
今回は、Googleから発売されたミドルハイレンジのスマホ「Pixel 10a」のカメラ、写真画質などの評価レビューをしていきたいと思います。

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端末レビュー記事も沢山書いているので、参考にしてみてください(時間がなくて書ききれていないものが多数…)。
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カメラスペックを確認

Pixel 10aのカメラスペックは下記の通り。
- 画素数:4800万画素
- F値:1.7
- OIS(光学式手ブレ補正 )/ EIS(電子式手ブレ補正)に対応
- センサーサイズ:1/2センサー
- イメージセンサー:不明
メインカメラのイメージセンサーに関しては公表されていません。それにしてもイメージセンサーは1/2とミドルハイクラスとしては小さめです(基本的に大きいほど良い)。
- 望遠レンズは非搭載
- 超解像ズーム最大8倍に対応
望遠レンズは搭載しておらず、メインカメラで超解像ズーム最大8倍に対応しています。2倍ズームは光学相当ズーム(クロップアップズーム)ではなく、デジタルズームとなっています。
- マクロレンズは非搭載
- 広角レンズを利用したマクロ撮影が可能
- 画素数:1300万画素
- F値:2.2
- 視野角120°
- センサーサイズ:1/31インチ
- イメージセンサー:不明
- 画素数:1300万画素
- F値:F2.2
- センサーサイズ:不明
- イメージセンサー:不明
カメラスペックだけ見ると、どれもイメージセンサーが小さめでミドルハイクラスとしてはかなり見劣るする印象が強く、ミドルレンジのスマホの方が良いのでは?と感じるほどです。
ただ、それを払拭するのがPixelシリーズのすごいところ。AI補正などによって実際にはそこそこ良い仕上がりになっています。
明るい環境での撮影



































明るい環境での撮影であれば、全く問題ないぐらい素晴らしい写真が出来上がります。等倍はもちろんですが、2倍ズームでも実用性の高い写真に仕上がっています。
ミドルハイレンジの中で解像感が秀でているとは思いませんが、他のミドルハイレンジ同等レベルといったところでしょうか。
Pixel 10aはミドルハイレンジの中ではイメージセンサーが小さめですが、AI処理によって補っているのか、全く問題ないでしょう。
まあ、照度が確保できる環境であれば、ワンランク下のミドルレンジであってもかなり綺麗に写るので、Pixel 10aのイメージセンサーが小さいとは言え、そこまで影響はないといえるでしょう。
では、Pixel 10aのカメラの強みはどこかとなると、まずは「色合い」でしょう。では、色合いなどを確認していきましょう。
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色味や彩度、明るさ、コントラストの傾向は?
Pixelシリーズは色味やコントラスト、彩度など色表現が見た目に近い「ナチュラルテイスト」な傾向となっています。


見ての通り、どれも過剰などほSNS映えするような色表現ではなく、明るさや彩度、コントラストなど基本的に適正に近い印象です。


例えば、ミドルレンジのPhone (4a) と比べてみると、Phone (4a) は彩度高めで明るさも明るくなっています。明るすぎて白飛びに近いぐらい色が飛んでしまっており、色表現は圧倒的にPixel 10aの方が上手です(ここでは解像感の話は避けますが、Phone (4a) の2倍ズームはかなり解像感が悪いです)。


これも同じく、明るさや彩度などが異なり、Pixel 10aの方がナチュラルな印象です。








自然な色合いになるPixelシリーズですが、食べ物の撮影となるとそこまで良い印象はありません。上記の例ではPixel 10a、Pixel 9a共に青白い色合いとなっており、グルメ系には向いていない色合いです。
色合いで言えば、AQUOS sense10が一番良いですが、美味しそうという意味では明るめに撮れているXperia 10 VIIでしょうか(個人的にはAQUOS sense10の方が好きですが)。
昔から言われていますが、Pixelシリーズはあまりグルメ系には向いていません。
色合いまとめ
Pixel 10aの色温度、コントラスト、彩度、露出(明るさ)は基本的に「適正」に近い自然体・ナチュラルテイストな絵作り。この絵作りが好きな方も多いと思います。
見た目に近い絵作りのため、食べ物なども補正して美味しく見えるように…などはしないのでグルメ系には向いていないでしょう。
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低照度時の解像感など
作例(夜景モード)









低照度時の超広角~ズーム性能を比較
今回は比較用として一世代前の機種である「Pixel 9a」と同じミドルハイレンジである「arrows Alpha」で比較していきたいと思います。
Pixel 9aのカメラスペックはPixel 10aと全く同じです。arrows AlphaはメインカメラのイメージセンサーはLYT-700Cを搭載しています。
超広角



等倍



色表現に関してはPixelシリーズの方が優秀です。arrows Alphaは少し寒色系になりすぎでした。ただ、解像感というか、見た目通りの絵作りというよりもディティールが綺麗めで解像感が高く感じるのはarrows Alphaかなと感じます。
とは言ってもPixelシリーズもイメージセンサーの小ささを感じさせないぐらいの解像感はあり、実用性は高いです。
気になるのはuvanceの蛍光文字部分の光の部分。Pixel 9a、Pixel 10a共に光彩の処理がエンボスが掛かったような処理になっており、グラデーション表現とは言い難いです。その反面、arrows alphaは綺麗なグラデーションでの表現になっています。
2倍ズーム



2倍ズーム時も印象は等倍時と変わりません。好みの問題かもしれませんが、Pixelシリーズはディティールを強く残す方向性という印象ですが、arrows Alphaは適度に滑らかさを出すような処理となっていますね。
3倍~8倍ズームを確認する
3倍ズーム



4倍ズーム



5倍ズーム



6倍ズーム



7倍ズーム



8倍ズーム



Pixel 10aとPixel 9aで違いはあるのか?


全く光がない暗所での撮影。同じ印象(敷いて言えば、どんぐりの背比べレベルだけどPixel 9aの方が解像感があるかな?)


間接光がある状態で暗所撮影。




正直、Pixel 9aとの差を感じられるシーンはなく、基本的に写真の解像感や色味の方向性など画質に変化はない(あるとしても微々たるもの)というのが筆者の答え。
色々なシーンで試してみましたが、正直、Pixel 10aが明確にPixel 9aよりも改善したという検証結果には至らず、カメラ目的ならどちらでも問題ないでしょう
↓ ここからは暗所での通常撮影(夜景モードではない)でPixel 10a、Pixel 9a、arrows Alphaで比較してみました。












多少なり照度がある場合の解像感はPixel 9a / 10aとarrows Alphaで大差がない印象です。明るさは若干arrows Alphaの方が明るくなる印象。
全く光のない環境での通常撮影の場合、Pixelシリーズは見た目に近い写りになりますが、arrows Alphaは見た目よりも全体的に明るく、照度があるような画作りとなりました(シャッター速度も夜景モードまでではないもの遅い)。
arrows AlphaのイメージセンサーはソニーのLYT-700C(1/1.56インチ)を採用。ミドルハイレンジでは標準的なスペックのイメージセンサーです。
それに対し、Pixel 9a / 10aのイメージセンサーは1/2インチと小さいにも関わらず、解像感に差を感じさせないのは流石のPixelシリーズだと感じました。
評価レビューなどでPixel 9aよりも解像感やノイズが少なくなっているとの情報もあったが、個人的には「?」といっったところ。多少あったとしても誤差レベルでしか無いという印象の方が強いです。
と言うことで、Pixel 10aと9aを比較してみて、どちらも十分に良いと言えるでしょう。Pixel 9aユーザーが10aに乗り換える必要性は全くなしと言えるでしょう。
Pixel 10aのカメラまとめ

- 色味、彩度、明るさ、コントラストは適正でナチュラルテイストな絵作り
- センサーが小さい割には解像感はある(ただ、ミドルハイレンジの中で特に秀でているという印象はない)
- センサーサイズはミドルハイレンジとしては小さい(ただ、それほど気にならない画質に仕上げてくる)
- 望遠レンズは非搭載
個人的にPixel 8aあたりまではミドルハイレンジでPixel aシリーズがカメラフォンと言えるほど、圧倒的な画質・画作りという印象が強かったのですが、ここ最近はカメラフォンと言えるほど秀でているわけではありません。が、それでもミドルハイレンジの水準以上の十分な解像感や画作りになっています。
スペックはミドルハイレンジ比で劣っていますが、画質はミドルハイレンジ水準。
その理由としては、Googleのお家芸とも言えるAI補正がかなり強力といえそうです。
また、ミドルハイレンジでも一番ナチュラルテイストな絵作りとなり、派手な彩度、明るさ、コントラストなどはなく、色温度も適正であることが多いのもPixelシリーズを選ぶ大きな理由となるでしょう。
解像感はミドルハイレンジで一番とは言い難いですが、画作りの方向性はPixelシリーズならではなので、どうしてもPixelシリーズを選んでしまうという方も多いと思います。筆者もその一人です。
ミドルハイレンジで100点満点のカメラとは言い難いですが、無難に高得点を取る万能タイプのカメラではあるため、多くの人におすすめできます。
ただ、ここ最近はミドルハイレンジの同じ価格帯のもので望遠レンズを搭載している機種が発売されています。望遠レンズ搭載しているスマホ(Xiaomi 17T、motorola edge 60 Proなど)の方が望遠は確実に強いため、そういった意味では、望遠レンズ非搭載というのがデメリットの一つとなる方もいるでしょう。
望遠での撮影が少ない方にはカメラのために選んでも良いと思います。
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