今回は、「Blade Vec 4G」「freetel nico」「Fleaz F5」で3DMARKベンチマークを比較してみたいと思います。どの端末も2万円以内で購入することができる端末です。どの端末がどれぐらいのパフォーマンスを出せるのか参考にしてみてください。
ベンチマーク検証の条件は、どの端末もすべて同じ条件で試しています。まずは、スマホの基本的な性能を基準となるSoCを確認してみましょう。
各端末のSoCは下記の通り。
- Blade Vec 4G → Qualcomm Snapdragon400 8926 1.2GHz
- freetel nico → MediaTek MT6582 1.3GHz
- Fleaz F5 → Broadcom BCM23550 1.2GHz
Qualcomm Snapdragon400 8926は、LTE対応のチップとなっていて、全世界で見てもLTEに対応している格安な端末に搭載されていることが多いです。
MediaTek MT6582とBroadcom BCM23550はデュアルSIM、3G専用のチップで、格安スマホに搭載が多い。特にMT6582を搭載した端末は非常に多く出回っています。
すべての端末でSoCが違うので、結果が全く違った結果になりました。では、比較してみましょう!
ベンチマークを比較してみた!
画像 | |||
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項目 | Blade Vec 4G | freetel nico | Fleaz F5 |
トータルスコア | 4600 | 2864 | 3987 |
グラフィックスコア | 4138 | 2396 | 3774 |
物理スコア | 7545 | 9060 | 4968 |
- Blade Vec 4Gで3Dベンチマークを計測!「3DMark」編
- freetel nicoでベンチマークを計測!「3DMark」編
- FLEAZ F5 CP-F50aKで3Dベンチマークを計測!「3DMark」編
トータルスコアでは、Blade Vec 4Gがトップでした。 この結果はかなり納得できます。実際に使用していても、Blade Vec 4Gが一番動きが良いと思います。
グラフィックスコアもBlade Vec 4Gが良い結果でした。それよりもfreetel nicoがかなり悪い結果になていますね。ただし、2D表現(ブラウジング、メール、lineなど)で動きが悪い、処理落ちすることは全くと言ってよいほどありません。サクサク感の方が強く感じます。3D表現もとりわけ悪い気はしません。freetel nicoに搭載されているMT6582はスコア以上の動作感で、コスパが良く感じますよ!
物理(CPU)スコアは、Fleaz F5がとりわけ悪い結果となっています。この結果通り、少しモッサリする時があるのも事実です。ゴリゴリ物理演算を使用するゲームなどは、少し処理落ちするかもしれません。(軽めのゲームなどは問題なし)
まとめ
全体での結果を見ると、
Blade Vec 4G > Fleaz F5 > freetel nico
と言う結果になりました。
ただ、実際に生活(メール、電話、Web閲覧など、ゲームはしない)で使用してみた体感では、
Blade Vec 4G > freetel nico > Fleaz F5
だと感じました。freetel nicoは物理スコアが良い分、動作感が良く感じるんだと思います。
Blade Vec 4G、freetel nico、Fleaz F5の3DMarkのベンチマーク結果の比較でした。
参考にしてみてください!
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