Pixel 6のディスプレイをレビュー!色味は?輝度は?直射日光では見にくい?

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今回はPixel 6のディスプレイに関して紹介・レビューしていみたいと思います。

Pixel 6のディスプレイはかなりきれいですが、ミッドハイレンジでディスプレイがきれいな機種で色味が変更できるものと比べるとちょっと見劣りするかなというのが個人的な意見です。

では、どういったところでそう感じるのか紹介していきたいと思います。

目次

保護フィルムはなし

ここ最近、XiaomiやOPPOなどのSIMフリーを買うと出荷状態時に保護フィルムが(試供品として)付いていたりします。しかし、Pixel 6には保護フィルムはなく、自分で購入する必要があります。

ディスプレイの色味はほんの少し黄色寄り

ディスプレイは有機ELを採用していますが、色味が若干黄色寄りという印象。ただ、ホント若干レベル。

見比べ比較の写真を撮ってみたのですが、写真にすると差が分からない…ため記載しないことに。ただ本当にそのレベルで若干だけ黄色い感じ。

黄色寄りのディスプレイを尿液晶(今回は有機ELなので尿有機ELとか言うのかな?)などと呼ばれたりしますが、そのレベルまでではないという印象です。

個人的には青白寄りの色温度に設定されたディスプレイを好むため、Pixel 6は「まあ、全然満足ではないけど、そのまま使えるレベルかな…」という感じ。基本的にこれでも問題ないと感じる人の方が多いと思いますが、少し黄色寄りということで、気になる人は家電量販店やソフトバンク、auの店舗で実機を確認したほうがよいと思います。

ディスプレイの色温度の変更は基本的にできないと思ってよい

また、Pixel 6で採用されているAndroid12では色温度の変更(色味の変更)はほぼできません。

[設定]→[ディスプレイ]で「カラー」という項目がありますが、こちらでは「ナチュラル」「ブースト」「自動調整」しかありません。

左がMi 11 Lite 5G、右がPixel 6

色味を変えたい場合は別途Google Playから自分でアプリなどをインストールして変更してあげる必要があります。

このあたりはピュアなAndroidを搭載しているPixelシリーズの使い勝手の悪いところです。UIをカスタムしているXiaomiやOPPOでは色温度などをかなり自由に変更することが可能です。

もし、色味が気になる人はダークモードを利用するのも一つの手かもしれません。ダークモードだとより黄色いのか分からないと思いますし、消費電力も抑えられて一石二鳥です。

高輝度モードがあるの?直射日光では画面が見にくい…

Pixel 6の技術仕様に「高輝度モード」という記載があり、個人的に期待していたのですが、ディスプレイ関連でこのような項目はありません。よって状況に合わせて輝度が通常の最大輝度よりも更に上るものだと思われます。

ヒント: Pixel 4 以降のスマートフォンでは、[明るさの自動調整] を有効にすると、日差しの下など明るすぎる環境で画面が見やすくなるように、通常時の最大の明るさよりも一時的に画面が明るくなります。

https://support.google.com/pixelphone/answer/6111557?hl=ja

正直なところ、現状では直射日光下では見にくい状態です。同じ有機ELを搭載したミドルハイレンジのXiaomi Mi 11 Lite 5GやRedmi Note 10 Proの方が見やすくいという状況…

左がPixel 6、右がXiaomi Mi 11 Lite 5G

Xiaomi Mi 11 Lite 5Gは高輝度モードで最大800nit(通常500nit)となっています。Pixel 6も通常モードで500nitです。一応高輝度モードで800nitと言われていますが、それにしてはMi 11 Lite 5Gと比べてだいぶ暗い印象でした。

この高輝度モードに関しては現状でしっかりと機能しているのかなど、多少不明な点も多いので、Googleに問い合わせ中です。後ほど追記します。

現状でいうと、Xiomi Mi 11 Lite 5Gよりも暗く感じ、個人的にはかなり残念。

んー、正直イケてないな…

ディスプレイの設定周り

ここからはディスプレイの設定周りを確認してみたいと思います。

表示画面、フォントはサイズが選べる

表示サイズやフォントはサイズを選ぶことができます。

Xiaomiのスマホではフォントサイズは選べますが、表示サイズの変更はできません。(開発者オプションの描画項目にある最小幅を変更すれば表示サイズは変更可能ですが、開発者オプションをオンにする必要があるので一般的ではありません。)

と、このように変更ができないメーカーもあるので、その点、Pixel 6は表示サイズやフォントが変更可能なので自分好みに設定可能です。通常はこのように変更できる機種の方が多いですね。

リフレッシュレートは60Hzか90Hzか選べる

Pixel 6ではリフレッシュレートが「60Hz」か「90Hz」のどちらかを選ぶことが可能です。

一般的にリフレッシュレートを上げると消費電力が上がると言われいます。個人的にはPixel6は電池持ちもよいほうなので、90Hzで利用していますが、電池持ちが気になる人は60Hzのままの方がいいかもしれません。

タップの感度の向上

タップの感度の向上をオンにすると文字通りタップ感度が向上します。Pixel6では指紋認証がうまくいかないとの報告が多く、こちらをオンにすると指紋認証の精度が上がったという人もいれば、変わらないという人もおり…。

とりあえずフィルムを貼るのであれば、Pixel 6ではこちらをオンにしておいたほうが無難かな。

輝度を更に下げる

[設定] → [ユーザー補助]には「輝度を更に下げる」という項目があります。

これを利用すると最小輝度設定でも更に暗くなるので、暗闇で利用していて最小輝度でも明るいと感じる時にはこれをオンにするとよいと思います。

Pixel 6のディスプレイ周りまとめ

ではディスプレイ周りをまとめてみましょう。この情報は現在(2021年11月)の最新OSであるAndorid12での情報となります。

  1. 有機ELを採用
  2. 色味、色温度を自由に変更はできない(3パターンのみ)
  3. 表示サイズは「小〜最大」で選べる
  4. フォントは「小〜最大」で選べる
  5. リフレッシュレートは60Hzか90Hzで選べる
  6. タップの感度向上の項目あり

気になったポイント!

  • ディスプレイは若干黄色寄りの色味
  • 高輝度モードというのもが自動的に動いている模様だが、それでも直射日光下で他メーカー機種よりも見にくい
  • ディスプレイの表示は綺麗

正直な話、ディスプレイに関しては輝度はもう少しなんとかしてほしいとは思ってしまいました。

ディスプレイの元の色味に関しては、自分好みの色に変えれるようにカスタムできれば黄色寄りでも何でもいいのですが、Andorid 12では3パターンからしか選べないのは残念です。XiaomiのカスタムOS「MIUI」では色味の変更の自由度がかなり高く、OPPOの「ColorOS」ではほどほどに変更ができ、これらの端末を利用したことがある人からみるとかなり物足りないと感じるかなと。

ただ、黄色寄りではありますがものすごく気になるほど黄色いとは感じず、若干黄色寄りとう感じです。ほとんどの人は許容範囲かなという印象はありますが、それでも青白寄りが好みの方からすると「ん?」となってしまいそうです。

一番残念だなと感じるのは最大輝度。他メーカーと比べると直射日光下での見難さは感じます。Xiaomi Mi 11 Lite 5G、Redmi Note 10 Proと比べても一目瞭然です。これはPixel 6だけでなく今までのPixelシリーズでも同じことが言えるかなと思います。電池持ちなどの要素と兼ね合わせかもしれませんが、もうそろそろこのあたりも改善してほしいところですね。

基本的に有機EL採用で発色もきれいですが、上記で解説した点が気になる人は一度ソフトバンクやauショップ、家電量販店で確認してから購入するのがよいでしょう。

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