Xiaomiがオープンマーケット版のSIMフリー端末「Redmi Note 11 Pro 5G」を4万4800円で5月30日から販売開始すると発表しました。
先にRedmi Note 11が販売されており、「Rredmi Note 11シリーズは他の端末でないの?」と思っていた方には朗報ではないでしょうか。しかも、前回のRedmi Note 10 Proとは異なり、日本国内版用にカスタマイズされておりFeliCa(おサイフケータイ)が搭載されています!
オープンマーケット版以外には楽天モバイルで販売されるとのことです。
Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5Gのスペック詳細
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android 11 ベースの MIUI 13 |
SoC | Snapdragon 695 5G |
ストレージ | 128GB | UFS2.2 |
メモリ | 6GB | LPDDR4X |
ディスプレイ | 約6.67インチ | FHD+ | 有機EL(AMOLED) | 輝度 HBM 700nit、1200nit ピーク輝度 |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
メインカメラ (広角) | 約1億800万画素 | F値1.9 | 画角77°| センサーサイズ 1/1.52インチ | 0.7 μm、9-in-1 を 1 つの大きな 2.1 μm ピクセルにビニング |
超広角カメラ | 800万画素 | F値2.2 | 画角118° |
マイクロカメラ | 200万画素 | F値2.4 |
前面カメラ | 1,600万画素 | F値2.4 |
動画(背面カメラ) | 1,080p 1,920×1,080 | 30fps 720p 1,280×720 | 30fps |
動画(前面カメラ) | 1,080p 1,920×1,080 | 30fps 720p 1,280×720 | 30fps |
Wi-Fi | Wi-Fi プロトコル:802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 |
センサー | 近接センサー | 環境光センサー | 加速度計 | 電子コンパス | IR ブラスタ | ジャイロスコープ |
衛星測位システム (GNSS) | GPS L1 | Glonass G1 | BDS B1 | Galileo E1 |
SIM | NanoSIM x eSIM |
eSIM対応 | ◯ |
5G | Sub-6:n3/n28/n41/n77/n78 |
LTE(4G) | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/40/41(2545~2560MHz)/42 |
3G WCDMA | 1/2/4/5/6/8/19 |
GSM | 750/800/1800/1900MHz |
NFC / FeliCa | ◯ | おサイフケータイ(FeliCa)対応 |
スピーカー | デュアルスピーカー |
イヤホンジャック | ◯ |
バッテリー | 5,000mAh |
急速充電 | 最大67W |
ワイヤレス充電 | ✕ |
防水・防塵 | – (IP53) |
外寸 | 高さ164.19mm、幅76.1mm、厚さ8.12mm |
重量 | 202g |
カラー | ポーラーホワイト | グラファイトグレー | アトランティックブルー |
パッケージ内容 | Redmi Note 11 Pro 5G / ACアダプタ(試供品) / USB Type-C ケーブル(試供品) / 保護ケース(試供品)/ SIM取り出しツール(試供品)/ クイックスタートガイド/ 保証に関するお知らせ |
価格 | 4万4800円 |
- SoCはSnapdragon 695 5G
- メモリ6GB・ストレージ128GB
- 急速充電最大67W
- eSIMあり(NanoSIM x eSIMの組み合わせ。DSDV対応)
- リフレッシュレートは最大120Hz
- おサイフケータイ対応
- 防水・防塵は非対応
メインカメラは1億800万画素、1/1.52型の大型センサー「Samsung HM2」
前回のRedmi Note 10 Proでは公表はされていませんでしたが、Samsung HM1が採用されていたと思います。順当に進化した印象ですね。Redmi Note 10 Proは夜の撮影など低照度下ではイマイチな印象だったので、今回はどのようになっているのか気になるところ。
9つの画素を1つで光を取り込める「9-in-1ビニングテクノロジー」や、撮影環境に適切なISO感度に自動設定する「デュアルネイティブISO」などできれいな写真が取れるとのこと。
Miスマートバンド6がもらえるキャンペーンを実施!
Redmi Note 11 Pro 5Gを対象店舗やECサイトから購入して応募すると、先着6000名様にMi スマートバンド 6がもらえるキャンペーンを実施します。
詳しい内容は、Xiaomiの公式サイトを参照してください。
https://event.mi.com/jp/redmi-note-11-pro-5g-campaign
Xaiomi Redmi Note 11 Pro 5GやPixel 6aとの比較
似たようなスペックでは、Xaiomi Redmi Note 11 Pro 5Gがあります。またPixel 6aとも比較してみました。
項目 | moto g52j 5G | Redmi Note 11 Pro 5G | Pixel 6a |
---|---|---|---|
OS | Android 11 | Android 12 | |
SoC | Snapdragon 695 5G | Google Tensor | |
ストレージ | 128GB | 128GB | UFS2.2 | 128GB | UFS 3.1 |
メモリ | 6GB | 6GB | LPDDR4X | 6GB | LPDDR5 |
ディスプレイ | 液晶 | 有機EL | |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大60Hz | |
メインカメラ (広角) | 約5,000万画素 | 約1億800万画素 | 1,220万画素 |
超広角カメラ | 800万画素 | 1,200万画素 | |
マイクロカメラ | 200万画素 | なし | |
前面カメラ | 1,300万画素 | 1,600万画素 | 800万画素 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | Wi-Fi 6(802.11ax) | |
Bluetooth | 5.1 | 5.2 | |
スピーカー | 不明 | ステレオ | |
イヤホンジャック | ◯ | × | |
バッテリー | 5,000mAh | 4,410mAh | |
急速充電 | 最大15W | 最大67W | 最大18W |
防水・防塵 | IP68 | IP53 | IP67 |
外寸(高さ、幅、奥行き) | 171.0mm 76.8mm 9.1mm | 164.19mm 76.1mm 8.12mm | 152.2mm 71.8mm 8.9mm |
重量 | 206g | 202g | 178g |
価格 | 3万9800円 | 4万4800円 | 5万3900円 |
何を重要視するかによってどの端末を選ぶか分かれそうな印象ですが、Pixel 6aはSoCがGoogle TensorとPixel 6シリーズで共通となっているため、ミドルレンジの割にはずば抜けて良い印象です。そのため基本的にSoCで仕様が決まるBluetoothのバージョンやWi-Fiなどの性能が良い(より新しいバージョン)感じです。
カメラはどれ多用するかで比較するのがよいかも
カメラはメインカメラ、超広角カメラ、前面カメラのどれを重要視するかでも違ってきそうです。
メインカメラに関しては画素数が多いほどよいということではないですが、超広角カメラは(個人的に)800万画素ではちょっと物足りない絵になることが多いと感じるので、個人的には、最低でも1200万画素はほしいところ。超広角カメラをめったに使わないという方も多いと思いうので、そういった方は800万画素でも全く問題ないでしょう。
前面カメラに関しても800万画素では物足りないと感じることが多いので、前面カメラや超広角カメラを多用する方は(一概には言えませんが)画素数が多いものを選んだほうが良さそうです。
メインカメラに関しては、Pixelシリーズがかなり優秀なのが有名です。たしかに夜景などの低照度下での撮影で素晴らしい結果を出すのがPixelシリーズ。なので、画素数で決めると言うより、自分の使い方や写真サンプルを参考などにするほうがよいでしょう。
基本的にSnapdragon 695 5GのISP(Triple 12-bit Spectra 346T ISP)よりもGoogle TensorのISPの方が性能はよいと思われます。
防水・防塵は?
防水・防塵に対応しているのはIP68の「moto g52j 5G」とIP67の「Pixel 6a」。Redmi Note 11 Pro 5GはIP53となっており、防水・防塵性能はないと思ってよいでしょう。
防水・防塵機能が必要かどいうかを検討するのが良さそうです。
充電速度は最大67WのRedmi Note 10 Pro 5Gが圧勝
充電がすぐに終わる端末は正直言ってかなり便利です。Xiaomiは急速充電がすばらしい機種をいくつも出していますが、Redmi Note 11 Pro 5Gの最大67Wは、満充電までかなり早く、一度この早さを体験すると他社は使えないかもと思うぐらい。
ただし、専用の充電器が必要となる点にご注意ください。専用の充電器はRedmi Note 10 Pro 5Gに付属しています。
どの機種も5G NRはn79に非対応
n79はドコモ網で使われている周波数帯ですが、どの機種でもn79には非対応となっています。なので、ドコモ網回線を利用している際に本来なら5Gで電波が入る場所であってもLTE(4G)に落ちてしまうことが起こりそうです。
基本的にまだLTEが主流ですが、徐々に5Gのエリアが広がってきていることを考えるとそろそろn79は対応していてほしいところです。特にミドルレンジ帯のスマホを購入するなら最低でも2年ぐらいは快適に利用できると思いますが、2年後にもn79に対応していない端末を使うことになってしまいます….。
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