HTC Desire 626の外観デザイン、付属品やちょっと使った感想などをレビュー!

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今回はHTCから発売されているSIMフリー端末「Desire 626」の付属品や外装デザイン、印象などをレビューしたいと思います。

国内のキャリア(au)に納入しているHTCの端末なので、認知度はそれなりにあるのではないでしょうか?一時期、CMもすごかったですよね!

Desire 626は約3万円のミッドレンジ端末です。ライバル機となるのはZenFone 2 LaserやP8liteでしょう。この価格帯は格安スマホとして一番普及している価格帯でもあり、ライバル機も多くなってきていることからかなり激戦区になってきましたね。

その中でも、今回HTCから投入されたdesire 626は、筐体の色が「特徴の一つ」かと思います。私はブルーを選択しましたが、ピンクの方もかなり独自色が強いカラーリングになっていると思います。desire 626は国内でブルーとピンクの2カラーで展開していますが、海外だと普遍的なカラーリングのものも販売されています。

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個人的には、ホワイトやブラックも国内投入してほしかったところです。

デザインについてはファッショナブルであることや「ほかにない」ことが優先され、無難なカラーや配色は、今回のラインナップからはあえて外されている。

参照:
HTCのSIMフリー端末戦略「デザイン、機能、サポートで“格安市場”を変えていく」 – ケータイWatch

敢えて無難なカラーは外しているようです。個人的には「一般人にあまり受け入れがたい2色を投入したな…」と思っていましたが、どうも「ほかにはない特色」で勝負をするようです。

追記:
楽天モバイルからは普遍的なホワイト/ブラックが発売されました。

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前置きが長くなりましたが、外観デザインや付属品などを確認してみましょう!

目次

パッケージ、付属品、外観デザインなどを写真で紹介!

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私が購入したものは、初回限定の「DotViewセット」でケース付き。DotViewケースが単体で購入すると約4,000円もするので、本体価格分の値段だけで買えるセットの方を購入しました。

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HTCの箱は見ての通り、お弁当箱です(笑)。ちなみにNexus 9もHTCが製造していますが、こちらもお弁当箱でしたよ(笑)

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箱の裏面にスペック表記。

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左上のDotViewケースは初回限定か別途購入できるものです。付属品は、安全上の注意、保証書、クイックスタートガイド、USBケーブル、ACアダプタ、イヤホンとなります。

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(本体の液晶を上にした状態で)サイド左側には、SIMトレイやmicroSDカードが挿入する部分が蓋で覆われています。

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中はこんな感じ。

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(本体の液晶を上にした状態で)サイド右側には、電源ボタンとボリュームボタン。電源ボタンはラメ加工してあり、色が異なります。

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本体の上部にイヤホンジャック、下部にmicroUSBジャック。

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背面はマット加工。

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ブルーは、全体的にマット加工してあります。コールドモックですがピンクの方も家電量販店で見ましたが、背面はグロス加工となっており質感は異なります。

ブルーのマット加工の方が指紋が目立ちにくいですね。

マット加工のブルーは傷はあまりつかないと思っていましたが、結構すぐに傷がついてしまいました。開封直後ですでにスリ跡もありましたが…特に粗い使い方をしたわけではなく、付いてしまったものもありました。

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開封して1日でこのような状態に。拭いても取れない…

今では所々にスリ傷のようなものがうっすらと残ってしまっているので、背面は「傷つきやすいのかも…」という印象を受けています。

付属ケースの紹介

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本体とケースは角部分の4箇所をはめ込むタイプ。全体的に覆われていない。

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手で抑えていないと自動的に蓋が閉まります。これは使い勝手がよいですね。

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電源ボタンを押すとこのように光ります。

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メールが来ていると画像のような表示に。

ケースについては、まず「このケース高すぎでしょ…」という印象。純正品のケースはどれも高いですが、ZenFoneシリーズのケースは2〜3,000円で販売されているのを考えると、やっぱり高いかなと…

また、保護ケースとしてあまり役に立たないとの印象も残ります。このカバーケース、すぐに本体から外れます。かなり緩いです。

本体の角部分だけでしか止めていないせいか、すぐに本体から外れてしまいそうで、落とした場合はにカバーとして役に立つかちょっと不安。そう言った意味でも、このケースは「ファッションの一つ」として捉え他方がいいかも。

印象、まとめ

一通り触ってみてサクサク動くし、ソフトウェアの出来は流石です。非常によい仕上がりになっていると思いました。

(ケースを外して)本体だけを手に持った時の印象も非常によく、ホールド感もなかなかよいと感じます。多少、縦長感を感じる筐体ですが、そのおかげか、少しスタイリッシュな印象も受けるかなとも。

格安SIMのデータ専用SIMでアンテナピクトが立たない…

低価格帯のSIMフリー端末として売り出しているのでMVNO向けであると思いますが、データ専用SIMで使った場合、アンテナピクトが立ちません (同時発売のDesire EYEも同じ模様) 。

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SMS付きのデータSIMや音声SIMであれば問題ありませんが、多くの人はデータ専用のSMSなしSIMを使っているのではないでしょうか。

電波表示させるアプリなどで代用すれば問題ありませんが「今時アンテナピクトが対応していない状態で販売するSIMフリー機があるとは…」というのが本音。今後のアップデートに期待したいところです。

アンテナピクトが立たないことにより、セルスタンバイ問題が起こりバッテリーの異常消費が起こる端末がありますが、Desire 626ではセルスタンバイ問題による異常なバッテリー消費はありません。かなり心配でしたが、一安心…。

こちらは後日にでも詳しく紹介したいと思います。

追記: 2015/10/27
こちらに詳しくレビューしました ↓

HTC Desire 626は格安SIMのデータ専用SIMでアンテナピクト立たず。バッテリーの異常消費はある?

スピーカーはステレオ?

Desire 626は、公式サイトで「ステレオスピーカー内蔵」と記載されており、多くのメディアやブログではデュアルフロントスピーカー(前面に左右に2つのスピーカー搭載)やステレオと書いてあります。

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↑ 公式サイトのスペック一覧。クリックで拡大。

しかし、インカメラの横にあるのは「受話口」であり、ここからは音楽再生で音は出ません。なので、まずデュアルフロントスピーカーではありません。

液晶下にある(HTCのロゴマーク下)にあるのはスピーカーです。しかし、「ステレオスピーカー」なら液晶下の部分にスピーカーが2つ付いていることになると思いますが、どうもモノラルのような音しかしないです…。

本当にステレオスピーカーなのか、かなり疑ってしまいます。

追記:2015/10/27
本日(10月27日)、公式サイトのスペックが変更されています。

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↑ クリックで拡大。

やはりスピーカーはモノラルでした。

サポートで差別化を図るらしいが…

HTCは今回の端末投入時に合わせて、アフターサービスに関しても下記のように発言しています。

アフターサービスの修理対応は、配送でのやり取りが主体となるものの、国内の拠点で2日以内に作業を行い、最短5日間で返却が可能とする。日本全国では7日間以内の対応を目指す。玉野氏はこの素早い修理体制について「HTCのコミットメント(約束)と思ってもらっていい」と決意を示しており、サポートセンターを含め、購入前・購入後の安心感の部分でも手厚くサポートしていく方針を示している。

参照:
HTCのSIMフリー端末戦略「デザイン、機能、サポートで“格安市場”を変えていく」 – ケータイWatch

私の端末に初期不良があったので、HTCのサポートで修理を依頼してみました(普通は、小売店で交換対応になりますが、上記のリンク先の記事を読んで、「HTCのサポートがどんなものか気になったので実体験したい!」と思い、HTCのサポートに連絡しました)。

液晶のトラブルなのですが、HTCのサポートに連絡すると日本人のスタッフでした。ASUSなどは、日本語が喋れる外人の場合が多く、たまに言っている意味が分からないので、日本人のスタッフだったことは好印象。

しかし、修理に「2〜3週間」掛かるとのこと。

「えっ?国内は7日以内を目指すのでは?」と…。7日以内には返ってくるのかなと思っていましたが大幅に遅かったのでビックリというかゲンナリというか…(笑)

理由としては、「修理が立て込んでいる」とのことで、2〜3週間は掛かるとのことでした。HTC製品、そんなに修理が多いのでしょうか…

サポートを手厚くすると発言がありましたが、正直、「こんなレベルか…」と思った次第。他の海外メーカーと、特に代わりはないかなと。

国内メーカーのCoviaやgeanee、freetelは修理や交換依頼出しても1週間以内に端末が手元に戻ってくる経験をしているため、HTCが手厚いアフターサービスをしているとは全く感じませんでした(結局修理せず、販売店で交換対応をお願いしました)。

最後に

全体的に満足できる端末ですが、アンテナピクトだけはなんとかしてもらいたいレベル。ほんと「ここだけ」が残念ポイントです。

データ専用の格安SIMでの使う予定の方は、アンテナピクトが表示されないだけの理由で、「ZenFone 2 Laser」や「P8 lite」を選んだ方がよいと思います。

格安SIMでもSMS付きのSIMや音声SIM、キャリアのSIMを使っている人にはDesire 626も選択肢の一つになるとは思います。特に、特徴となる「筐体の色」が気に入れば、Desire 626は買い端末と言ってよいでしょう。また、この価格帯でNFCが付いている端末が欲しい場合、Desire 626一択です。

ただ、Desire 626は電子コンパス非搭載や電池容量が2,000mAhと物理的に搭載量が少ないことを考慮してコスパを考えると、ZenFone 2 LaserやP8 liteの方がよいのではないかと思います。

あとHTCと言えば、「音質(スピーカー)」がよいイメージを持っている人も多いと思いますが、Desire 626に関しては至って普通です。Desire EYEはかなり良いみたいですが、Desire 626は、お値段なりですよ。同じ価格帯では、P8lite(のスピーカー音)の方が断然良いです。

かなり高評価なレビューが多くありますが、個人的には「至って普通、アンテナピクトはどうにかしてくれ」という印象の方が強かったし、現状ではZenFone 2 LaserやP8liteの方が若干安く売られていることもあり、特別Desire 626を優先して購入する理由は「カラーリング」ぐらいかなといった印象です。

以上、HTC Desire 626の外観デザイン、付属品、印象のレビューでした!

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