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【ストレージ・SDカード・GPS・センサー・OTG編】5インチのミッドレンジSIMフリー格安スマホを比較!特徴やメリット・デメリットを確認しよう!

更新日:

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シリーズものとして、数回に分けてスペックや使いやすさなど色々なことを比較しています。今回はシリーズ第3回として、「内部ストレージやmicroSDカード、GPS、各センサー、OTG(USBホスト機能)」を比較レビューしたいと思います。

シリーズの目次 ↓

第1回の導入・対応バンド編から読んでいただけると内容が分かりやすいものとなっています。

今回、比較するSIMフリーは下記の通り ↓

  • 富士通 arrows M02 (RM02)
  • ASUS ZenFone 2 Laser
  • Huawei P8 Lite
  • Acer Liquid Z530
  • ZTE Blade V6
  • ZTE gooのスマホ g03 (Blade S6)
  • ZTE gooのスマホ g02 (Blade S6 Lite)
  • FREETEL SAMURAI 雅 (MIYABI)
  • FREETEL Priori 3S LTE
  • HTC Desire 626
  • Motorola Moto G 3rd(3世代)

ストレージの容量は?

では、ストレージの容量をみていきたいと思います。
基本的にミッドレンジ端末ではストレージが16GBのものが多いのが現状です。ただ、16GBのスマホでも、購入直後(初期時)のストレージの空き容量は、プリインストールアプリやOSなどの違いによりメーカーによって多少の差がでてきます。この空き容量を比較してみましょう。

※ 購入直後(発売直後)の空き容量に関しては、個人調べとなります。多少の差異はございますので、ご了承ください。

名称 内部ストレージ容量 購入直後の空き容量
arrows M02 16GB 7.38GB
ZenFone 2 Laser 16GB(8GB版もある) 10.30GB
P8 Lite 16GB 9.83GB
Liquid Z530 16GB 10GB
Blade V6 16GB 9.64GB
gooのスマホ g03 16GB 3.08GBと7.71GBに分割
gooのスマホ g02 8GB 3.51GB
SAMURAI 雅(MIYABI) 32GB 24.62GB
FREETEL Priori 3S LTE 16GB 10.82GB
Desire 626 16GB 7.54GB
Motorola Moto G 3rd(3世代) 16GB 10.99GB

1〜3万円台のミッドレンジクラスで、内部ストレージ容量が32GBモデルは、FREETEL MIYABI(雅)だけです。雅のコスパの良さが光りますね!

その他のSIMフリーは、16GB積んでいるもので、初期時のストレージ容量が約10GBあたり空いているものがほとんどです。しかし、Desire 626とarrows M02は、約7GB台と非常に少なくなっています。これは残念。

そして、gooのスマホ g03(Blade S6)は、内部ストレージが分割されており、2つに分かれています。これはかなりデメリットとなり、非常に使い勝手は悪いものです。

少し留意したいのは、ZenFone 2 Laser。
初期時に空き容量も多く、良さげなのですが、アップデートで要らないアプリをインストールされます。CM securityなどがインストールされ、ちょっと...って事態に。アンインストールできるので良いのですが、こういったことはあまりしてほしくないですね。また、ZenFoneシリーズは、始めから純正アプリが沢山インストールされています。

まとめ

内部ストレージが多い方が良い方は、FREETEL 雅(MIYABI)がオススメです。

その他、内部ストレージが16GBのSIMフリーでは、arrows M02とDesire 626以外、どれも然程差はないとみなしてよいでしょう。どれくらいアプリを入れるかにもよりますが、ここ最近はアプリも肥大化が激しいので、なるべく余裕をもつように、自分の用途に最適なものを選びましょう。

microSDカードについて

今回比較しているSIMフリーは、どの端末でもmicroSDカードが使えます。

また、どの端末も公式でサポートしていない・保証していない128GBのmicroSDXCが認識しました(個人調べです。認識しないmicroSDXCもある可能性があるので、参考程度に)が、メーカーが公表している最大容量数などをまとめてみたいと思います。また、microSDカードにアプリを移動できるのかもまとめてみました。

名称 公式発表している最大容量 アプリの移動
arrows M02 32GB ×
ZenFone 2 Laser 128GB
P8 Lite 32GB(128GB)
Liquid Z530 不明
Blade V6 32GB
gooのスマホ g03 32GB
gooのスマホ g02 32GB
SAMURAI 雅(MIYABI) 128GB
FREETEL Priori 3S LTE 128GB
Desire 626 不明
Motorola Moto G 3rd(3世代) 32GB

arrows M02のみSDカードにアプリの移動ができません。
arrows M02は購入直後で内部ストレージの空き容量が他の端末と比べて少ないので、できたら移動出来るようになっていたほうがよかったところですね...。非常に残念です。

その他のSIMフリーは、特に問題無さそうです。Liquid Z530とDesire 626は公式サイトでどの容量までサポートしているか記載が無かったのですが、32GBまたは16GBであれば、問題ないと思われます(気になる方は、サポートに聞いてみてください)。

GPSについて

GPSの捕捉に時間がかかったり、自分のいる位置と大分違ったりしたことはありませんか?
まず知っておいてほしいのは、まっさらな状態からGPS受信を行うと、非常に時間が掛かります。

ただ、現在のスマホでは、A-GPS(アシスタントGPS)に対応しており、A-GPSのデータを使うことによって、位置情報の取得を短縮できます。A-GPSというのは、携帯の基地局からA-GPSサーバーにある軌道データを取得し、これを元にGPS衛星からデータを取得することにより、時間短縮に繋がります。いきなりGSP衛星を掴もうとするのではなく、携帯会社の基地局を通して一部データを取得することで、計測短縮になるということです。

で、A-GPSのサーバーというのは、その端末によって接続先が異なります。各メーカー提供しているもの、google提供、キャリア提供(ドコモやソフトバンク、au)となっており、SIMフリーの場合、googleのサーバーが使われるのがほとんどのようです。キャリア端末の場合、キャリア提供のサーバーとなります。

なので、SIMフリースマホは、格安SIMやキャリア契約であっても、A-GPSはしっかり使えます。

では、これを踏まえて、A-GPSを使ってた場合、GPSの感度(GPSの捕捉)、精度(位置の正確さ)に関して少し記載しておこうと思います。

感度に関しては、基本的にA-GPSを使うことで、どのSIMフリーでも大差なくデータ取得できると感じています。今回比較している、どのSIMフリーも問題ないレベルかなと思います。

ただし、精度は異なります。
皆さんがGPSと呼んでいる衛星測位システム(GNSS)には、国によって運営されている衛星が異なります。それぞれの衛星測位システムは下記の通り。

  • GPS → アメリカ
  • GLONASS → ロシア
  • Galileo → ヨーロッパ
  • BeiDou(北斗) → 中国
  • みちびき → 日本

各SIMフリーで、対応している衛星測位システムは異なります。特に日本の「みちびき」に対応しているSIMフリーは、Coviaから発売されている数機種のみです。

ではここで、精度の話に戻りましょう。
上記で記載した、衛星測位システムに多く対応しているSIMフリーの方が、GPSの精度が高い結果(個人調べ)となっており、多くの衛星測位システムに対応している方が有利かと思います。

今回比較しているミッドレンジのSIMフリーでは、大抵の端末で「GPS」「GLONASS」「BeiDou」に対応しています。

しかし、Priori 3S LTEは「GPS」のみにしか対応していないようで、それが原因かどうかは不明ですが、他の比較しているSIMフリーと比べて精度が落ちます。位置がずれる時はかなりずれていました。

それ以外のSIMフリーでは、大差はないレベルと判断しています。

ただ、ZenFone 2 Laserでは、GPSの捕捉がかなり遅いとの声もあり、GPSの接触端子の不良とのこと(初期不良でしょう)。

電子コンパスとOTGの対応は?

ミッドレンジのSIMフリースマホで、対応がマチマチなのが各センサーの対応とOTG(USBホスト機能)の対応です。

特にミッドレンジスマホでセンサーの対応で一番の違いとなるが、「電子コンパス」でしょう。電子コンパスが付いていると、マップで自分が向いている方向が表示されるので便利だったりします。

なお、ほとんどのミッドレンジでは、回転していることを検知したり、向きの変化を検知したりする「ジャイロ」には対応していません。ジャイロに対応していなくてもあまり気にする必要はないと思いますが、最近流行り始めているVRやARなどが使えなかったりするので、留意してください。

OTG(USBホスト機能)もあると便利ですが、使っている方は少ないようです。
スマホがホスト(親)となり、子機として、USB端子にマウスやキーボード、メモリスロットを認識させることができます。

また、最近ではUSB-DACを使って、スマホをDAP(音楽プレイヤー)として使う方などが増えてきているようですが、OTGに対応していないと使えません(USB-DACはOTGに対応していても全てのDACで正常に動作するとは限りません)。

USB-DACとは、デジタル-アナログ変換を行う機器です。音楽再生にこれらの機器を接続し、スマホ内部のデジタル-アナログ変換を使わず、接続した機器でデジタル-アナログ変換を行うことによって音質の向上が見込めます。ハイレゾが流行ってきていることもあり、最近は一般人にも人気が出てきているようです。

simfree_dac

↑ USB-DAC、大きいものから小さいものまで。

では、各SIMフリーで、センサーの中でも一番対応がマチマチな「電子コンパス」と、ほとんど対応していない「ジャイロ」、それに加えて「OTG(USBホスト機能)」の対応を見てみましょう!

名称 電子コンパス ジャイロ OTG(USBホスト機能)
arrows M02 ×
ZenFone 2 Laser ×
P8 Lite × ×
Liquid Z530 × × ×
Blade V6 × ×
gooのスマホ g03
gooのスマホ g02 × ×
SAMURAI 雅(MIYABI) × ×
Priori 3S LTE ×
Desire 626 × × ×
Motorola Moto G 3rd(3世代) × ×

電子コンパスに対応していないのは、Liquid Z530とDesire 626です。そのほかは全て対応しています。

OTG(USBホスト機能)に対応しているもは、ZenFone 2 Laserとgooのスマホg03、Priori 3S LTEです。

ジャイロに対応しているのは、arrows M02とgooのスマホ g03です。gooのスマホg03はワンランク上のSoCを使っているし、全体的にミッドレンジクラスとしてはワンランク上(ミットハイ)レベルとなっていますね。

まあ、センサーやOTGは、使う方次第かなというところでもあります(個人的には、付加価値的な存在だと思います)。なので、普段からこういったセンサーやOTGを使っていない方は、今後も使わない可能性のが方高いので、あまり深く考えなくてもよいかもしれません。

普段からマップで自分の向いている方向や、OTGでUSBメモリを挿したり、マウスを使ったりしている方は、対応している端末を選びましょう。(なお、ドコモなどのキャリアでスマホ購入、白ロムを購入の方は、大抵ハイスペック端末を使っているこことになるので、電子コンパスやジャイロ、OTGなど、全て対応している端末を使っている可能性が高いと思われます。)

以上、参考にしてみてください。

この記事は、シリーズとして展開していきます。
次回は、「ディスプレイ・最大/最小輝度・防水・防塵・おサイフケータイ編」です。

シリーズの目次 ↓

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