
今回は「Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports)」を購入したのでメリット・デメリット、実際に使ってみた感想、どんな人におすすめかなどをレビューしていきたいと思います!

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端末レビュー記事も沢山書いているので、参考にしてみてください(時間がなくて書ききれていないものが多数…)。
70Wで4ポートと多ポートある充電器は限られており、貴重な存在のAnker Zolo Charger (70W, 4 Ports) です。
正直、70Wで4ポートもあると「電力分配でかなり低出力になってしまうのでは…」「4ポートあるなら100Wは欲しい」と思っていたのですが、使い方がフィットすれば、良い充電環境が構築できると思います。

70Wで4ポート貴重な存在だけど、4ポート全部使うと出力落ちまくるよね…

そこのところも詳しく、解説していくよ!結論だけ言えば、良く出来た製品で1ポートは高出力のまま!
Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) を開封、同梱物、筐体デザインを紹介!

充電器本体以外は冊子、製品保証のみ。ケーブルは付属しません。

今回はホワイトを購入しました。筐体デザインは今となっては(2026年10月現在)少し安っぽさもある印象。
Anker Nano Charger (70W, 3 Ports) の方がデザインへのこだわりがあり、質感も上です。



プラグは折りたたみ式を採用しているので持ち運びにも便利。ただ、プラグは絶縁プラグではありません。
2026年に発売されたAnkerの充電器は絶縁プラグになっていることが多くなっています。
サイズや重量は?

Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) の重量は「122g」でした。軽くもなく重くもなくという印象です。65W級のUSB充電器で4ポートのものは、NovaPort QUADⅡ 67W 3C1Aは約114gです。

サイズは約「50 × 50 × 32mm」となっています。65W急の充電器としては最小サイズとは言えないのですが、十分に持ち運び用として通用するサイズです。


NovaPort QUADⅡ 67W 3C1Aと比べてみると、少し大きい印象です。


Anker Nano Charger (70W, 3 Ports) と比べて少し大きくなっています。
4ポートある65W級充電器の重量・大きさを比較 ↓
| 名称 | 重量 | サイズ |
|---|---|---|
| NovaPort QUADⅡ 67W 3C1A | 約114g | 約30 × 43 × 54mm |
| Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) | 約125g | 約32 × 50 × 50mm |
Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) の各ポート出力、組み合わせ
Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) はType-Cが3ポート、Type-Aが1ポートの充電器です。





各ポートの名称を一番上がC1、2番目がC2、3番目がC3、Type-AがAと当ブログでは記載していきます。
- 単ポート利用時:C1、C2、C3の単ポート利用で70W、Aは22.5W
- 2ポート利用時:C1+C2またはC2+C3で最大66.6W、C3+Aで最大67.5W
- 3ポート利用時:最大64.5W(自動判別)
- 4ポート利用時:最大64.5W(自動判別)
2ポート以上の場合は、各ポート出力が自動判別で振り分けられます。
2ポート時は特に記載がないので後ほど検証してみますが、3ポート以上の場合は下記のように記載がありました。
これの意味としては、3ポートのうち1ポートは最大45W、その他2ポートは最大19.5Wを分配ということ。分配した各ポートは最大5V出力までで急速充電にはならない模様です。
この仕様通りなら「2ポートは急速充電できないなら、接続機器が限定されそう」という印象を持ちました。これに関しても実際に後ほど検証結果を記載しておきます。
Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) の対応プロコトル、PDOを確認

Anker Nano Charger (70W, 3 Ports) の対応プロコトルは下記の通り。
◯が対応、✕が非対応
- PD
- PD-PPS
- QC2.0 / 3.0 / 4+ / 5
- APPLE 2.4A
- BC1.2
- FCP(Huawei)
- AFC(Samsung)
- AVS
- PE1.0
- PE2.0
- VFCP(vivo)
- SCP(Huawei)
- VOOC(OPPO)
- SVOOC(OPPO)
- UFCS(中華メーカー)
PE1.0、PE2.0、VFCP(vivo)、SCP(Huawei)、VOOC(OPPO)、SVOOC(OPPO)、UFCSに非対応となっていますが、国内販売されているスマホを使う分には特に問題ないでしょう(OPPOのスマホは国内で販売されていますが、サードパーティ製の充電器では独自規格に対応しているものはありません)。
また、2026年ぐらいからはUSB3.2対応充電器でSPR AVS対応のものが多く発売されてきています。その中デコの充電器はSPR AVSに非対応なので、2026年時点では世代が古い充電器と言えそうです。
ただ、AVSに対応しているものは現状でほぼないため、気にする必要性はないですが、将来性を見れば、AVS対応のものが良いかもしれません(iPhone 18 ProでAVSの充電になる模様です)。
PDやPPSの対応範囲(PDO)は?

Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) はPD3.0の充電器です。
PDの対応範囲は下記の通り。
- 5.0V⎓3.00A(15W)
- 9.0V⎓3.00A(27W)
- 15.0V⎓3.00A(45W)
- 20.0V⎓3.50A(70W)
PPSの対応範囲は下記の通り。
- 5.0V-11.0V⎓5.00A(55W)
- 5.0V-16.0V⎓4.65A(74W)
- 4.5V-21.0V⎓3.50A(73W)
PPSの対応がめちゃくちゃ良い感じですね。67W~70Wの充電器の場合、5.0V-11.0V⎓5.00A(最大55W)に対応しているのが基本的ですが、4.5V-21.0V⎓3.50A(最大73W)に対応、5.0V-16.0V⎓4.65A(最大74W)にも対応しています。
PPSの対応という点で、65W級(65W~75Wあたり)の充電器で比較すると、好印象な充電器です。
Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) で実測!
Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) を使って実際に充電してみた結果を見ていきましょう。
計測に関して
計測用にALIENTEK C2 Proと240W対応ケーブルを利用しています。
充電に関しては充電器の性能問題やスマホとの相性問題もあります。
少し踏み込んで解説すると、充電器によって変換効率が違ったり、部屋の温度や筐体温度、熱対策としてスロットリングが発生したりなど、スマホ側ではなく充電器側の仕様などに違いがあります。
また、充電器によっては相性が悪いものもあります(例えば、OPPOとUGREEN Nexode Pro 100Wは相性があまり良くない…)。
なので、計測結果は基本的に充電器によって異なります(ただ、基本的に傾向は同じです)。参考程度としてご覧ください。
arrows Alphaで計測
- バッテリー容量:5,000mAh
- 充電時の最大ワット数・対応プロコトル:最大90W付属充電器で急速充電、PPSは公表なし。個人確認では約80Wまで確認
- リバース充電:非対応
- ワイヤレス充電:非対応
- 充電器:90W充電器が付属

※ 上の画像は【青線:ワット数】【赤線:電流】【緑線:電圧】
フル充電までは約38分程度となっています。充電は「PPS」となります。
最大ワット数は約64W、平均ワット数は約34Wでした。他の70W充電器と結果は変わらず、かなり充電時間は短いといえるでしょう。
arrows Alphaの充電速度レビューはこちら ↓

Pixel 10a

※ 上の画像は【青線:ワット数】【赤線:電流】【緑線:電圧】
フル充電までは約1時間40分(100分)程度となっています。充電は「PPS」となります。
最大ワット数は約27W、平均ワット数は約14Wでした。
Pixel 10aの充電速度レビューはこちら ↓

多ポート利用時の充電を確認
では、次に多ポート利用時にどのポートがどれくらいの出力があるのか、見ていきましょう。

上のType-CポートからC1、C2、C3、Type-AをAと表記していきます。
使用するスマホは下記の通り。
- POCO X8 Pro:PPSは約74Wまで確認(PPSの最大ワット数は公表されていないが、個人で確認済み)
- arrows Alpha:PPSは約77Wまで確認(PPSの最大ワット数は公表されていないが、個人で確認済み)
- OPPO Reno15 A:PPS 最大55W
Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) はPPS最大74Wですが、多ポートになると出力も落ちるため、上記のスマホでAnker Zolo Charger (70W, 4 Ports) のPPS上限を上回ります。
Type-Cを2ポート利用時
2ポート利用した時のPDOは下記の通り。
- C1
- PD:5.0V/3.0A, 9.0V/3.0A, 15.0V/3.0A, 20.0V/2.25A(最大45W)
- PPS:最大45W
- C2 またはC3
- PD:5.0V/3.0A, 9.0V/2.4A, 12.0V/1.8A(最大21W)
- PPS:最大25W
C1のPPSは最大45W、C2またはC3は最大25Wとなっています。この仕様であれば、2ポートのみ時も使いやすい印象です。では、実際に見てみましょう。

arrows AlphaはC1に接続。C1はPPSで最大45W対応ですが、実測で約40Wぐらいで全く問題ありません。C2に接続したPOCO X8 Proは約21WでこちらもPPS最大25W対応に近い値となっており、問題ありません。
Type-Cを2ポート利用した時は特に問題ないと言えるでしょう。
C2+C3の組み合わせ時は?
C1+C2/C3の組み合わせ時はPDOが公表されていますが、C2+C3の時は公表されていません。なので仕様は不明なのですが、試しに利用してみたところ、C1+C2を利用した時と同じような動作でした(筆者環境ではC3が最大45W、C2ga最大25Wという感じでした)。
なので、基本的に2ポート利用時はどのポートを利用しても片方は最大45W、もう片方は25Wとなているものと推測できます。
Type-Cを3ポート利用時
3ポート利用時は最大64.5W。3ポートに関しては各ポートでの最大出力などの記載がなく、仕様が不透明です。
ただ、公式に
と記載されています。この記載から1ポートは最大45W、その他の2ポートは19.5Wを分配されるということが読み取れます。
こちらの点を検証してみたいと思います。

では、見ていきましょう。
C1接続のarrows Alpha(一番上のスマホ)はPPSで約39Wとなっていました。まず、問題ないですね。
C2接続のPOCO X8 Pro(真ん中のスマホ)はPPSに対応していますが、充電器側の要求はPD(5V/3A)で約7.5Wでの充電となっています。各ポート最大5Vと公表されていますが、全くその通りになっています。
これは明らかに充電が遅く、PPSで最大70W以上で充電可能なPOCO X8 Proの性能を全く活かせてない結果に。
公式に記載されていた「45Wを出力するポート以外は19.5Wの出力を分配するため、各ポート最大5Vの出力となり、急速充電に対応しておりません。」との内容が正しいことを意味します。
C3に接続したOPPO Reno15 Aは7Wでの充電となり、低速での充電となります。
さて、Type-Cを3ポート利用時の仕様はよく理解しておく必要性がありそうです。
- C1ポートは最大45Wぐらいで充電可能
- C2、C3ポートはかなり低速になる。高速充電はできない(最大5V)
となっているので、使い方に気をつける必要があります。
70Wの充電器で3ポートなので、そこそこ無理はある(Type-Cが3ポートあるなら100W以上がおすすめ)ので、このような仕様になっているのは理解できるのですが、65W級の4ポート(Type-Cが3ポート、Type-Aが1ポート)ある充電器はメーカーによって仕様が異なります。
NovaPort QUADⅡ 67W 3C1Aは3ポート利用時は各ポートが20W前後での充電となり、3ポートどれも基本的に同じ出力となります。
なので、3ポート利用時に自分の使い方に合っているかどうかが購入の決め手になるでしょう。
Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) で瞬断は起こるのか?
結論から言えば、Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) では瞬断が起こります。
多ポートある充電器の場合、充電器を使用中にさらになにかを接続すると、今まで利用していた機器が瞬間的に電力供給が切れる現状が起こります。この現象を「瞬断」と呼んでいます。
新しい機器を接続すると、電力分配を再計算するために起こる現象なので、多くの充電器でこの瞬断が発生します。
例えば、外付けHDDの電源として利用していた場合に、一瞬落ちる現象が発生してHDDを壊してしまったりすることも。USBライトなどで利用していたりすると消灯してしまったりと、「瞬断」が起こらない充電器の方が使い勝手が良かったりします。
どのような使い方がおすすめ?自宅用、持ち歩き?
Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) はType-Cが3ポート、Type-Aが1ポートある最大70W(PPSで最大74W)の充電器。
基本的に65W~75W級の充電器で4ポートはポート数が多すぎ=各ポートの電力供給がかなり落ちてしまうので、4ポートフルで使う予定の方は100W以上の充電器を検討した方がよいという前提はあります。
それを見越した上で
- 45WのノートPCやスマホを使っている方で、イヤホンやスマートウォッチを持っている方
- 自宅やホテルで寝ている間に充電をする方
におすすめできそうです。
まず、Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) の特徴としては、3ポート利用でも1ポートは急速充電(最大45Wぐらい)が可能です。なので、45WのノートPCや45W以上の急速充電したいスマホを持っており、その他にスマートウォッチやイヤホンなど低速充電で十分なものを充電したい方に向いているでしょう。
他ポート使用した時の自動振り分けが1ポートのみ最大45W充電できるのが強みです。その反面、弱みとなってしまうのが1ポートが高速充電できる代わりに、他のポートは低速での充電になってしまうこと。
なので、高速充電するものと低速充電で十分なものを充電したいと思っている方におすすめです。
45WノートPCとスマホを高速充電したいと思っても、2ポート使用時は最大66.6Wとなっており、1ポートは最大45Wとなっている模様なので、もう1ポートは最大21.6W(それとも公式記載の19.6W)となり、自動分配といえど、30W+36.6Wなど都合良く調整してくれるわけではなさそうなのでその点は注意です。
ということで、
普段持ち歩きように2ポートぐらいの利用で事足りるけど、旅行や自宅で寝ている間にも4ポート全てを使うという方もにもよいでしょう。
特に45WノートPC、スマホ、イヤホン、スマートウォッチという条件に当てはまる方も多いと思います。そういった方には丁度良い充電器となりそうです。
ただ、個人的には、45WノートPC、スマホ、イヤホン、スマートウォッチの組み合わせで使いたいなら、もっと出力に余裕があるものを選ぶかな…とは感じます。
同じような65W級4ポート充電器としては、CIO NovaPort QUADⅡ 67W 3C1Aがあり、こちらがライバルと言えるでしょう。サイズや重量ではCIO NovaPort QUADⅡ 67W 3C1Aの方が勝ります。
大きな違いとしては、3ポート利用時の自動分配の仕方です。CIO NovaPort QUADⅡ 67W 3C1Aは均等に20W+20W+20Wに分配するのに対し、Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) は前述通り1ポートは最大45W、残り19.6Wを2ポートで分配という形になります。
どちらが使いやすいかは人によると思うので、このあたりは自分に合ったほうを選んでみてください。
Ankerの保証は18ヶ月。会員登録で+6ヶ月
Ankerといえば、国内の充電器でも超有名ブランドで多くの家電量販店でも販売されていますし、Anker専用ブースやストアまであります。
多くの充電器メーカーがある中でAnkerなら安心できるブランドと感じる方もいるでしょう。個人的にもAnkerなら安心という印象がかなり強く、格安な無名中華メーカーの充電器よりも安心感があります。
また、Ankerでは充電器は全て18ヶ月の保証があります。この保証期間に加え、会員登録すると保証期間が6ヶ月自動延長され、24ヶ月の保証となります。
Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) メリット・デメリット、感想まとめ

- ポート数を重視する方におすすめ
- PPSは5.0V-16.0V⎓4.65A(74W)、4.5V-21.0V⎓3.50A(73W)に対応
- 多ポート利用中でも、1ポートは必ず最大45Wが担保される
- 多ポート利用時の電力振り分けが人によっては意見が分かれそう
- 使い道があっているか、確認してからの購入がベスト
65W級(65W~75W)で4ポートある充電器は限られており、Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) は貴重な一台です。
また、65W級で4ポートある充電器では多ポート利用時の仕様がメーカーによって異なります。Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) のメリットは多ポート利用時でも必ずType-Cの1ポートは最大45Wを担保できること。
他メーカーでは多ポート利用中に最大20Wぐらいまでに制限される充電器が多い中、Anker Zolo Charger (70W, 4 Ports) では最大45Wまで対応しています。
なので、用途が45WノートPCを使いながら他のものを(低速でもいいから)充電したい、スマホを高速充電しつつイヤホンやスマートウォッチを充電したいという用途に合っている印象です。
また、普段は2ポートしか使わないけど、旅行や自宅で寝ている時に低速でもいいから充電するために持っていきたいという方にもおすすめです。
正直なところ70Wで4ポートは電力供給的に限界があるため、万人におすすめというわけではないですが、用途がしっかりと合えば、非常に良い充電器だと思います。
特に4ポート全てを利用しても1ポートは必ず最大45Wにはなる点がAnker Zolo Charger (70W, 4 Ports) の最大の特徴点メリットで、これが使いやすいと感じる人が多いと思います。
3ポートでも事足りるという方は、Anker Nano Charger (70W, 3 Ports) の方がおすすめです。
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