いのが現状です。アマプラではL1セキュリティであることかつ、アマゾン側の裁量ということになります。

それによってWidevineがL1であってもHD再生できない機種が沢山あります…(なんで、こんなめんどくさいのだろうか…. )

検証用機種一覧

解説してきたように、WidevineがL1でもアマプラはHD再生できない….「オワタ…」と思った方も多いかもしれませんが、アマプラの「ベータ版」をインストールすることで、L1であればすべての機種でHD再生ができるようになっているようです。

では、実際にどうなのかを確認していたいと思います。今回の検証に使用した端末は下記の通り。

Widevine が「L1」セキュリティだった検証用端末

  • Pixel 6
  • Pixel 5a (5G)
  • Xiaomi Mi 11 Lite 5G
  • Xiaomi Redmi Note 10 Pro
  • Xiaomi Redmi 9T
  • OPPO Reno A
  • OPPO Reno5 A
  • Motorola P8 Lite Power
  • TCL 10 Pro
  • AQUOS sense6

厄介なのは、WidevineがL1だったのにいつのまにかL3になってた…なんてことがあります。OPPO Reno5 AはWidevineが以前はL1だったのがいつしかL3になっていました。そして、2022年1月に確認したところ、またL1に戻っていました。

【2022年1月更新】(ベータ版ではなく)通常版でHD再生可能な機種、不可な機種をリストアップ

現在(2022年1月)、まずはアマプラ通常版でHD再生できる端末を確認しみてましょう。

通常版でHD再生できる機種は下記の通り。

  • Xiaomi Mi 11 Lite 5G
  • Pixel 6
  • AQOUS sense6
  • OPPO Reno5 A
  • Xaiomi Redmi Note 10 JE(au/UQモバイル版)

HD再生出来なかった機種は下記の通り。

  • Pixel 5a (5G)
  • Xiaomi Redmi Note 10 Pro
  • Xiaomi Redmi 9T
  • OPPO Reno A
  • Motorola P8 Lite Power
  • TCL 10 Pro

確認した結果、古い端末が対応ていないのでしょうか?XiaomiでもGoogleのPixelシリーズでも対応している端末、していない端末がありました。

正直、Pixel 5a (5G)は対応してくれよ…と言う気がします。

アマプラ(ベータ版)でHD再生を検証してみた

確認してみた

今回はPixel 5a (5G)で紹介したいと思います。

ベータ版は設定のところで「ベータ版」と記載あり

今回インストールしたベータ版は3.0.308.3757

HD再生が可能であれば、ストリーミング・ダウンロードで最高画質で1.82GB/時(端末によって異なります)となっており、HD再生できることが確認できます。

もちろん、再生してみるとHDで再生できており左下部分に「HD 1080p」や「HD(高画質)」との表示がされます。(スクリーンショット画像はキャプチャすると閲覧している動画で著作権の問題がありそうなので省略)

HD再生できない時の容量は?

HD再生ができない場合は、ストリーミング・ダウンロードで最高画質で0.46GB/時(端末によって異なります)となっており、容量がガツンと少ないのが分かりますね。

ベータ版はどうやってインストール?

そのうち正式版がリリースされると思いますが、それまで待てない方はベータ版に登録、インストールしてみましょう。

ベータ版を利用するには、Google PlayでAmazon Prime Videoを検索します。

ベータ版テストへの参加
タイトルがAmazon Prime Video(ベータ版)に

ベータ版テストへの参加という項目があるので、こちらの「参加」を押します。ベータ版は人数制限があったりもするらしいので、誰でもが試せるわけではないかもしれません。

「参加」を押してからしばらく待つ必要があります。個人的には30分ほど待つと、ベータ版がインストール可能な状態になっていました。ベータ版が降ってくると上記画像のように「Amazon Prime Video(ベータ版)」となるので、更新を押してベータ版をインストールすれば、作業完了です。

まとめ

元々、アマプラではWidevineがL1セキュリティであることが必須、そのL1の端末でもHD再生できるかはAmazon側の裁量でした。L1であるにも関わらず、多くの端末でHD再生が弾かれているのが現状です。

ベータ版を入れることで解決できる機種がほとんどです。まあ、ベータ版を入れなくても再生できるのが理想ですが、HD再生が出来なくて困っている方はベータ版を試してみるとよいと思います。

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