Xiaomi(シャオミ) Mi 11 Lite 5Gの「超広角カメラ」を試してきました。写真サンプルをアップしたので参考にどうぞ!
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの超広角カメラに関して
Mi 11 Lite 5Gは背面3眼カメラですが、広角、超広角、テレマクロの構成となっておりズームレンズはありません。
Mi 11 Lite 5Gの「超広角カメラ」スペックは下記の通り。
- イメージセンサー:Sony IMX355(1/4サイズ)
- 画素数:800万画素
- F値:2.2
- 画角:119度
- 固定フォーカス
Mi 11 Lite 5Gの超広角は、「写真」「夜景」「ビデオ」「ショートビデオ」「タイムラプス」で倍率を[0.6X]に変更することで利用できます。また、プロモードでは[LENS]の項目を[UW]にすることで超広角での撮影が可能です。
64MPで記録する「64M」や「ポートレート」では超広角は利用できません。
撮影条件など
画像サムネイルはリサイズされた画像になります。
サムネイルをタップ・クリックすると、原寸大の画像が表示されるので原寸大の画像で確認してみてください(データ容量が大きいのでモバイル回線を利用している方はご注意ください。Wi-Fi環境をおすすめします)。
今回撮影している写真は0.6倍(0.6X)での撮影、露出などは全てオートのみです(個人でいじっていない)。AIモード、HDRはオフ設定となります。
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの超広角カメラ写真サンプル
超広角とメインカメラ(広角)でカメラが違うことから、今回は両者で比較もしてみました。画素数が違いや固定フォーカス、F値の違いなどによる画質の違いやイメージセンサー、レンズの違いによる色の違いなどを確認してみたいと思います。
等倍で見てみると、超広角の0.6倍の方が画質は悪く全体的にボヤケた印象です。超広角は800万画素、メインカメラは6400万画素なのでこの差は必然ですね。
▲ こちらの比較では空の色が大幅に変わりました。また、超広角の方が若干暗めな印象です。
▲ こちらでも空の色が大幅にちがいます。両者では全体の色温度が異なる印象です。
▲ 超広角を等倍で見ると、川を超えた向こう側の木々が塗り絵状態ですね。また、建物なども形状を認識できるぐらいでしかありません。その反面、メインカメラで撮影したものは比較的ディティールが残ってますね。
▲ こちらも前回の比較とと同じような印象。また、超広角では手前の野球をしている人もほとんどボヤケてしまっています。
Xiami Mi 11 Lite 5Gの超広角カメラまとめ、レビュー評価は?
Xiami Mi 11 Lite 5Gの超広角カメラは800万画素ですが、個人的には思っていたよりも解像度が低く、実用レベルではないかな…というのが本音です。
ただ、これはMi 11 Lite 5Gだけがこのような解像度が低い写真になるということではなく800万画素の超広角カメラを積んでいるミッドハイレンジクラスの他のスマホでも同じようなもので、OPPO Reno5 Aも同じような感じでした…。
また、色味もメインカメラと超広角カメラで異なる場面もありました。できれば、メインカメラでも超広角カメラでも色味は合わせてほしいところですね。まあ、イメージセンサーが違うということで出てくる色味は違ってしまうのは致し方ないのかもしれませんが、Pixel 5a (5G)はしっかりと合わせてきている感じでした。
ミドルハイレンジクラスで超広角が現時点(2021年10月時点)一番よいのはPixel 5a (5G)でXiami Mi 11 Lite 5Gの800ま画素とは違い1600万画素のものを使っています。
超広角にこだわるならMi 11 Lite 5Gはおすすめしません。
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