
今回は、Huawei(ファーウェイ)製の「P8lite(ALE-L02)」のデュアルSIMについて、解説・レビューしたいと思います。
SIMフリー端末では、デュアルSIM対応端末が沢山ありますが、LTE対応端末で両スロットを切り替えて使える端末がありません。3G端末の場合、MediaTekのSoCを搭載した端末で切り替えて使えるのもが多数あります。
今まで発売されてきたSIMフリーでLTE対応端末の多くは、片方のSIMスロットは「LTE,3G,2G」に対応、もう片方のスロットは「2G」のみと、SIMスロットによって通信規格が決まっていました。
しかし、P8liteは、SIMスロットによって通信規格は固定されません。「LTE/3G/2G」をどちらのスロットで使用するか自分で選択することができます。
では、確認してみましょう!
デュアルSIMの切り替えを確認!
今回は、ドコモ系の格安SIMを2枚使っています。

デュアルSIMの設定は、[設定] → [デュアルカード管理] の項目になります。

両方のSIMスロットにSIMカードが入っている状態です。現在は、上の画像の赤枠内のように、カード1に「4G/3Gスロット」「デフォルトのデータ通信」「デフォルトの通話/メッセージ」が設定されています。
この状態で、カード1の方が「NTT DOCOMO」と認識していますね。そして、カード1の下に「2G/3G/4G」と表記されています。 また、カード2の方にもSIMカードが入っていますが「通信サービスなし」と表示されています。カード2の下には「2G」と表記されており、国内で2Gは使えないので「通信サービスがなし」となります。
そして、通知バーのところを見てみると、「NTT DOCOMO」と「通知サービスなし」と記載されています。ここでどちらのSIMが認識しているか確認することもできますね!
では、SIMスロットを切り替えてみましょう!
切り替えたのがこちら ↓

上の画像の赤枠内のように、カード2に「4G/3Gスロット」「デフォルトのデータ通信」「デフォルトの通話/メッセージ」を設定してみました。
すると、カード1が「2G」、カード2は「2G/3G/4G」の表示になっており、切り替わっていることが確認できます。また、通知バーのところも切り替わっていますね!

また、上の画像のように、赤枠箇所を選択すると「NTT DOCOMO」などと表示されていた名称を、自分の好きなように変更することができます。自分の使っている格安SIMの名称などにしておくと分かりやすいです。
まとめ
デュアルSIMスロット搭載であっても片方は2G専用で、海外で使用しない限りデュアルSIMの意味がない端末が多い中、P8liteは切り替え式となりますが、両方のスロットが使えます。
特にデュアルSIMで両方使えたとしても、使い道がなさそうな方も多いかもしれませんが、意外と使いこなすと便利だったりします。私の場合、データ専用の格安SIMを2枚挿していますが「片方が速度制限に掛かると、もう一方の方に切り替える」という使い方をしています。
このように人によってはかなり便利で、P8liteのメリットの一つとなるのではないでしょうか!ただ、nanoSIMを使用している場合、SDカードが使えないのでご注意を。
以上、ファーウェイ(Huawei) P8liteのデュアルSIMについての紹介・レビューでした!
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