Pixel 5a (5G)を購入したので、メリット、デメリットなどを記載しておきます。Pixel 5a (5G)を検討している人はぜひ参考にしてみてください!
Pixel 5a (5G)のメリット
- サクサクな動作感
- 持ちやすい横幅
- 電池持ちがよい
- eSIM対応
- カメラの画作りが上手い
大きめの筐体でも比較的持ちやすい
最近はスマホの大型化が標準となり、5インチ後半〜6インチ後半の端末が増えましたね。Pixel 5a(5G)も6.34インチと大きめです。
ただ、女性でも比較的持ちやすい印象で横幅は73.2mm、端末後ろ側がラウンド状になっているため持ちやすさ方。現在人気でかなり軽いMi 11 Lite 5Gとどっちがよいかと女性に持たせてみたところ、Pixel 5a(5G)を選んだ。重さも重要だが、やはり持ちやすさは重視したいところ。
とは言え、iPhone SEなどと比べたらデカいし、持ちにくいとは感じてしまう大きさです。
電池持ちは本当にいいぞ!びっくりするぐらいだぞ!
電池持ちに関しては噂には効いていたが本当に良くて驚きます。これならそれなりに使っても1日持つ人が多いのではないかな?同時期発売のミッドハイクラスのスマホの中では今のところ、一番よいと感じるました。
Snapdragon 765G搭載、動作感は良好
動作感はハイエンドから乗り換えるとワンテンポ遅く感じると思いますが、同じSnapdragon765GのOPPO Reno5 Aより少し 動作が軽いかなって印象が残りました。
ただ、ライバル機種となるMi 11 Lite 5Gはワンランク上のスペックであるSnapdragon 780Gを搭載しており、動作感はハイエンドとほとんど変わらないぐらいのパフォーマンス。Mi 11 Lite 5Gの方がよりサクサクヌルヌルしていると感じました。
まあ、比べないとわからないぐらいのレベルでしすが…
カメラはミッドハイレンジの中でもトップクラス
カメラをしばらく利用してみましたが、メインカメラはナチュラルテイストで見た目に近い色合いで画質はまずまず。夜景モードも他メーカーと比較しても一番良い結果でした。ミッドハイレンジの中でカメラの絵作りはトップクラスだと思います。
Pixel 5a (5G)の購入前に分かっているデメリット
- microSDは使えず
- リフレッシュレート90Hz非対応(60Hz)
- コスパがよく低価格と言ってる方が多いが、コスパがよいとは全く思わないし、安いとも思わない
- 顔認証がない
microSDが利用できず、Googleフォトの無制限アップロードもなし
Pixelシリーズの一番の難点はmicroSDが利用できないという点。ROMは128GBの容量があるので事足りるという人が多いと思いますが、写真などですぐに埋まってしまう人も多いかなと。
また、今回のPixel 5a (5G)からGoogleフォトの写真無制限アップが無くなってしまったので写真をよく撮る人は要注意です。
顔認証はなし
顔認証がないのはデメリットとしか言いようがありません。マスクを付けてる今の時代に顔認証しかないiPhone 13は…って感じですが、指紋認証の他に認証の方法として選択肢が多いことに越したことはないので残念ポイントだと思います。
Pixel 5a (5G)の購入後に分かったデメリット
- ディスプレイが黄色い(色の設定もできず…)
- 片手モードなし(Andorid12で機能搭載)
- 電源ボタンの位置が高すぎる
- Amazon Prime Video(アマプラ)でHD画質再生できない
ディスプレイ
ディスプレイは有機ELを搭載していますが、同じ有機ELのRedmi Note 10 ProやMi 11 Lite 5Gの方が断然よいです。
両機種と比べてPixel 5a (5G)かなり黄色寄りの発色。また、ディスプレイの色相を変えれるのは3パターンのみなので(ナチュラル、ブースト、自動)、色味の変更は実質できないと思っておきましょう。
正直、個人的にこのまま利用するには耐えられないレベルなので、「Screen Balance」というアプリで調整して利用しています。満足できるレベルには達していませんが、それでも尿ディスプレイはそれなりに改善できるのでそれでよしとしています。
まあ、筆者の場合、色々なスマホを毎日ローテーションで利用しているので色味の変化に気づきやすい環境です。Pixel 5a (5G)だけをずっと使い続けている人であれば、そんなに気にならないのかもしれません。
ボリュームボタンと電源ボタン
Pixelシリーズ共通しているのは電源ボタンが上部、ボリュームボタンが下部になっています。
これにより、電源ボタンの位置が高いと感じる人は多いのではと思います。
大抵のAndroidの機種では上部にボリュームボタン、下部に電源ボタンの配置になっていることが多いので、この配置に違和感を覚える人もいるのではないでしょうか。
筆者はこの配置に全く慣れず….そのうち慣れるのかなとは思いますが…なぜこの配置なのか疑問です。
Amazon Prime Video(アマプラ)がHD画質再生できない
Andoroidシリーズの大本であるGoolgeが開発したPixelシリーズであるにも関わらず、Amazon Prime Video(以下、アマプラ)がHD画質で再生できない点は残念すぎます…。
最近、PixelシリーズではHD画質で再生できないという噂は聞いていました。まあ、これはアマプラ側の問題なので致し方ないですが、Nexus 6PでHD画質再生ができるので最新機種のPixel 5a (5G)では問題ないだ:ろうと完全に思い込んでいた…。これはよく確認するべきでした…。
Pixel 5a (5G)のカメラ、写真に関して
ミッドハイレンジクラスのスマホを検討する上でカメラを重要視しているなら、Pixel 5a (5G)は最有力候補となるでしょう。
ポイントをあげてみました。
ポイント!
- 評判がよいのは絵の出方がナチュラルだからか、色再現、明るさの度合い適正な場合が多い
- オート(写真)モードでRAW撮影ができる
- ポートレート、夜景モードが秀逸
- シャープネス強めで少しノイズが多めの絵を出してくることもあった
- 画像解像度が高いわけではない
写真に関しては、思っていたよりも満足度が高いですが、「ハイエンド機種と比べてどうなの?ハイエンドレベルではないよね…」と言うのが正直な感想です。ただ、ミッドハイレンジクラスのスマホの中ではトップクラスといえます。
特にイメージセンサーはPixel3から代わり映えのないSony IMX363を利用していると思われ、画質的にものすごく良い解像度とは言い難い…。
それでも満足度が高い理由は、絵作りがナチュラルテイストで見た目に近い自然な感じでの描画が多く、絵作りがとてもうまいです。
最近では彩度を上げて明るする「映える写真」になる機種が多いですよね。特に中国メーカーのものはその傾向が強く、それらとは逆の方向性の絵作りなのがPixel 5a (5G)です。これがPixel 5a (5G)のカメラの最大のメリットだと思います。
あと、ポートレートモードは他社のポートレートモードよりもボケる部分とボケない部分の境目判定が優秀。夜景モードもミッドハイレンジではトップレベルでよいです。
その他に、Pixel 5a (5G)にはオート撮影(カメラ)モードしかなく、プロモード(プロフェッショナルモード)といった、自分でISOや露出を設定できるモードはないが、このカメラモードでRAW撮影できるのが大きなメリットです。
他社メーカーの場合、大抵はプロモードでしたRAW書き出しができなかったり、ミッドレンジクラスだとRAW自体対応していない機種も多いのが現状です。
Pixel 5a (5G)の動画は「4K60FPS」対応がメリットだけど…
- 動画撮影で手ブレ補正をアクティブにするとかなり強力だが、ノイズがかなり増える。ノイズが多すぎるので使う時は限られる。
- ミッドハイレンジスマホであるのに、4K60PFSが選択可能。ただし、利用していて途中で撮影が止まる(温度上昇のため)。
- 4K60PFSの場合、0.6倍(超広角)は選択できない。(1倍・2倍のみ)
4K60FPSの動画が途中で途切れる件は、端末を触ってみると異常なほど熱いかというとそうではなく…。
まあ、たしかに熱いけど、「これぐらいの熱さはどの端末でも起こるでしょ?」というレベルで動画が止まってしまうことが多かったです。
止まる時の条件が個人的にまだあまり定まっていないが、5〜6分で止まることが多い印象。3分で止まる時もあれば、9分ぐらいで止まる時もあった…。これだけ不安定だと使えないな…というのが本音です。
4K30FPSの場合、安定して撮影可能で20分以上の撮影も全く問題ありませんでした。
ミッドハイレンジクラスのスマホの場合、どの機種も4Kの上限は30FPSが多いので「4K60FPS」はかなり魅力的。tだ、実際は使えたレベルではないのが残念ポイント。今後アップデートで直るのかな?
動画に関しては後日詳細レビュー予定。
Pixel 5a (5G)はコスパがよい?安い?いやいや、至って普通です
Pixel 5a (5G)がコスパがよく、値段も安いという人が結構います。まず値段は安くはないです。むしろミドルハイレンジのスマホとしては高い方。
2021年10月現在、OPPO Reno5 Aは約3.5万、Mi 11 Lite 5Gは約4.1万で販売されていることを考えると、約5.2万のPixel 5a (5G)は割高感しかありません。これに伴いコスパの良さも全く感じられないです…。
個人的には、ミドルハイレンジクラスでPixel 5a (5G)のコスパは至って普通としか言えない…。
コスパがよい、安いと言っている人たちはただ単に今まで10万円超えのハイエンドクラスのスマホを使ってきたのではないだろうかと推測してしまいます。そこから(スペックを落としておかげで)安くなって、コスパがよいといっているようにしか思えないのですが、どうなんでしょうか….。
まあ、確実なのが「コスパはよくないし、安くもない」ってことです。このクラスでコスパがよいと感じるのは、OPPO Reno5 AやMi 11 Lite 5G。また、キャリア端末の白ロムでGalaxy A51が約2.5万前後(2021年10月現在)と、Pixel 5a (5G)の半額です。それぞれの機種で特徴などは違いますが、それでもPixel 5a (5G)が安いという印象はありません。
たしかにスペックだけでは分からない良さがPixel 5a (5G)にはありますが、実際に利用してみてもコスパがよいとは全く思えませんでした。
素のAndoridは使いやすいのか?
AOSP(Android Open Source Project)版のAndroid、すなわち素のAndoridが使いやすいのかどうかという点はPixelシリーズを語る上で重要な要素です。
個人的には「便利さが乏しい」と思っています…。各メーカーは独自UIや機能を付ける理由は、素のAndroidよりも便利に利用しやすくするためです。個人的には色々な機能が付いている方が便利で使いやすい。
例えば、各メーカー独自のOSは、片手モード(素のAndoridでも12で搭載予定)やディスプレイの色味変更ができたり、最近はジェスチャーを利用する人も多いと思うので不要になりつつあるシステムナビゲーションボタンの配置をかえれてたり、ツインアプリなど、素のAndoroidよりもより使いやすくしている部分が多いといえます。
「そんな余計な機能はいらん!」というのも一つの意見だし、素のAndoridがよいか、カスタムされたメーカー独自のOSがよいかは人それぞれ。
筆者はカスタムの方が好きですが、素のAndoridがよい人にはPixelシリーズしかない(モトローラーもほとんど素のAndoroidに近いですが、全くカスタムしていないわけではない)ので、オススメします。
Pixel 5a (5G)の評価、感想など
個人的にPixel 5a (5G)はおすすめという人と駄目だったという人で意見が分かれるところだなというのが本音。
Pixel 5a (5G)のライバルとなる機種は、OPPO Reno5 A、Mi 11 Lite 5Gあたりがスペック的にも似ていてこのあたりとどれにするか悩むところだと思います。
筆者はその中でどれを選ぶかというとOPPO Reno5 A。残念ながらPixel 5a (5G)と比較しても優位な点が多く、コストパフォーマンスの点でもOPPO Reno5 Aの方がよいと感じました。(Mi 11 Lite 5Gはカタログスペックこそよいのですが、利用してみるとちょっとした不具合などが多く総合的には満足度が低めでした。)
しかし、Pixel5a (5G)も捨てがたい…。最低3年間のOSアップデートとセキュリティアップデートを提供するというメリット、ミッドハイレンジクラスの中ではカメラの画作りがよい。電池もちもよい。
電池もちを重視したり、カメラの絵作りが自分に合っているなら間違いなくPixel 5a (5G)は買いだなと思います。
残念なのは他のミッドハイクラスと差異になる4K60FPSの動画撮影が途中で途切れてしまうのは本当に残念…。
各項目の詳細レビューは後日するかも…。
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