
サムスン電子は「Galaxy A36 5G」を6月26日に発売。
ミドルレンジのスマホの中でも5Gのn79対応やOSアップデート・セキュリティアップデートの長期間サポートなど、さすがサムスンという印象です。
この記事ではGalaxy A36 5Gのスペックや特徴に加え、どこが安いのかをまとめてみました。

2025年8月1日からSamsung公式ストア 楽天市場店がグランドオープンし、Galaxy A36 5Gもポイント還元を含めると一番安く購入できそうです。楽天市場店でもサムスン電子の公式ストア となるので保証の面でも万全です。
Galaxy A36 5Gのスペック一覧

項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2025年6月26日 |
価格 | 5万490円(オープンマーケット版) 6万2590円(ドコモ) |
OS | One UI 7 (Android 15ベース) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3 オクタコア 2.4GHz+1.8GHz |
GPU | Adreno 710 |
内蔵メモリ(RAM) | 6GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 128GB |
外部メモリ | 非対応 |
SIMカードスロット | nanoSIM+eSIM / デュアルeSIM |
ディスプレイ | 約6.7インチ FHD+ Super AMOLED(有機EL) Corning Gorilla Glass Victus+ |
画面解像度 | 2,340×1,080 |
最大輝度 | 1,200nits |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 / F1.8 / OIS 超広角:800万 / F2.2 マクロ:500万画素 / F2.4 |
インカメラ | 1,200万画素 F2.2 |
対応周波数 | 5G:n1/3/5/28/40/41/77/78/79 4G:1/2/3/5/8/12/18/19/21/26/28/66/38〜42, 3G:1/5 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz+5GHz, HE80, MIMO, 1024-QAM |
Bluetoothバージョン | Ver.5.4 |
Bluetoothオーディオコーデック | 非公表 |
位置情報 | GPS / GLONASS / Beidou / Galileo / QZSS |
USBポート | USB Type-C (USB 2.0) |
センサー | 加速度センサー/ 指紋センサー / ジャイロセンサー / 地磁気センサー / 照度センサー / バーチャル近接センシング |
サウンドシステム | ステレオ対応 |
イヤホンジャック | 非搭載 |
防水 / 防塵機能 | IP68 |
カバーガラス | Corning Gorilla Glass Victus + |
NFC | 対応 |
FeliCa / おサイフケータイ | 対応 |
電池容量 | 5,000mAh |
急速充電 | 最大45W |
サイズ(W×H×D) | 162.9 × 78.2 × 7.4mm |
重量 | 195g |
OSアップデート期間 | 6回 |
セキュリティアップデート期間 | 6年間 |
カラー | オーサム ブラック オーサム ホワイト オーサム ラベンダー オーサム ライム |
本体付属品 | SIM取り出しツール、クイックスタートガイド |
Galaxy A36 5Gの特徴など




ミドルレンジな端末

Galaxy A36 5GのSoCは「Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3」を採用。Antutuスコアでは約71万前後の模様で、ミドルレンジのスペックとなっています。
通常UIの動作はかなり快適にできるレベルで、軽度のゲームなども難なくこなすぐらいのスペックと言えそうです。
ここ最近発売されたミドルレンジ~ミドルハイなスマホは下記の通り。
ミドルレンジの「SoC、Antutuスコア」一覧表 ↓
名称 | SoC | 参考Antutuスコア | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|
Nothing CMF Phone 2 Pro | MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G | 約71万 | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
motorola moto g66j 5G | MediaTek Dimensity 7060 | 約50万 | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
OPPO Reno13 A | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 | 約60万 | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
Galaxy A36 5G | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3 | 約62万 | 2025年6月26日 | 5万490円 |
nothing phone (3a) | Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 | 約78万 | 2025年4月15日 | 5万4800円~ |
Xiaomi POCO M7 Pro 5G | MediaTek Dimensity 7025-Ultra | 約46万 | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | MediaTek Dimensity 7300-Ultra | 約68万 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
直近でのライバル機種としては、OPPO Reno13 Aというところでしょうか。
Snapdragon 6シリーズは Gen 1 → Gen 3 → Gen 4となっており、Snapdragon 6 Gen 2は存在しません。
また、Snapdragon 6 Gen1から Gen 3は大幅な違いがあるわけでなく、Gen 1の強化版という印象のSoCです。ただ、性能としてはCPUのクロック数が向上し性能は約10%アップ、GPUは約30%、AIは約20%の性能向上とのことです。また、メモリ帯域も強化され、全体的にミドルレンジでもより快適な体験や幅広い機能強化がなされています。
メモリは6GBと少なめ
Galaxy A36 5Gではメモリが6GB搭載となっており、ミドルレンジのスマホとしては少なめです。
ミドルクラスのストレージ、メモリ一覧(2025年発売)↓
名称 | ステレージ容量 | ストレージ規格 | メモリ容量 | メモリ規格 | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|---|---|
Nothing CMF Phone 2 Pro | 128GB 256GB | 公表なし | 8GB | 公表なし | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
motorola moto g66j 5G | 128GB | 公表なし | 8GB | 公表なし | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
OPPO Reno13 A | 128GB | LPDDR4X | 8GB | UFS 3.1 | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
Galaxy A36 5G | 128GB | 公表なし | 6GB | 公表なし | 2025年6月26日 | 5万490円 |
Nothing Phone (3a) | 128GB 256GB | 公表なし | 8GB 12GB | 公表なし | 2025年4月15日 | 5万4800円 |
Xiaomi POCO M7 Pro 5G | 256GB | LPDDR4X | 8GB | UFS2.2 | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | 256GB 512GB | LPDDR4X | 8GB 12GB | UFS2.2 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
現状6GBでも不満なく利用できると思いますが、長期利用することを考慮すれば8GBは欲しかったところですね…。
最大輝度は1200nit
ディスプレイ周りで弱いなと感じたのは最大輝度が1200nitとなっている点。晴天時の野外では見にくいと思われます。
ミドルレンジの「ディスプレイ周り」一覧表 ↓
名称 | ディスプレイ | 解像度 | PPI | リフレッシュレート( 最大/ Hz) | 最大輝度(nit) | カバーガラス | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Nothing CMF Phone 2 Pro | 約6.77インチ フレキシブル AMOLED(有機EL) | 2392×1080 FHD+ | 387 | 120 | 3000 | 公表なし | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
motorola moto g66j 5G | 約6.7インチ LCD | 2400×1080 FHD+ | 391 | 120 | 公表なし | Gorilla Glass 7i | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
OPPO Reno13 A | 約6.7インチ AMOLED(有機EL) | 2400×1080 FHD+ | 391 | 120 | 1200 | Dragontrail STAR2 | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
Galaxy A36 5G | 6.5インチ Super AMOLED(有機EL) | 2340 x 1080 FHD+ | 385 | 120 | 1200 | Gorilla Glass Victus + | 2025年6月26日 | 5万490円 |
nothing phone (3a) | 6.77インチ フレキシブルAMOLED(有機EL) | 2392 × 1080 FHD+ | 387 | 120 | 3000 | 公表なし | 2025年4月15日 | 5万4800円~ |
Xiaomi POCO M7 Pro 5G | 6.67インチ AMOLED(有機EL) | 2400 × 1080 FHD+ | 394 | 120 | 2100 | Gorilla Glass 5 | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | 6.67インチ CrystalRes AMOLED | 2712×1220 1.5K解像度 | 446 | 120 | 3000 | Gorilla Glass Victus 2 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
カメラは平均的なスペック

ミドルレンジクラスの端末としては可も不可もなくという印象で特筆することはありません…。
- 広角:5,000万画素 / F1.8 / OIS
- 超広角:800万 / F2.2
- マクロ:500万画素 / F2.4
ミドルレンジの「カメラ・レンズ」一覧表 ↓
名称 | 広角 | 超広角 | マクロ/深度 | 望遠 | インカメラ | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Nothing CMF Phone 2 Pro | 5000万画素 F1.88 1/1.57インチ | 800万画素 1/4インチ 画角119.5° | なし | 5000万画素 F2.88 1/2.88インチ 2倍光学ズーム 20倍デジタルズーム | 1600万画素 1/3インチ | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
motorola moto g66j 5G | 5000万画素 F1.8 Sony LYTIA 600 | 800万画素 F2.2 | なし | なし | 3200万画素 F2.2 | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
OPPO Reno13 A | 5000万画素F1.8 OIS | 800万画素 F2.2 画角112° | 200万画素 F2.4 | なし | 3200万画素 F2.2 | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
Galaxy A36 5G | 5000万画素F1.8 OIS | 800万画素 F2.2 | 500万画素 F2.4 | なし | 1,200万画素 F2.2 | 2025年6月26日 | 5万490円 |
nothing phone (3a) | 5,000万画素F1.88 OIS&EIS 1/1.57インチ | 800万画素 F2.2 1/4インチ 視野角120° | 5,000万画素F2.0 1/2.75インチ光学2倍 センサー内4倍 ウルトラズーム30倍 | 3200万画素 F2.2 1/3.44インチ | 2025年4月15日 | 5万4800円~ | |
Xiaomi POCO M7 Pro 5G | 5000万画素 1/1.95インチ F1.5 OIS Sony IMX882 | なし | 被写界深度200万画素 F2.4 | なし | 2000万画素 F2.2 | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | 2億画素 1/1.4インチ F1.65 OIS | 800万画素 F2.2 | 200万画素 F2.4 | なし | 2000万画素 F2.2 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
防水・防塵、カバーガラス

防水・防塵はIP68となっており、カバーガラスには「Corning Gorilla Glass Victus +」を採用しています。
ミドルクラスの「防水・防塵、カバーガラス」一覧表↓
名称 | 防水・防塵 | その他 | カバーガラス | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|---|
Nothing CMF Phone 2 Pro | IP54 | 公表なし | 2025年7月24日 | 4万2800円~ | |
motorola moto g66j 5G | IP68/IP69 | MIL-STD-810H準拠 | Gorilla Glass 7i | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
OPPO Reno13 A | IP68 / IP69 | MIL規格準拠 | AGC Dragontrail STAR2 | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
Galaxy A36 5G | IP68 | Gorilla Glass Victus + | 2025年6月26日 | 5万490円 | |
Xiaomi POCO M7 Pro 5G | IPX6 / IP4X | Gorilla Glass 5 | 2025年4月3日 | 3万2980円 | |
Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | IP68 | Gorilla Glass Victus 2 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
5Gのn79に対応
ミドルレンジクラスのスマホでほとんど対応されていない5Gのn79に対応しています。
ミドルレンジの「5Gの周波数」一覧表↓
名称 | n79対応 | 備考 | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|
Nothing CMF Phone 2 Pro | ✕ | 2025年7月24日 | 4万2800円~ | |
motorola moto g66j 5G | ✕ | 2025年7月10日 | 3万4800円 | |
OPPO Reno13 A | ✕ | 2025年6月26日 | 4万8800円 | |
Galaxy A36 5G | ◯ | 2025年6月26日 | 5万490円 | |
nothing phone (3a) | ✕ | 2025年4月15日 | 5万4800円~ | |
Xiaomi POCO M7 Pro 5G | ✕ | 2025年4月3日 | 3万2980円 | |
Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | ✕ | 2025年3月22日 | 4万5980円~ | |
AQUOS sense9 | ◯ | 2024年11月7日 | 6万940円~ |
n79非対応の端末は多く存在するというよりも、ミドルレンジでは全滅に近いほどどの端末も対応していません…。
n79(4.5GHz帯)はドコモで広く使われている周波数なので対応しているに越したことはありませんが、無くても困り果てることはないかなと(他の周波数や4G落ちになる)は思います。が、ドコモで5Gをフル活用したければ対応している端末を選びましょう。
また、キャリアアグリゲーションなどの恩恵も受けれなくなるため、やはりあるに越したことはないかなと 思います。
Galaxy A36 5Gではn79対応なのがメリットの1つと言えそうです。

OSアップデート・セキュリティアップデートが素晴らしい
OSアップデートは6回、セキュリティアップデート期間は6年となっており、ミドルレンジクラスのスマホとしては素晴らしいですね。最高峰です。
ミドルレンジ端末の「OSアップデート・セキュリティアップデート」期間まとめ ↓
機種 | OSアップデート | セキュリティアップデート | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|
Nothing CMF Phone 2 Pro | 3年 | 6年 | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
motorola moto g66j 5G | 1回? | 3年?または4年? (リンク先に詳しく記載) | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
OPPO Reno13 A | 公表なし | 公表なし | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
Galaxy A36 5G | 6回 | 6年 | 2025年6月26日 | 5万490円 |
nothing phone (3a) | 3年 | 6年 | 2025年4月15日 | 5万4800円~ |
Xiaomi POCO M7 Pro 5G | 公表なし | 公表なし | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | 最大3回 | 4年 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
スマホ検討の際にOSアップデート・セキュリティアップデートを最優先させる人にはかなりおすすめできます。Pixelシリーズは両方とも7年の保証なのでそこには及ばないものの、ミドルレンジで6回・6年は素晴らしいとしか言いようがありません。
Galaxy A36 5Gのスペック・特徴まとめ

- 5Gのn79に対応
- OSアップデートが6回、セキュリティアップデートは6年と長期間サポート
Galaxy A36 5Gの良い点は他のミドルレンジではほとんど対応していない5Gのn79に対応していること。ほとんどのミドルレンジで対応していないのでドコモユーザー(ドコモ系の格安SIMで運用)だとこれはかなり良いポイントでしょう。
また、OSアップデートが6回、セキュリティアップデートは6年の長期間サポート素晴らしすぎる!今どきの端末は4年ぐらいは平気で利用できるので長期間OSアップデート、セキュリティアップデートがサポートされているのは嬉しいですね。
- ミドルレンジでは価格が高めの5万490円
- メモリが6GB
- 最大輝度が1200nit
デメリットとしてはミドルレンジとしては価格が高めな設定になっていること、メモリが6GB、最大輝度が1200nitというところでしょう。
価格はミドルレンジとしてはトップクラスに高いですが、その分OSアップデートやセキュリティアップデートが長期間サポートされるので個人的には納得できるのですが、人によっては高くて検討する余地なしとなるかなと思います。
後、メモリが6GBなのでOSアップデートが6回あっても、果たして安定して利用できるのか…という将来性に不安があります。最低でも8GBだったら良かったのに…
結論からすると、OSアップデートやセキュリティアップデートを重視する方、galaxyブランドなのでAシリーズであっても一定の安定感があり、ブランド力を重視する方などにおすすめと言えそうです。
Galaxy A36 5Gはどこが安いか?
Galaxy A36 5Gは公式サイト(Samsung公式ストア 楽天市場店)、Amazon、ドコモなどで販売されています。

2025年8月1日からSamsung公式ストア 楽天市場店がグランドオープンし、Galaxy A36 5Gもポイント還元を含めると一番安く購入できそうです。楽天市場店でもサムスン電子の公式ストア となるので保証の面でも万全です。
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