
今回は、モトローラから発売さてている「moto g66j 5G」のカメラ評価レビューをしていきたいと思います。
moto g66j 5Gはミドルレンジ(ミドルローレンジ)のスマートフォン。日常使いにちょうど良い(少しスペック不足)スマホなのでライトユーザーにはおすすめできそうですが、カメラに関しても価格なりの性能といったところでした。
性能差がでやすい暗所撮影でも多く検証してみたのでぜひ参考にしてみてください。

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カメラのスペック詳細
カメラのスペックは下記の通り。
- 画素数:5000万
- F値:1.8
- センサーサイズ:1/1.56インチ
- OIS:非対応
- イメージセンサー:LYT-600(IMX882)
メインカメラのイメージセンサーはLYT-600(IMX882)を採用。ミドルレンジでよく採用されているイメージセンサーで、OPPO Reno13 A、POCO M7 Pro 5G、POCO F7と同じです。
- 画素数:800万
- F値:2.2
超広角カメラは800万画素。正直、おまけ程度のものとして考えておきましょう。
望遠レンズは非搭載なので、デジタルズームで望遠は対応しており最大8倍までとなっています。マクロ撮影はできません。
| 名称 | 広角 | 超広角 | マクロ/深度 | 望遠 | インカメラ | 発売日 | 定価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| AQOUS sense10 | 5030万画素|F1.9|1/1.55インチ|焦点距離23mm|電子式手ブレ補正/光学式手ブレ補正 | 5030万画素|F2.2|1/2.5インチ|視野角120°|焦点距離13mm|電子式手ブレ補正 | なし | なし | 3200万画素|F2.2|広角80°|焦点距離25mm|電子式手ブレ補正 | 2025年11月13日 | 6万2700円~ |
| Xperia 10 VII | 5000万画素|F1.9|1/1.56インチー|Soniy IMX766 | 1300万画素|F2.4|1/3センサー | なし | なし | 800万画素|F2.0 | 2025年10月9日 | 7万4800円 |
| Nothing CMF Phone 2 Pro | 5000万画素|F1.88|1/1.57インチ | 800万画素|1/4インチ|画角119.5° | なし | 5000万画素 F2.88 1/2.88インチ 2倍光学ズーム/20倍デジタルズーム | 1600万画素|1/3インチ | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
| motorola moto g66j 5G | 5000万画素|F1.8|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|F2.2 | なし | なし | 3200万画素 |F2.2 | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
| Xiaomi POCO F7 ※ | 5000万画素|26mm|F1.5|OIS|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|OV08F | なし | なし | 2000万画素|F2.2|OV20B | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
| OPPO Reno13 A | 5000万画素|F1.8|OIS|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|F2.2|画角112° | 200万画素|F2.4 | なし | 3200万画素|F2.2 | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
| Galaxy A36 5G | 5000万画素|F1.8|OIS | 800万画素 |F2.2 | 500万画素|F2.4 | なし | 1200万画素|F2.2 | 2025年6月26日 | 5万490円 |
| Nothing Phone (3a) | 5000万画素|F1.88|OIS&EIS|1/1.57インチ | 800万画素|F2.2|1/4インチ|視野角120° | 5,000万画素F2.0 1/2.75インチ光学2倍 センサー内4倍 / ウルトラズーム30倍 | 3200万画素|F2.2|1/3.44インチ | 2025年4月15日 | 5万4800円~ | |
| Xiaomi POCO M7 Pro 5G | 5000万画素|F1.5|OIS |1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | なし | 被写界深|200万画素|F2.4 | なし | 2000万画素|F2.2 | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
| Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | 2億画素|1/1.4インチ|F1.65|OIS | 800万画素|F2.2 | 200万画素|F2.4 | なし | 2000万画素|F2.2 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
※ POCO F7はSoC性能が準ハイエンド相当のスマホですが価格がミドルレンジ帯なので、こちらにも記載しています。
ミドルレンジの中で比較してもmoto g66j 5Gのカメラスペックは平均的といったところでしょうか。ただ、インカメラは3200万画素でOPPO Reno13 Aやnoting Phone (3a)と同スペックでトップクラスとなっています。
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写真作例、レビューなど
広角カメラ(メインカメラ)の明るい時の作例


































明るい時の作例を見てみると、どの写真もそこそこよい印象です。ミドルレンジとしては十分実用的な印象でした。
マクロは搭載なし
マクロレンズは非搭載、最近では超広角レンズでマクロ撮影できる機種が増えていますが、そういったことも不可となっています。
超広角と等倍


見ての通り、超広角(13mm) は画像の解像度が低く、ノイズも多くなっています。超広角は800万画素なのでやはりおまけ程度と思っておいた方が良さそうですね。
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ズーム2倍(52mm)までは画質良好


moto g66j 5Gは望遠レンズを搭載していません。メインカメラは5000万画素ですが、その中から1250万画素をクロップしてると思われるので、ズームに関しては2倍までは非常に綺麗に写ります。実用性あり。
超広角~望遠(デジタルズーム)







超広角は置いておいて、等倍~2倍までは解像感は悪くなく実用的です。
3倍もスマホで見る分には問題ないかな…。ただ、PCなどの大きなディスプレイだとややぼやけてる印象かな…とも感じてしまうのでやはりズームは2倍まででしょう。
3~4倍もスマホで見る分にはそこまでひどいとは感じませんが、PCなどの大きなディスプレイで見るとかなりぼやっとした印象なので、やはり2倍までが妥当といったところです。
メインカメラの夜景など低照度時の写真作例
夜景など低照度時の撮影は通常の写真モードでも撮影できますが、モトローラでは夜景モード(ナイトビジョンモード)が用意されています。
※モトローラの機種では夜景モードをナイトビジョンモードという名称になっています。
夜景モードオフ時(写真モードでの撮影)の作例



上記の写真ではワンランク上のミドルハイとなる「arrows Alpha」と比較しています。
見てもらうと分かる通り、解像度はmoto g66j 5Gの方が少しぼやっとした感じです。いくつも試してみましたが、やはり、ミドルレンジのmoto g66j 5Gの方がやや低解像度で立体感や色味なども含め、全てarrows Alphaに劣りました。
フレア・ゴーストもあります。
ただ、そこまで悪くはないかなと感じました。同じイメージセンサーを搭載しているIMX882のPOCO F7の方が更に画質が悪いと感じました。
色味に関しては、少し緑被りのような傾向になることが多いです。


また、超広角と広角(メインカメラ)で色味が全然違う…これはハイエンドなどでも起こる現象なのでこの機種だけではないが、上記の写真からかなり色味が違うのが分かると思います。超広角は青白い寒色系、広角は緑被りとなっています。






低照度時のメイン広角カメラは、正直、個人的にはこんなものか…という印象で、前述した通り、ミドルハイクラスで採用しているカメラと比べるとワンランク劣る印象です。
立体感のない塗り絵のようになってしまうことも高確率では発生しており、価格なりの性能と言えるかなと思います。ただ、そこまで悪すぎるという印象はなく、ミドルレンジとしては至って普通?程度という感じでしょうか。
夜景モード(ナイトビジョン)での写真作例
moto g66j 5Gの夜景モード(ナイトビジョン)で撮影した作例はこちら↓


ナイトビジョン(夜景モード)では、そこそこ解像感がある絵になります。
夜景といってもそこそこ明るさがあれば、通常モードで撮影した写真とそこまで大きな差がないということ。わざわざナイトビジョンにしなくてもそこそこ撮れていたんだなと感じました(とは言え、ナイトビジョンモードの方がやはり全体的な仕上がりは良いです)。
ナイトビジョンモードでも全体的に緑被りのような絵に仕上がっており、色温度、色味という点で全く適正ではありません。


↑この写真はかなり真っ暗な状態だったので、ここまでミドルレンジでも描画できるんだなと感じました。まあ、にじみや塗り絵のような箇所もありますが、これはこれで良いかと。



ディティールが細かいところなどは潰れてしまったりしていますが、全体的には悪くない印象というか、ミドルレンジの平均的な描画ができていると思います。
同じLTY-600(IMX882)を搭載しているPOCO F7の方がナイトビジョン(Xiaomiではナイトモード)の方が描画や立体感などは上でしたが、通常モードでの夜景撮影はmoto g66j 5Gの方が上手というか、POCO F7がダメダメでした。
なので、各メーカーの調整具合といえるとは思いますが、解像度という点ではナイトビジョンは可もなく不可もないでしょう。色温度や色味の調整はもう少ししてもらいたいものです。
その他、作例


















超広角カメラで夜景など低照度時の作例
写真モードでの撮影の作例





見ての通り、超広角はもう使えないレベルで画質が悪い…塗り絵状態に近いし、ノイズなどもひどい…。常用したいとは思わないレベルで、超広角カメラはおまけ程度と思っておきましょう。
800万画素なのでかまり性能は期待していませんでしたが、期待していない通りの画質でした(笑)
夜景モード(ナイトビジョン)での撮影の作例






超広角のナイトビジョンも同じように、超広角がおまけ程度のカメラなので、それと同じ傾向で間違いありません。
夜景など、低照度時の評価は?
ミドルレンジなのでこれぐらいが普通なのかもしれないが、低照度時の写真モードでの撮影は立体感のない塗り絵に近い感じの仕上がりとなる場面が多かったです。
フレアやゴーストは当たり前のように発生すると思っておきましょう(ゴーストやフレアはハイエンドでも発生する)。
夜景モード(ナイトビジョン)になるとギリギリ許容できるかな?ぐらいの絵にはなっており、通常モードよりも解像感は上がっています。色味に関しては緑被りしたような色合いになることが多かったです。
スマホで見る分にはそれなりに良く感じるかもしれませんが、やはりワンランク上のミドルハイレンジスマホの方が画質がぐっと良くなる印象でした。
これらを踏まえると、メインカメラでの低照度時の撮影は価格を考慮すると悪くはないですが、実用性があるかどうかと言われるとそこそこ厳しいかな…というのが本音です。
超広角カメラは実用性がないレベルです。
ミドルハイのarrows Alphaと僅差レベルかなと思っていましたが、思った以上に差がありました。低照度でも解像感を大事にしたい、より綺麗な写真を撮りたい方はミドルハイの端末を検討しましょう。
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moto g66j 5Gのカメラまとめ

moto g66j 5Gのカメラ、写真作例を見てきましたが、どうでしょうか?
個人的にカメラ性能は「The ミドルレンジ」という感じで、この価格帯としては可もなく不可もなくという印象です。
カメラ目的で購入するような機種ではないことは、検討段階で分かっている方が多いかもしれませんが、実際に使ってもてもまあ価格(価格は約3.4万円)だな…という印象しかありません。
カメラ目的であれば、最低でもミドルハイレンジクラスのスマホを購入した方が断然良いでしょう。
個人的な意見としては、カメラ性能の肝でもある低照度時の画質がやはり価格帯なりとは感じました。
ある程度明るさがあるところ専用のカメラ、もしくはカメラは殆ど使わないという方は特にこれぐらいの性能があれば問題ないと思われます。カメラを良く使う方、ミドル帯でカメラもという方は、もうワンランク上の機種を検討した方が良さそうです。
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