
Xiaomi(シャオミ)から「Xiaomi 15T Pro」が2025年9月26日に発売しました。この記事ではXiaomi 15T Proのスペックや特徴をピックアップして紹介していきます。


Xiaomi 15T Proのスペック一覧
項目 | Xiaomi 15T | Xiaomi 15T Pro |
---|---|---|
名称 | Xiaomi 15T | Xiaomi 15T Pro |
発売日 | 2025年9月26日 | 2025年9月26日 |
価格 | 12GB+256GB:6万4800円12GB+512GB:6万9980円 | 12GB+256GB:10万9800円 12GB+512GB: 11万9800円 12GB+1TB:12万9800円 (早割124,800円) |
OS | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) |
CPU | MediaTek Dimensity 8400-Ultra 1×Cortex-A725 3.25GHz 3×Cortex-A725 3.0GHz 4×Cortex-A725 2.1GHz 4nm | MediaTek Dimensity 9400+ 1×Cortex-X925 3.73GHz 3×Cortex-X4 3.3GHz 4×Cortex-A720 2.4GHz 3nm |
GPU | Mali-G720 | Immortalis-G925 MC12 |
内蔵メモリ(RAM) | 12GB LPDDR5X | 12GB LPDDR5X |
内蔵ストレージ(ROM) | 256GB|512GB UFS 4.1 | 256GB|512GB|1TB UFS 4.1 |
外部メモリ | なし | なし |
SIMカードスロット | デュアルSIM (nano SIM + nano SIM または nano SIM + eSIM または eSIM + eSIM) | デュアルSIM (nano SIM + nano SIM または nano SIM + eSIM または eSIM + eSIM) |
eSIM | 対応 | 対応 |
ディスプレイ | 6.83インチ AMOLED(有機EL) | 6.83インチ AMOLED(有機EL) LIPOテクノロジー |
画面解像度 | 2772×1280 (447ppi) | 2772×1280 (447ppi) |
最大輝度 | 3200nits | 3200nits |
リフレッシュレート(最大) | 120Hz | 144Hz |
アウトカメラ(広角 / メイン) | 5000万画素|23mm|Leica Summilux F1.7|OIS|Light Fusion 800センサー | 5000万画素|23mm|Leica Summilux F1.62|OIS|Light Fusion 900センサー |
アウトカメラ(超広角) | 1200万画素|15mm|Leica Summilux F2.2|120° FOV | 1200万画素|15mm|Leica Summilux F2.2|120° FOV |
アウトカメラ(望遠) | 5000万画素|46mm|Leica Summilux F1.9 | 5000万画素|超望遠 115mm Leica Summilux F3.0|OIS (ペリスコープ) |
アウトカメラ(マクロ / 深度) | なし | スーパーマクロ搭載 |
インカメラ | 3200万画素|F2.2 |21mm | 3200万画素| F2.2|21mm |
対応周波数(5G) | n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/71/75/77/78 | n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/71/75/77/78 |
対応周波数(4G / LTE) | LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66/71 LTE TDD: B38/39/40/41/42/48 | LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66/71 LTE TDD: B38/39/40/41/42/48 |
対応周波数(3G) | B1/2/4/5/6/8/19 | B1/2/4/5/6/8/19 |
対応周波数(2G / GSM) | 850/900/1800/1900MHz | 850/900/1800/1900MHz |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E 2×2 MIMO, Wi-Fi Direct | Wi-Fi 7 2×2 MIMO, Wi-Fi Direct |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 6.0 | Bluetooth 6.0, デュアルBluetooth |
Bluetoothオーディオコーデック | 記載なし | 記載なし |
位置情報 | GPS L1+L5| Galileo E1+E5a| GLONASS G1|Beidou|QZSS|L1+L5|NavIC L5 | GPS L1+L5|Galileo E1+E5a+E5b|GLONASS G1|Beidou, QZSS L1+L5|NavIC L5 |
USBポート | USB-C | USB-C |
センサー | 近接センサー| 環境光センサー| 加速度計|ジャイロスコープ|電子コンパス|赤外線ブラスター|フリッカーセンサー|X軸リニア振動モーター|色温度センサー | 近接センサー| 環境光センサー| 加速度計|ジャイロスコープ|電子コンパス|赤外線ブラスター|フリッカーセンサー|X軸リニア振動モーター|色温度センサー |
サウンドシステム | デュアルスピーカー|Dolby Atmos|ハイレゾ & ハイレゾワイヤレス | デュアルスピーカー|3マイクアレイ|Dolby Atmos|ハイレゾ & ハイレゾワイヤレス |
イヤホンジャック | なし | なし |
防塵・防水機能 | IP68 | IP68 |
カバーガラス | Corning Gorilla Glass 7i | Corning Gorilla Glass 7i |
NFC | 対応 | 対応 |
FeliCa / おサイフケータイ | 記載なし | 対応 (日本版のみ) |
生体認証 | 画面内指紋センサー|AI顔認証ロック解除 | 画面内指紋センサー|AI顔認証ロック解除 |
電池容量 | 5500mAh | 5500mAh |
急速充電(最大) | 67W ハイパーチャージ (PD3.0/PD2.0対応) | 90W ハイパーチャージ (PD3.0/PD2.0対応) |
ワイヤレス充電 | なし | 対応 (ワイヤレスハイパーチャージ) |
逆充電(リバースチャージ) | なし | 記載なし |
サイズ(W×H×D) | 78.0×163.2×7.5mm | 77.9×162.7×7.96mm |
重量 | 194g | 210g |
OSアップデート期間 | 公表なし(推定4回またはそれ以上) | 公表なし(推定4回またはそれ以上) |
セキュリティアップデート期間 | 6年 | 6年 |
カラー | ローズゴールド|グレー|ブラック | モカゴールド|グレー|ブラック |
本体付属品 | ACアダプタ(試供品)|USB Type-Cケーブル(試供品)|SIM取り出し用ピン(試供品)|ソフトケース(試供品)|画面保護シート貼付済(試供品)|クイックスタートガイド | ACアダプタ(試供品)|USB Type-Cケーブル(試供品)|SIM取り出し用ピン(試供品)|ソフトケース(試供品)|画面保護シート貼付済(試供品)|クイックスタートガイド |
Xiaomi 15Tの特徴など
デザイン、カラー展開

カラーはブラック、グレー、モカゴールドの3色の展開。
SoCはハイエンド

SoCには「MediaTek Dimensity 9400+」を採用。Xiaomi TシリーズなのでXiaomiシリーズの廉価版となりますが、ハイエンド端末です。
AnTuTuベンチマーク(V11)では270万ぐらいの結果となっています。
ストレージは256GBと512GB、1TB。メモリは12GB
ストレージは256GBと512GB、1TB。メモリは12GBとミドルハイとしては標準的ですが、メモリの規格はLPDDR5X、ストレージはUFS 4.1と規格は最新となっています。
ディスプレイ周り、最大輝度は3200nit、リフレッシュレートは最大144Hz
Xiaomi 15T Proは6.83インチのスマホ。最近は大型化されたスマホが多いですが、Xiaomi 15Tも大きい方です。
ディスプレイはAMOLED(有機EL)、LIPOテクノロジーにより、画面占有率94.5%、1.5mmという超狭ベゼルを実現とのこと。
また、最大輝度は3200nitとなっているので、炎天下の晴天時でも画面が見やすいでしょう(個人的に3000nit以上だと快適に見える)。

3200nitあると野外でも視認性も良い!
カメラはライカと共同開発

カメラスペックはハイエンドとしても申し分ないスペック。Leica(ライカ)と共同開発のカメラに加え、「望遠」は光学5倍までとなっています。

カメラスペックは下記の通り。
- 広角:5000万画素|23mm|Leica Summilux F1.62|OIS|Light Fusion 900
- 超広角:1200万画素|15mm|Leica Summilux F2.2|120° FOV
- 望遠:5000万画素|超望遠 115mm Leica Summilux F3.0|OIS (ペリスコープ)
- フロント:3200万画素|F2.2 |21mm
- スーパーマクロ搭載
- 光学ズーム5倍、光学レベルズーム10倍、ウルトラズーム(デジタルズーム)20倍まで
Xiaomiシリーズと引けを取らないレベルのカメラ性能となっているXiaomi Tシリーズ(多少は劣りますが)。端末価格10万9800円~を考慮すると、このカメラスペックは破格値レベルだと感じます。


周波数は5Gのn79、4G(LTE)のBand21に非対応
Xiaomi 15T Proは5Gのn79、4GのB21に非対応となっています。Xiaomiの端末はグローバル仕様のままということが多く、今回もその1つです。
eSIMに対応
Xiaomi 15T ProはeSIMに対応しています。
NFCは対応、FaliCa / おサイフケータイにも対応
Xiaomi 15T ProはNFCに対応、FaliCa / おサイフケータイにも対応しています(ちなみにXiaomi 15TはFaliCa / おサイフケータイが非対応となっています)。
バッテリー容量、急速充電

Xiaomi 15T Proのバッテリー容量は5500mAh、90W ハイパーチャージ (PD3.0/PD2.0対応)となっています。また、専用充電器が付属します。
冷却システム
Xiaomi 3D IceLoopシステムを搭載し、効率的な冷却でパフォーマンスを維持するとのこと。
防塵・防水機能は?
防塵・防滴性能はIP68となっています。
OSアップデート、セキュリティアップデート
ミドルハイクラスの「OS・セキュリティアップデート期間」一覧表 ↓
名称 | OSアップデート | セキュリティアップデート | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|
arrows Alpha | 3回 | 5年 | 2025年8月28日 | 8万8000円 |
OPPO Reno14 5G | 5回 | 6年 | 2025年7月17日 | 7万9800円 |
AQUOS R10 | 最大3回 | 5年 | 2025年7月10日 | 9万9770円~ |
Xiaomi POCO F7 | 4回 | 6年 | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
Motorola edge 60 pro | 2回 | 3年 | 2025年7月5日 | 7万9800円 |
Google Pixel 9a | 7年 | 7年 | 2025年4月16日 | 7万9900円~ |
Xiaomi POCO X7 Pro | 非公表(噂:3年) | 4年 | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |
現時点でXIaomi 15TのOSアップデート期間は明示されていませんが、セキュリティアップデートは2031年9月24日までと記載(グローバルモデルでの記載)されているので6年の保証となります。
OSアップデートは記載がないですが、前作の14Tが4回(Android14→18まで)となっていることから、4回またはそれ以上と思われます。
OSアップデート、セキュリティアップデートは必要十分なレベルといって問題ないでしょう。
Xiaomi(グローバル)では下記サイトでセキュリティアップデート(OSアップデート)期間をリスト化しています。
※AERとは「厳格なテストに基づき、企業向けの厳しい要件を満たした端末」をGoogleが認定したもの。Android Enterprise Recommendedの略。
保証は2年とサポートは充実

Xiaomi 15T ProというよりもXiaomiの方針でしょうか。他の機種でも同様のものが多いですが保証内容が素晴らしく
- 24ヶ月間のメーカー保証
- 6ヶ月以内なら画面を1回無料で交換(期間内に購入した方限定)
となっています。
Xiaomi 15T Proのスペック・特徴まとめ
- カメラはライカ共同開発でハイエンド級のスペック
- 光学5倍、光学10倍相当ズーム、デジタル20倍ズーム、マクロ撮影可能
- SoCはMediaTek Dimensity 9400+を採用
- FaliCa / おサイフケータイに対応
- 最大輝度3200nitで晴天時の野外でも見やすい明るさ
- 物理SIMは2枚入る、eSIM対応(eSIM+eSIMの組み合わせも可能)
- 最大90Wの高速充電に対応
- OSアップデート・セキュリティアップデート期間がそこそこ長い
- 24ヶ月間のメーカー保証
- 5Gのn79、4GのB21に非対応
Xiaomi 15T Proの最大のメリットはコスパの高さ。全てにおいてハイエンド仕様となっており、その中でもライカ共同開発のカメラ、望遠レンズありで10万9800円~はかなりコスパが良いでしょう。スマホはカメラを重視という方におすすめしたい一台です。
カメラだけではなくSoCも最新ハイエンドとなっているため、高負荷なゲームも難なくこなせるスペックです。対応バンドのみグローバルのXiaomi仕様でローカライズされていないです(ほぼすべてのXaiomi端末で言えること。5Gのn79、4GのB21非対応)が、それ以外に欠点といえるようなものはなさそうです。
また、今回のXiaomi 15T Proは筐体デザインが高級感あってかなり良いと、評判がすこぶる良く、確かに高級感ある印象です。


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