Pixel 6のカメラが気に入っており、もう何千枚と写真を撮っています。人によって何を撮るかは変わってくるかと思いますが、接写をよく使う人はPixel 6のカメラで一工夫が必要かもしれません。
概ね良好で本当に良いカメラだと感じる一方、ちょっとしたデメリットかなと思うことが2点ありました。
- たまに自動でピントが合わずにさまよってる時がある。手動でピントを合わせてもなかなか合わない時がある
- 接写はボケすぎると感じるかも(全機種との比較によるかな?)
たまにピント合わない
本当にたまにですが、自動でピントが合わない、手動でも合いにくい時があります。時と場合によりけりでかなり頻度は低いのですが、たまに起こるとかなりその瞬間を撮影できなくてイライラする時があります。
今の所、フォーカスが迷う場面はPixel 5a (5G)よりも多い感じです…。ただ、ピント合わせはかなり早いし、合えば全くストレスありません。
Pixel 6が接写でボケやすい実例
Pixel 6ではイメージセンサーが「1/3.1インチ」と前作のPixel3〜5シリーズから大きくなったためか、それらと比べて背景がかなりボケやすくなっています。
「いや、ボケやすいなんて最高じゃん!」と思う方も多いと思うのですが、特に文字などを撮影したい時に思ったとおりの写真が撮れなかったりすることが多く困る方もいるのでは?というのが個人的な見解です。
では、実例とともに紹介していきたいと思います。
まずは食べ物の接写写真をPixel 6とPixel 5a (5G)で撮影したものと見比べてみましょう。
さて、どちらの写真が好みでしょうか?
画像の中心部に焦点を当てて撮影していますが、フォーカス位置から離れるとPixel 6ではかなりボケやすくなっているのが分かると思います。ぜひ、拡大(タップで等倍表示)で確認してみてください。
では次はキーボード(文字)で確認してみましょう。文字などを接写で撮影した際は、フォーカスポイント以外はボケやすいため全体をしっかりと写すことが困難になりがちです。
比べてみてどうでしょうか?
フォーカスポイントは「J(ま)」の部分です。拡大してよく見てみると分かると思いますが、Pixel 6の方は数値の7、8、9がすでにボケています。それに対してPixel 5a (5G)はボケがなく(少なく)撮影で来ているのが確認できると思います。
Pixel 6の接写はボケやすいため、撮影するものによってなかなか厄介だなと感じたところです。
解決方法は?
ただ、そんな時の解決方法としてデジタルズームを利用して2倍で撮影するとボケ具合が解消します。デジタルズームなので画質が劣化すると思われるかもしれませんが、Pixelの一部シリーズでは「超解像ズーム」という名称でズームで画像劣化が起こりにくい仕様になっています。
実際に2倍ズームでは、画質劣化はほぼ感じないレベルで仕上がっていると思います。
上記の比較画像のように、Pixel 6の2倍デジタルズームで撮影したものの方が全体的にボケが少なくなっているのが分かると思います。
こちらは少し距離感が異なりますが、個人的には2倍ズームで撮影した方が好みです。通常撮影したものはちょっとボケす義という印象。
と、接写に関してはかなりボケやすいのがPixel 6シリーズ。大型のイメージセンサーが所以にかなりボケやすいですね。ボケやすいということはそれだけ光をより多く取り込めるということなので、良い意味ではPixel 5a (5G)よりも多くの光を取りれやすい=暗所に強いということになりそうです。
ボケすぎだなと思う方はズーム機能を利用してうまくボケを少なくしてあげるとよいと思います。
余談:Xperia PRO-Iは1インチのセンサーを積んでいますが実際に利用しているセンサー面積は1/1.3インチ相当で、Pixel 6とほぼ変わりありません。なので、ボケ方なども似ているのでは?と思うのですが、Xperia PRO-IはF値を2.0か4.0に変更できるので「ボケ味」をコントロールできます。これはすごく良いですよね!2021年12月15日発売、税込19万8000円。Pixel 6よりだいぶ高いですが…
まとめ
個人的に気になるデメリットを紹介してきました。カメラの評判のよいPixel 6ですが、こんなデメリットがあると知ってもらえたらなと思います。
以上、Pixel 6でカメラのデメリットでした!
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