
motorola(モトローラー)は「モトローラ moto g66j 5G」を2025年7月8日に発売開始。この記事ではスペックや特徴を紹介していきたいと思います。
またソフトバンク専売モデルとして「moto g66y 5G」も発売となりましたが、若干仕様が異なっており、こちらにも言及していきたいと思います。
moto g66j 5Gはミドルローレンジのスマホで、価格は3万4800円となっています。
- 現在、情報はありません。
moto g66j 5Gのセール・キャンペーン情報はこちらの記事に詳しく掲載しています ↓

では、カタログスペック絡みていきましょう。
moto g66j 5Gのスペック一覧

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年7月10日 |
| 価格 | 3万4800円 |
| OS | Android 15 |
| SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 7060 2 x Cortex-A78:2.6 GHz 6 x Cortex-A55: 2.0 GHz |
| GPU | Mali-G68 MP4 |
| 内蔵メモリ(RAM) | 8GB(RAMブーストで最大16GB拡張可能) ソフトバンク版 moto g66y 5gではメモリ4GB |
| 内蔵ストレージ(ROM) | 128GB |
| 外部メモリ | microSD(最大2TB) |
| SIMカードスロット | nanoSIM x 1 |
| ディスプレイ | 約6.7インチ LCD(液晶ディスプレイ) |
| 画面解像度 | 2400 × 1080|FHD+ |
| 最大輝度 | 1000nit |
| リフレッシュレート | 120Hz |
| アウトカメラ(広角/メイン) | 5000万画素|F.18|PDAF|LYTIA 600 OISは非搭載 |
| アウトカメラ(超広角) | 800万画素|F2.2 |
| アウトカメラ(望遠) | 非搭載 |
| アウトカメラ(マクロ/深度) | 非搭載 |
| インカメラ | 3200万画素|F2.2 |
| 対応周波数 | 5G:n1/n3/n28/n41/n77/n78 4G:B1/B2/B3/B4/B5/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B41/B42 3G : W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac |
| Bluetoothバージョン | 5.3 |
| Bluetoothオーディオコーデック | 非公表 |
| 位置情報 | GPS|A-GPS|GLONASS|Galileo|QZSS|Beidou |
| USBポート | USB Type-C(USB 2.0, OTG対応) |
| センサー | 加速度計|近接|環境照度|ジャイロ|eコンパス |
| サウンドシステム | ステレオスピーカー|Dolby Atmos |
| イヤホンジャック | 3.5mm |
| 防水 / 防塵機能 | IP68/IP69、MIL-STD-810H準拠 |
| カバーガラス | Gorilla Glass 7i |
| NFC | 対応 |
| FeliCa/おサイフケータイ | 対応 |
| 生体認証 | 指紋認証|顔認証 |
| 電池容量 | 5200mAh |
| 急速充電 | 30W|充電器の付属なし |
| サイズ(W×H×D) | 76.26 x 165.75 × 8.5 mm |
| 重量 | 約200g |
| OSアップデート期間 | 下記参照 |
| セキュリティアップデート期間 | 下記参照 |
| カラー | ディルグリーン、グレーミスト、ブラックオイスター |
| 本体付属品 | カバー、SIM取り出しピン |



カラーはディルグリーン、グレーミスト、ブラックオイスターの3種類。

背面デザインはエンボス加工されており、ミドルレンジクラスの端末としては高級感ある外観となっています。
moto g66j 5Gの特徴は?
正直、特にこれといった特徴は乏しい印象ですが、欠点らしい欠点もないかなと感じました。
SoCはミドルローレンジ(ミドルレンジでもエントリークラス寄り)

moto g66j 5GのSoCは「MediaTek Dimensity 7060」を搭載。スコア指標の1つであるAnTuTuで約450,000~550,000スコアなのでスペック的にはローエンド~ミドルレンジ帯で、ミドルレンジでもエントリークラス寄り、ミドルローが妥当なところです。
| 名称 | SoC | 参考Antutuスコア(V10) | スペック性能 | 発売日 | 定価 | 最安値(実質価格含) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AQOUS sense10 | Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 | 約78万 | ミドル | 2025年11月13日 | 6万2700円~ | |
| Nothing CMF Phone 2 Pro | MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G | 約71万 | ミドル | 2025年7月24日 | 4万2800円~ | |
| motorola moto g66j 5G | MediaTek Dimensity 7060 | 約47万 | ミドルロー | 2025年7月10日 | 3万4800円 | 約2万2000円前後 |
| Xiaomi POCO F7 ※ | Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4 | 約180万 | 准ハイエンド | 2025年7月8日 | 5万4980円~ | 4万8980円~+ポイント還元 |
| OPPO Reno13 A | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 | 約60万 | ミドル | 2025年6月26日 | 4万8800円 | 約3万3000円 |
| Galaxy A36 5G | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3 | 約62万 | ミドル | 2025年6月26日 | 5万490円 | |
| nothing Phone (3a) | Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 | 約78万 | ミドル | 2025年4月15日 | 5万4800円~ | 安くならず |
| Xiaomi POCO M7 Pro 5G | MediaTek Dimensity 7025-Ultra | 約46万 | ミドルロー | 2025年4月3日 | 3万2980円 | 2万4980円+ポイント還元 |
| Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | MediaTek Dimensity 7300-Ultra | 約68万 | ミドル | 2025年3月22日 | 4万5980円~ | |
| Xiaomi POCO X7 Pro ※ | MediaTek Dimensity 8400-Ultra | 約150万 | 準ハイエンド | 2025年2月12日 | 4万9980円~ | 3万3980円+ポイント還元 |
※Xiaomi POCO F7、POCO X7 Proはミドルハイ~准ハイエンドレベル(価格がミドルレンジなのでこちらにも記載)
Antutuスコアの目安(2025年現在)
- 200万点以上:フラッグシップ、ハイエンド
- 150万~200万:準ハイエンドクラス
- 100万~150万:上位ミドルレンジ・ミドルハイ(普段使い以上の快適さを求める層向け)。
- 50万~100万:ミドルレンジ
- ~50万:エントリークラス、ローエンド
カメラはミドルレンジ水準。ただ、インカメラは3200万画素と良さげ
ミドルレンジクラスのスマホでも最近はメインカメラである広角が5000万画素が標準となってきています。moto g66j 5Gも5000万画素です。特にずば抜けてカメラ性能が良いというわけではないですが、インカメラは3200万画素とミドルレンジでは優秀な印象です。
| 名称 | 広角 | 超広角 | マクロ/深度 | 望遠 | インカメラ | 発売日 | 定価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| AQOUS sense10 | 5030万画素|F1.9|1/1.55センサー|焦点距離23mm|電子式手ブレ補正/光学式手ブレ補正 | 5030万画素|F2.2|1/2.5インチ|視野角120°|焦点距離13mm|電子式手ブレ補正 | なし | なし | 3200万画素|F2.2|広角80°|焦点距離25mm|電子式手ブレ補正 | 2025年11月13日 | 6万2700円~ |
| Nothing CMF Phone 2 Pro | 5000万画素|F1.88|1/1.57インチ | 800万画素|1/4インチ|画角119.5° | なし | 5000万画素 F2.88 1/2.88インチ 2倍光学ズーム/20倍デジタルズーム | 1600万画素|1/3インチ | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
| motorola moto g66j 5G | 5000万画素|F1.8|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|F2.2 | なし | なし | 3200万画素 |F2.2 | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
| Xiaomi POCO F7 ※ | 5000万画素|26mm|F1.5|OIS|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|OV08F | なし | なし | 2000万画素|F2.2|OV20B | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
| OPPO Reno13 A | 5000万画素|F1.8|OIS|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|F2.2|画角112° | 200万画素|F2.4 | なし | 3200万画素|F2.2 | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
| Galaxy A36 5G | 5000万画素|F1.8|OIS | 800万画素 |F2.2 | 500万画素|F2.4 | なし | 1200万画素|F2.2 | 2025年6月26日 | 5万490円 |
| nothing phone (3a) | 5000万画素|F1.88|OIS&EIS|1/1.57インチ | 800万画素|F2.2|1/4インチ|視野角120° | 5,000万画素F2.0 1/2.75インチ光学2倍 センサー内4倍 / ウルトラズーム30倍 | 3200万画素|F2.2|1/3.44インチ | 2025年4月15日 | 5万4800円~ | |
| Xiaomi POCO M7 Pro 5G | 5000万画素|F1.5|OIS |1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | なし | 被写界深|200万画素|F2.4 | なし | 2000万画素|F2.2 | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
| Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | 2億画素|1/1.4インチ |F1.65|OIS | 800万画素|F2.2 | 200万画素|F2.4 | なし | 2000万画素|F2.2 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
※ POCO F7はSoC性能が準ハイエンド相当のスマホですが価格がミドルレンジ帯なので、こちらにも記載しています。
OSアップデート、セキュリティアップデート(セキュリティパッチ)期間は?
モトローラーの公式サイトでOSアップデート、セキュリティアップデート(セキュリティパッチ)期間の記載があるのですが、複数箇所に記載があり内容が異なっています。なのでどちらが正しいのかイマイチはっきりしません…。

上記ではg66 5Gのアップグレード回数が1回、セキュリティアップグレード終了期間は2028年5月となっています。

こちらはセキュリティアップグレードの確認ページですが、こちらではセキュリティアップデートの終了は2029年5月末となっています。
まとめると、
- OSアップデートは1回が濃厚
- セキュリティアップグレードは2028年5月(約3年)までか2029年5月(約4年)までのどちらか
ということになります。
| 機種 | OSアップデート | セキュリティアップデート | 発売日 | 定価 |
|---|---|---|---|---|
| AQOUS sense10 | 最大3回 | 5年 | 2025年11月13日 | 6万2700円~ |
| Nothing CMF Phone 2 Pro | 3年 | 6年 | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
| motorola moto g66j 5G | 1回? | 3年?または4年? (リンク先に詳しく記載) | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
| Xiaomi POCO F7 ※ | 4回 | 6年 | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
| OPPO Reno13 A | 2回 | 3年 | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
| Galaxy A36 5G | 6回 | 6年 | 2025年6月26日 | 5万490円 |
| nothing phone (3a) | 3年 | 6年 | 2025年4月15日 | 5万4800円~ |
| Xiaomi POCO M7 Pro 5G | 公表なし | 公表なし | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
| Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | 最大3回 | 4年 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
| Xiaomi POCO X7 Pro ※ | 非公表(噂:3年) | 4年 | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |
※Xiaomi POCO F7、POCO X7 Proはミドルハイ~准ハイエンドレベル(価格がミドルレンジなのでこちらにも記載)
モトローラーの低価格帯(廉価版、エントリークラス)・ミドルレンジクラスのスマホは、OSアップデートやセキュリティアップデート状況は今までかなり最悪レベルでした。
なので、個人的にはOSアップデートやセキュリティアップデートを求める人にモトローラーの端末はおすすめしません。
ただ、moto g66j 5Gでは最低でもセキュリティアップグレードが3年はある模様です。OSアップデートは1回だけのようなのでこれは少ない印象です。
2025年7月時点でミドルレンジ機種でOSアップデート・セキュリティを気にする人はOSアップデートが3年、セキュリティアップデートが6年のNothing CMF Phone 2 Proがオススメと言えそうです。
IP68/IP69対応、MIL-STD-810Hに準拠

防水 / 防塵はIP68 / IP69、MIL-STD-810H(米国国防総省が定める環境試験規格)に準拠、Corning Gorilla Glass 7iを使用など高い耐久性を実現しています。
周波数はドコモ利用は少し注意。5Gはn79、4GはB21に非対応
5Gの周波数帯はほぼ国内キャリアのものに対応していますが、n79のみ非対応となっています。ドコモの5Gがn79を使用しています。また、4G/LTEのB21にも非対応となっています。
ミドルレンジの「5G・4G/LTE 周波数」比較表
| 名称 | 5G:n79 | 4G:B21 | 発売日 | 定価 |
|---|---|---|---|---|
| AQOUS sense10 | ◯ | ◯ | 2025年11月13日 | 6万2700円~ |
| Xperia 10 VII | ◯ | ◯ | 2025年10月9日 | 7万4800円 |
| Nothing CMF Phone 2 Pro | ✕ | ✕ | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
| motorola moto g66j 5G | ✕ | ✕ | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
| OPPO Reno13 A | ✕ | ✕ | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
| Galaxy A36 5G | ◯ | ◯ | 2025年6月26日 | 5万490円 |
| nothing phone (3a) | ✕ | ✕ | 2025年4月15日 | 5万4800円~ |
| Xiaomi POCO M7 Pro 5G | ✕ | ✕ | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
| Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | ✕ | ✕ | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
| AQUOS sense9 | ◯ | ◯ | 2024年11月7日 | 6万940円~ |
| arrows We2 | ◯ | ◯ | 2024年8月16日 | 3万6100円 |
※1 5Gのn79、n257、4GのBand21以外は国内キャリアに対応
※2 n257以外は対応
n79非対応の端末は多く存在するというよりも、海外企業のミドルレンジスマホではサムスン電子しかありません。
国内企業のシャープ(現在は台湾のフォックスコン子会社)やFCNT合同会社(富士通 → FCNT株式会社 → 民事再生法を適用 → レノボ傘下でFCNT合同会社)などはしっかりと日本の仕様に合わせた周波数に設定されています。
5Gのn79、4GのBand21って必要なのか?
5Gのn79(4.5GHz帯)はドコモで広く使われている周波数なので、対応しているに越したことはありません。無くても困り果てることはないと言われていますが、ドコモば5Gエリア構築のメインとしているのでドコモで5Gをフル活用したければ対応している端末を選びましょう。
また、キャリアアグリゲーション(n78+n79)などの恩恵も受けれなくなるため、やはりあるに越したことはないかなと 思います。
ちなみにそこそこの都心部に住んでいる筆者の周りではn79を掴むことが多々あたるので、ドコモを利用するならn79に対応していた方が良いと考えています。ちなみに4GのBand21もよく掴みます。


5Gのn79や4GのBand21をないがしろにしているメーカーやそのような記載をしているブログなどを見かけますが、自分の環境などと照らし合わせながら検討するのが吉でしょう。
ソフトバンク版のmoto 66y 5Gはメモリが4GBに…
moto g66j 5Gにはソフトバンク版である「moto g66y 5G」というモデルがあり、こちらはメモリ容量が4GBと少なくなっています。個人的にはエントリークラスであってもメモリは4GBは少し心もとない.いので、ソフトバンク版は避けた方が無難だと思います。
【情報更新】ソフトバンク版 moto g66y 5GにはOIS搭載? → OIS非搭載
ソフトバンク版であるmoto g66y 5Gには(ワイモバイル公式サイトで)大々的にOIS搭載と記載されていますが、moto g66j 5GにはOIS非搭載だと思われます。 → 修正されました。

現在、ワイモバイルの公式サイトでOISの箇所は修正され、やはりmoto g66y 5Gでは非搭載です。よって、moto 66j 5Gでも非搭載ということになります。
前機種であるmoto 64j 5GではOISがあったので、少し残念ポイントかも?
moto g66j 5Gまとめ
ミドルローレンジのスマホとしては、非常に良くまとまっている印象です。前機種であるmoto g64j 5Gも評判が良かったことから今回もかなり期待できる内容となっていると思います。


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