追記 2022/04/01:2022年3月末あたりから配布されているアップデート(13.0.2.0.SKIJPXM)で修正され、セキュアエレメントが「自動設定」の場合でもVISAのタッチ決済ができるようになっていることを確認しました。無事修正されたようです。
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの2022年3月に配信されている最新アップデートで、VISAのタッチ決済が設定によっては利用不可となっていることを確認しました。実際に試してみましたがセキュアエレメントが「自動設定」の場合、VISAのタッチ決済が不可です。HECウォレットに切り替えることで利用可能です。
最新アップデートはMIUI13(Andoroid12)になるアップデート(13.0.1.0.SKIJPXM)です。
事の経緯を少し確認しておきましょう。
発売当初、Mi 11 Lite 5Gではおサイフケータイ(FeliCa)とNFC(NFC Type-A/B)のタッチ決済/コンタクトレス決済が共存することができませんでした。おサイフケータイを利用するように設定されている場合、VISAのタッチ決済をするためには、セキュアエレメントを「埋め込みセキュアエレメント」から「HCEウォレット」に変更する必要がありました。
それが後のアップデートで名称が変わり、「埋め込みセキュアエレメント」が「自動設定」という項目になり、この自動項目に設定しておけば、おサイフケータイとVISAのタッチ決済が両立できるようになりました。
しかし、今回のMIUI13へのアップデートでは、項目は「自動設定」であるものの、自動設定のままではVISAのタッチ決済が利用できません。
実際に試してきましたが自動設定のままでは使えず焦りました….。HECウォレットに切り替えることでVISAのタッチ決済は可能でした。
と、先祖返りしている状態で、現状、おサイフケータイとVISAのタッチ決済が共存できない状態となっています。一度はできていたことですのでアップデートでまた直る可能性が高いですが、VISAのタッチ決済を利用している方はお気をつけ下さい。
現在、Andoroidスマホでコンタクトレス決済のために利用できるクレジットカードはまだ限られています。利用しているユーザーも少ないとは思いますが、三井住友のクレジットカードではスマホに登録可能(Google Payに対応)になった記念キャンペーンで最大20%還元(1,000円まで)が行なわれているので、利用しようと思っている方はご注意を!
追記:2022/04/02
2022年3月末あたりから来ているアップデート(13.0.2.0SKIJPXM)で修正されたようです。
アップデート後は、セキュアエレメントが「自動設定」の場合でもVISAのタッチ決済が可能なことを確認しました。また、おサイフケータイも利用可能なことを確認しました。
これにて問題解決です。不具合や仕様が変更にならないことが好ましいですが、意外と早く問題が解決してよかったなと思います。
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