今回は、Polaroidから発売されたSIMフリー端末「pigu(ピグ)」をレビューしてみたいと思います。piguは3.5インチ/ローエンド端末で、メイン端末としては向いていません。電話専用の端末としてが妥当なところです。
簡単にレビューしてみました。
気になる箇所は、別記事で詳しく解説しようと思います。
販売店 | 価格 | 販売URL |
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goo SimSeller | 4,980円 (OCN モバイル ONE音声通話SIMセット) |
Polaroid pigu+OCN モバイル ONE 音声対応SIMセット |
Amazon、Yahoo!ショッピング | 9,601円 (バッテリー、バックカバー、ケースの3大特典付き) |
Polaroid pigu発売記念 (三大特典付き) |
スペック、確認事項一覧
項目 | 結果 | 参照URL |
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動作感 | サクサク感はあまり感じないが、モッサリしている感じもない。動作が遅くなることがしばしば。普段使いなら全く問題ない。 | – |
液晶の質 | TNパネル。TNパネルの中でも視野角が狭い方。3.5インチ端末のgeanee FXC-35の方が、視野角は少しだけ広い。また、少しギラギラしたような印象を受ける液晶。 | Polaroid piguの液晶は品質が悪い?比較して検証してみた! |
タッチ感度 | マルチタッチは最大2点。動作は特に問題なし。端末を縦向きのまま、水平方向に2点タッチを行なった場合、1点タッチ判定になる(仕様です)。 | – |
デュアルSIM | 切替式でW-CDMA(3G)が両方使える。クイックパネル部分に「SIM切り替えスイッチ」がある。 | – |
SDカードへアプリの移動 | 可能。64GB(class10)も認識する(2月11日から使用していて、14日時点でまだ問題なし) | – |
セルスタンバイ問題 | セルスタンバイ率は高く、圏外時間100%のセルスタンバイ問題は発生するが、電池持ちに異常はなく、問題なし。 | – |
セルスタンバイによるバッテリーの消費 | 全く問題なし。電池持ちは良好。 | – |
ストレージの分割と容量 | 合計容量 2.52GB、初期時空き容量 2.44GB | Polaroid piguの初期ストレージ容量を確認してみた! |
GPSの感度 | SMSなし、データ通信の格安SIMを使用。GPS StatusでA-GPSアシスト情報をダウンロード後に計測。計測開始してすぐに捕捉・測位しました。感度は良い。 | 詳細記事を掲載予定 |
GPSの精度 | 計測した結果、最大誤差10mぐらいでした。ナビとしても使用できる範囲だと思います。 | 詳細記事を掲載予定 |
電池持ち | 良好。バッテリー容量 1400mAhから考えれば、電池持ちは良いと感じる。現在、検証中。 | – |
ナビゲーションキー | 発光あり。 | – |
カメラ画質 | 良くはない(ローエンド端末なので仕方ないと)。 | – |
重量測定 | 101g〜102g。公表では97g。 | Polaroid Piguの軽量を測ってみた!軽い端末はやっぱりいいね! |
音 | スピーカー音に関しては、最大音量に設定時で「十分な音量」「音量が足りない」と二手に分かれると思います(個人的には問題ないぐらいの音量だと感じました)。geanee FXC-35の方が最大音量設定時に音が大きい。 | – |
端末の質感 | 安っぽいが、安い端末なので…goo SimSellerで4,980円で購入したならば、外観は満足できるレベルだと思います。9,601円で購入したならば、少し残念に思うかも…。geanee FXC-35の方が質感は良いと感じました。 | Polaroid piguの外観デザイン、付属品の紹介! |
付属品 | USBケーブル、電源アダプタ、クイックスタートガイド(保証書)。 保護シートが液晶に付いていました。ただし、ゴミも付いており、簡易的なフィルムと思ったほうが良いかもしれません(液晶フィルムを別で買ったほうが良さそう)。 | |
文字入力ソフト | OpenWnnフリック入力対応版 | – |
通話音質 | クリアで問題なし。 | – |
マイク | 問題なし。 | – |
Wi-Fiテザリング | 連続接続で、約6時間程度の結果でした。 | Polaroid piguでWi-Fiテザリング!電池持ちはどれくらい? |
Bluetoothテザリング | 連続接続で、約7時間10分程度の結果でした。 | Polaroid piguでBluetoothテザリング!持ち時間とバッテリー消費はどれくらい? |
各ベンチマーク
項目 | 結果 |
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AnTuTu Benchmark ver5.5 | 10437 |
3D MARK | Ice Storm Extreme: 1019 |
Quadrant Standerd | 3392 |
Antutu Tester | 3556 |
詳細なベンチマーク結果はこちら ↓
Polaroid piguで色々なベンチマークを計測してみた!
スペックを各アプリで確認!
スペック確認のために、Antutu Benchmark、CPU-Zでのスペック一覧を貼っておきます。参考にしてみてください。
Antutu Benchmark
CPU-Z
まとめ、気になった点
一通り使ってみて、気になったのは「液晶画面」です。多くの人は視野角がネックになりそうです。TNパネルと分かった上で購入するのが良いでしょう。ただ、同じ3.5インチ・ローエンド端末であるgeanee FXC-35の方が視野角が少し広く、使いやすさは「geanee FXC-35」の方です。
goo SimSellerで販売している “4,980円” で購入すれば、それなりに納得できる端末だと思います。しかし、Amazonなどで販売されている(定価)価格 “9,601円” では「少し割高に感じるな…違う端末を検討した方が良いかな…」という印象を受けました。
音声通話専用や液晶画面をあまり使わないサブ端末として、4,980円で購入するのはアリでしょう。しかし、もう少し予算があれば、「geanee FXC-35」を選んだ方が後々良い結果になるでしょう。4インチ台も候補にいれるのであれば、液晶が綺麗な「Covia FLEAZ F4s」や「freetel priori2」を検討した方が良いと思います。
↑ クリックで拡大可能。左から geanee FXC-35、Polaroid pigu、Covia FLEAZ F4s、freetel Priori2。
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