Google Pixel 5a (5G)の通常のカメラモードで風景を撮影してたので、写真サンプルをアップしました。参考にどうぞ。
Google Pixel 5a (5G)のカメラスペック
- イメージセンサー:Sony IMX363(1/2.55インチ、1.4µmピクセル)
- 1220万画素
- F値1.7
- 視野角77°
- デュアル ピクセル位相差検出式オートフォーカス
- 光学式および電子式手ぶれ補正機能
驚きなのは、Pixel 3シリーズからずっと同じイメージセンサーを利用している点。
まあ、ミドルハイクラスのスマホであれば、1/2.55インチのイメージセンサーは時代遅れと感じるかもしれませんが、それでも写真はミドルハイレンジの中でトップクラスの絵を出してきます。
単純にイメージセンサーのスペックだけでは語れない部分があるのだなと改めて考えさせられますね。
Google Pixel 5a (5G)のカメラモード概要
GoogleのPixelシリーズのカメラはグーグルのAI技術できれいな写真が撮れると評判ですが、Pixelシリーズに搭載されている標準カメラは他社メーカーよりもかなり簡素です。簡素といってしまうと少し「えっ?」と思ってしまうかもしれませんが、良い意味では誰でも非常に簡単にきれいな写真が撮れるということです。
Google Pixel 5a (5G)のカメラモードの概要として、少し知識として入れておいてほしいものは下記の通り。
- Live HDR+
- デュアル露出調整
- モーションオートフォーカース
- 超解像ズーム
- RAWで撮影可能
Live HDR+という機能はHDR撮影後のプレビューをリアルタイムで画面に表示する機能です。HDRは自動的に適用され、HDRのオンオフの設定はありません。
デュアル露出調整とは、ハイライト部分とシャドウ部分の明るさを変えること可能な機能。これは撮影時に2つのスライダーが表示され、ユーザーによって好みの明るさに変えることが可能です。他のメーカーなら、基本的には画面をタップしてピントを合わせるとその周辺に明るさを変更するスライダーが出てくると思いますが、Pixelシリーズではデュアルで露出の調整が可能なのです。
モーションオートフォーカースは自動で動くものを追尾してくれるAFです。人や動物などを撮る時に便利ですね。
超解像度ズームは、ズームを超解像度にしてくれるらしいです。Pixel 5a (5G)のカメラは望遠レンズは付いておらず、ズームはデジタルズームのみとなりますが、AIによって自動的に解像感を上げる処理を行ってくれているようです。(自分で「超過解像度ズーム」を選択するボタンなどなく自動処理です。)
Live HDR+や超解像ズームなどはPixel 5a (5G)からではなく、Pixel 4からあるものです。なので、今回の紹介しているGoogle Pixel 5a (5G)だけのものではなく、他のPixelシリーズでも同じような撮影が可能です。
そして、個人的には一番うれしいのがRAWデータで保存ができること。基本的にミッドハイレンジスマホではRAWで保存できなかったり、RAWで保存できたとしても、PROモードなど自分で露出などを決めれるモードでしかRAW保存ができなかったりします。しかし、Pixelシリーズであれば、通常の「カメラ」モードでRAW保存ができるのです。また、「夜景モード」でもRAW保存可能です。
撮影条件など
画像サムネイルはリサイズされた画像になります。
サムネイルをタップ・クリックすると、原寸大の画像が表示されるので原寸大の画像で確認してみてください(データ容量が大きいのでモバイル回線を利用している方はご注意ください。Wi-Fi環境をおすすめします)。
今回撮影している写真は等倍での撮影、露出などは全てオートのみです(個人でいじっていない)。また、ここで紹介しているサンプル写真はすべてメインカメラ(広角カメラ)で倍率1倍のものです。デジタルズームや超広角カメラでの撮影写真は別記事で掲載しています。
Google Pixel 5a (5G)の写真サンプル【風景】
Google Pixel 5a (5G)の写真サンプル【花・木など】
【花・木 No.1】野外、日陰で撮影 【花・木 No.2】野外、日陰で撮影 【花・木 No.3】野外、日陰で撮影 【花・木 No.5】野外、日差し時に撮影 【花・木 No.4】野外、日陰で撮影 【花・木 No.6】野外、日陰で撮影 【花・木 No.7】野外、日陰で撮影 【花・木 No.8】野外、日差し時に撮影 【花・木 No.9】野外、日差し時に撮影 【花・木 No.10】野外、日陰で撮影 【花・木 No.11】野外、日差し時に撮影 【花・木 No.12】野外、日差し時に撮影 【花・木 No.13】野外、日陰で撮影 【花・木 No.14】野外、日陰で撮影 【花・木 No.15】室内で撮影 【花・木 No.16】室内で撮影 【花・木 No.16】室内で撮影 【花・木 No.16】室内で撮影 【花・木 No.16】室内で撮影
Pixel 5a (5G)のカメラ特徴、レビュー評価は?
全体的に言えるのは、解像度は申し分なく、他メーカーでミッドハイレンジクラスで多い4800万画素や6400万画素などのスペックと比べても、全く引けを取っていません。むしろ勝ってるかも?
Pixel 3からずっと変わらないイメージセンサーSony IMX363でここまでの解像度があれば、文句なしと言えるのではと思います。
また、色味に関しては他メーカーのスマホと比べても、見た目に近い色合い、ナチュラルテイストといえる味付けがなのがメリットです。
昨今は色彩を鮮やかにしたり、全体が色かぶりしているメーカーが多い中、このテイストは一眼レフなどを利用しているカメラっ子には一番慣れ親しみやすい色合いかなと思います。
露出に関しては適正のものも多いですが、アンダーになる場合も多くありました。特花などではアンダー気味になるので、映えさが欲しい方には物足りない感じがします。
【花など No.9】は若干緑被りで花が死んだような色合いになってしまってます。傾向としては晴天時(直射日光時)にこのようになりやすい傾向でした。
ミッドハイレンジスペックのスマホの中では解像度はどれもさほど変わりない印象なので、Pixel 5a (5G)のカメラの特徴といえば、見た目に近い色合いになることと言えそうです。
以上、Pixel 5a (5G)のカメラモードでの写真サンプルでした。
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