今回は、ZTE Blade Sがベースとなっている「gooのスマホ g03(グーマルサン)」のストレージを紹介していきたいと思います。
g03は、ROMが16GBの端末となっていますが、ちょっと使いづらい仕様になっています。
ストレージ容量を確認!
まず、システムROMが合計で「4.41GB」となっています。
こちらはシステム領域ですが、g02では「3.7GB」でした。g03では、g02にはないHi-Fiサウンドや、ジェスチャー機能が搭載されているからか、システム領域がg02より多く使用されています。特に問題はないでしょう。
ユーザーが使えるストレージは、パーティション分けされている…
システムROM以外は、ユーザーが使うことができる領域になります。
しかし、ユーザーが使うことができる領域は「ユーザーROM」と「内臓SDカード」にパーティション分けされています。
う〜ん、非常に残念ですね…。
格安スマホではパーティション分けされている端末が多少存在しますが、できれば分割してほしくなかったところです。
ZTE Blade Vec 4G(freetel XM)でも分割されていました。
ZTE Blade Vec 4Gの使えるストレージはどれくらい?仕様が少し特殊?確認してみよう!
分割されているストレージの容量は?
では、容量を確認してみましょう。
ユーザーROMは、合計で「3.87GB」となっており、購入直後の空き容量は「3.08GB」となっています。
内蔵SDカードは、合計で「7.71GB」となっており、購入直後の空き容量は「7.71GB」となっています。
「ユーザーROM」には、基本的にインストールしたアプリが書き込まれます。内蔵SDカードには、写真やアプリの追加コンテンツなどが収容されるようです(アプリによってマチマチ)。
ここで少し気になったのは「ユーザーROM」の容量が少ないという点。
16GBのストレージ搭載なのに、アプリがインストールできる領域が「3.87GB」しかありません。しかも、購入直後では「3.08GB」しか空いていません。
ただ、大容量アプリなどは「ユーザーROM」と「内蔵SDカード」に分割されてインストールされることが多いようです。また分割される際に、ユーザーROMには50MBなど基本的に容量が少なく、内蔵SDカードに1.5GBなどのようにかなり多い容量が収容されることが多いようで、実際に使ってみると、特に気にならない人も多いかなとも思います。
なので、特別問題視する必要もないかもしれませんが、分割されていない方が使い勝手がよいのは、間違いないですね。
まとめ
ユーザーが使えるストレージ領域はパーティション分けさえれおり「ユーザーROM」「内蔵SDカード」に分割されている!
ユーザーROMは
合計で「3.87GB」、
購入直後の空き容量は「3.08GB」。
内蔵SDカードは
合計で「7.71GB」、
購入直後の空き容量は「7.71GB」。
人それぞれ使い方が違うので何とも言えない部分ではありますが、多くの方は分割されていることでストレージ容量が少ないと感じることはないのかなとも…。(Blade Vec 4Gも同じように分割されていますが、あまり気にする人がいなかったようです。)
ただ、分割されてない方がよいのは確実です。
なので、昨今、日本で販売する端末としては、少し残念な仕様になっていると思います。
本音は、やっぱり分割してほしくないところでした。
さらに、g02ではROMが8GBの端末ですが、ユーザーROMが「4.3GB」となっており、g03の「3.87GB」よりも多くの容量になっています。使い方によっては(20MBなど少ない容量のアプリを沢山入れる人など)、g02の方がアプリが沢山入るようです。
個人的には、g03の16GBの方が「物理的に容量が多い」という点で助かっています。
と言うのは、私は外部コンテンツをよく使うためです。写真や音楽、kindleやkoboの書籍コンテンツは「内部SDカード」の方に収容されます。こういった点で、容量の多い16GBの方が(分割されていても)良かったとも思えます。
内部ストレージが分割されていなければ、何も考え無くてよい問題ですね…。
分割されている点を覚えておきましょう。そして、それが自分の使い方では問題ないのかを確認してから購入するのがベストだと思います。
以上、g03(グーマルサン)のストレージについての紹介レビューでした!
追記:
やはり分割されていると使いにくい印象です…詳しくはこちら ↓
gooのスマホ g03のストレージ分割は使い勝手が悪い?実例を紹介!