
今回は、POCO F7のカメラ評価レビューをしていきたいと思います。

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端末レビュー記事も沢山書いているので、参考にしてみてください(時間がなくて書ききれていないものが多数…)。
先に結論を言ってしまうと「性能比では微妙かも…価格を考慮すれば妥当かも」というところでした。
というのも、価格帯を考慮するとミドル~ミドルハイレンジ、SoC性能基準だと準ハイエンド級の端末と言えそうですが、カメラの検証結果は準ハイエンドのカメラとしては論外、ミドルハイレンジとしても微妙、ミドルレンジならアリという印象でした。
個人的には、SoC性能の良さからもう少しカメラ性能が良いのかな…と思いましたが、価格なりのカメラ性能です。なので、これが微妙なのか、妥当なのか…人それぞれ。決して良いということはありません。
カタログスペック的にもメインカメラのイメージセンサーは「Sony IMX882(LYT-600)」を採用しており、これは、ミドルレンジのメインカメラとしてよく採用されています。
では、作例と共に紹介していきたいと思います。
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POCO F7のレビュー記事を見る





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POCO F7のカメラスペック
まずはカメラスペックを確認しておきましょう。
- 広角(メインカメラ):5000万画素|F1.5|OIS|1/1.95インチ|Sony IMX882(LYT-600)
- 超広角:800万画素|OV08F
- 望遠:なし
- マクロ撮影:なし
- インカメラ:2000万画素|F2.2|OV20B
メインカメラは5000万画素、F値1.5、OIS(光学式手ぶれ補正)あり、イメージセンサーはSony IMX882(LYT-600)とカタログスペックとしてはミドルレンジ~ミドルハイレンジ並のスペックとなっています。
超広角は800万画素なのでスペックからもおまけ程度のものというのが読み取れます。インカメラは2000万画素です。
ミドルハイレンジのカメラスペック比較
| 名称 | 広角 | 超広角 | 望遠 | インカメラ | 発売日 | 定価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Xiaomi 15T | 5000万画素 23mm Leica Summilux F1.7 OIS 1/1.55インチ Light Fusion 800 | 1200万画素 15mm Leica Summilux F2.2 画角120° | 5000万画素 46mm Leica Summilux F1.9 光学2倍 | 3200万画素 F2.2 21mm | 2025年9月26日 | 6万4800円~ |
| arrows Alpha | 5030万画素 24mm F1.88 OIS 1/1.56インチ Sony LYT-700C(IMX896) | 4990万画素 F2.05 1/2.7インチ 画角120° | なし | 4990万画素 F2.0 1/2.7インチ | 2025年8月28日 | 8万8000円 |
| OPPO Reno14 5G | 5000万画素 F1.8 OIS Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素 F2.2 画角116° | 5000万画素 F2.8 OIS | 5000万画素 F2.0 | 2025年7月17日 | 7万9800円 |
| AQUOS R10 | 5030万画素 F1.9 1/1.55インチ OmniVision OV50e? | 5030万画素 F2.2 | なし | 5030万画素 F2.2 OIS | 2025年7月10日 | 9万9770円~ |
| Xiaomi POCO F7 | 5000万画素 26mm F1.5 OIS 1/1.95インチ Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素 OV08F | なし | 2000万画素 F2.2 OV20B | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
| Motorola edge 60 pro | 5000万画素 F1.8 OIS Sony LYT-700C(IMX896) | 5000万画素 F2.0 画角120° | 1000万画素 F2.0 光学3倍 OIS | 5000万画素 F2.0 | 2025年7月5日 | 7万9800円 |
| Google Pixel 9a | 4800万画素 F1.7 OIS 1/2インチ | 1300万画素 F2.2 画角120° | なし | 1300万画素 F2.2 画角96.1° | 2025年4月16日 | 7万9900円~ |
| Xiaomi POCO X7 Pro | 5000万画素 F1.5 OIS 1/1.95インチ Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素 F2.2 | なし | 2000万画素 F2.2 OV20B | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |
ミドルハイレンジの他スマホとスペックを比較してみると他よりも劣る印象があります。ミドルハイレンジではイメージセンサーがLYT-700Cを採用しているものがあったり、カメラが特徴的なXioami 15Tもあります。
ミドルレンジのカメラスペック比較
| 名称 | 広角 | 超広角 | マクロ/深度 | 望遠 | インカメラ | 発売日 | 定価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| AQOUS sense10 | 5030万画素|F1.9|1/1.55インチ|焦点距離23mm|電子式手ブレ補正/光学式手ブレ補正 | 5030万画素|F2.2|1/2.5インチ|視野角120°|焦点距離13mm|電子式手ブレ補正 | なし | なし | 3200万画素|F2.2|広角80°|焦点距離25mm|電子式手ブレ補正 | 2025年11月13日 | 6万2700円~ |
| Xperia 10 VII | 5000万画素|F1.9|1/1.56インチー|Soniy IMX766 | 1300万画素|F2.4|1/3センサー | なし | なし | 800万画素|F2.0 | 2025年10月9日 | 7万4800円 |
| Nothing CMF Phone 2 Pro | 5000万画素|F1.88|1/1.57インチ | 800万画素|1/4インチ|画角119.5° | なし | 5000万画素 F2.88 1/2.88インチ 2倍光学ズーム/20倍デジタルズーム | 1600万画素|1/3インチ | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
| motorola moto g66j 5G | 5000万画素|F1.8|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|F2.2 | なし | なし | 3200万画素 |F2.2 | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
| Xiaomi POCO F7 ※ | 5000万画素|26mm|F1.5|OIS|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|OV08F | なし | なし | 2000万画素|F2.2|OV20B | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
| OPPO Reno13 A | 5000万画素|F1.8|OIS|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|F2.2|画角112° | 200万画素|F2.4 | なし | 3200万画素|F2.2 | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
| Galaxy A36 5G | 5000万画素|F1.8|OIS | 800万画素 |F2.2 | 500万画素|F2.4 | なし | 1200万画素|F2.2 | 2025年6月26日 | 5万490円 |
| Nothing Phone (3a) | 5000万画素|F1.88|OIS&EIS|1/1.57インチ | 800万画素|F2.2|1/4インチ|視野角120° | 5,000万画素F2.0 1/2.75インチ光学2倍 センサー内4倍 / ウルトラズーム30倍 | 3200万画素|F2.2|1/3.44インチ | 2025年4月15日 | 5万4800円~ | |
| Xiaomi POCO M7 Pro 5G | 5000万画素|F1.5|OIS |1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | なし | 被写界深|200万画素|F2.4 | なし | 2000万画素|F2.2 | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
| Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | 2億画素|1/1.4インチ|F1.65|OIS | 800万画素|F2.2 | 200万画素|F2.4 | なし | 2000万画素|F2.2 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
※ POCO F7はSoC性能が準ハイエンド相当のスマホですが価格がミドルレンジ帯なので、こちらにも記載しています。
POCO F7は約5.4万円とミドルレンジの価格帯です。カメラスペックもミドルレンジ水準なスペックと言えそうです。
作例(広角/メインカメラ)
昼間(十分な明るさがあるところ)の作例
今回比較用にミドルハイレンジのarrows Alphaと撮り比べてみました。arrwos Alphaのイメージセンサーは「Sony LYT-700C」とワンランク上のものとなります。どの程度の違いがあるのかも見ていきたいと思います。
作例1


そこまで差がない印象ですが、arrows Alphaの方が全体的に良い印象。POCO F7は空部分が白飛びに近い状態になってしまっています。
作例2


青の色味は全然異なる結果に。arrows Alphaの方が鮮やかな印象。POCO F7は青系は控えめな印象ですね。
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作例3


解像度はどちらも問題ないレベルですが、木々の解像感を見るとarrows Alphaの方が良い印象です。(変わりない?)
色味はPOCO F7の方が鮮やかさなどは控えめでarrows Alphaの方が鮮やかな印象です。POCO F7は青系が控えめに出るのかな?という印象。
作例4


明るさが確保できる時は色味などの味付けの方向性は違いはあれど、解像感は大きな差は感じません。ただ、やっぱり木々の解像感はarrows Alphaの方が良い印象です。
昼間(十分な明るさがあるところ)まとめ
POCO F7は暗すぎるということはないですが、直射日光の昼間の環境では明るさは適正、もしくは少しアンダーになることもあり、少しノスタルジックや昭和感を感じるような絵になることもありました。
POCO F7の野外での作例を見てきましたが、明るさが確保できる時には問題なく実用できるカメラ性能と言えるでしょう。この描画であれば十分に実用範囲内だと感じます。
まあ、明るさが確保できる時はエントリー機でさえ、かなり実用レベルの高い写真になるので、低照度の時がカメラ性能が一番試されます。
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食べ物の作例

食べ物は基本的に飯ウマ傾向な色味になります。温かみ、赤寄りになることが多く、飯マズな絵にはならない印象でした。

夜景など低照度の作例 – 夜景モードはオフ
低照度時の写真はミドルハイレンジのarrows Alpha(イメージセンサーはLYT-700C)に加え、ミドルレンジのmoto g66j 5G(LYT-600)とも比較してみたいと思います。moto g66j 5Gとはイメージセンサーが同じなので、同等レベルの写真になるのか気になるところです。
どの機種も夜景モード(ナイトモード、ナイトビジョン)はオフにし、通常の写真モードでの撮影での作例となります。
作例1



拡大して見てみると一目瞭然だと思いますが、POCO F7は少しぼやっとした印象が残ります。arrows Alphaは解像感がそこそこ高く、くっきり見えています。またmoto g66j 5Gと良い勝負。色味や明るさは全く方向性が違うものの、解像感はかなり似通っています。
POCO F7のイメージセンサーはSony IMX882、arrows AlphaはSony IMX896なので、イメージセンサーのスペック的にはarrows Alphaの方が上です。Sony IMX882はPOCO MシリーズとなるPOCO M7 Pro 5G(ミドルローぐらい)でも採用されています。
また、イメージセンサーだけでなく調整もほぼしていないのでは?ぐらいの感触で、画質が悪い気がします(正直、ここまで差がでるとは思っていなかった)。
arrows Alphaとmoto g66j 5Gではシャッター速度より遅く1/12、1/10となっているのに対してPOCO F7は1/25となっています。その反面ISO感度はPOCO F7が一番低い4000となっています。後ほどの作例を見てもらうと分かりますが、ISOは最大4000までとなっているようで、それに引っ張られてシャッター速度が遅くなっている模様です(詳しくは未検証)。
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作例2



この写真比較では、木々がPOCO F7よりもmoto g66j 5Gの方がくっきりした印象で立体感もmoto g66j 5Gの方が多少なり良いと感じます。
低照度時の写真モード(ナイトモードをオフ)ではミドルレンジでイメージセンサーが同じmoto g66j 5Gの方が処理が上手と言えそうです。
作例3


これは低照度の環境とは言い難いですが、暗所でもライトでそこそこ明るいと解像感は一気に回復する印象です。これならPOCO F7もかなり実用的ですが、少し明るすぎる絵になっています。
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夜景モード(ナイトモード)
POCO F7には夜景モードの項目はなく、写真モードで低照度の時に夜景モードのボタンが表示されます。

夜景モードで撮影すると通常の写真モードで撮影したものよりもグッと解像感が良くなる印象です。これぐらいの解像感であれば、かなり実用的だと思います。


↑ arrows Alphaとmoto g66j 5Gの夜景モードと比べてみると、arrows Alphaよりも劣る印象がしますが、moto g66j 5Gよりもノイズ感が少なく綺麗な印象です。
暗所撮影時に、通常モードではmoto g66j 5Gよりも画質が悪くなりました(上記参照)が、夜景モードになるとPOCO F7の方が良くなるため、POCO F7での暗所撮影は夜景モード(ナイトモード)必須と言えそうです。
その他、広角カメラ(メインカメラ)の夜景モード(ナイトモード)での撮影例 ↓




どんなに暗い状況であってもPOCO F7はISO感度が4000を超えることはありませんでした。最大4000までとなっているのかもしれません(詳しくは未検証)。
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超広角カメラの作例
超広角は800万画素なので、基本的におまけ程度のものと思っておいた方が良さそうです。後日写真追加予定。
超広角での夜景モード(ナイトモード)での撮影例 ↓






POCO F7カメラまとめ
POCO F7のカメラの評価としてはミドルハイとしては微妙な印象、ミドルレンジとしては妥当といったところでしょうか。
POCO F7は約5.5万円と、価格帯としてはミドルハイでも安い機種またはミドルレンジの高めの価格帯です。カメラ性能に関しては価格帯並またはそれ以下という結果です。
今どきのスマホは明るい状況であれば、エントリー機種であってもそこそこ綺麗に写ります。ミドルレンジならハイエンド機種と変わらないぐらいの高解像度になるので、明るい環境ではあまり差がつきません。
POCO F7も明るい環境下では解像度は問題ないと感じました。
ただ、色味、コントラスト、彩度などは見た目とは程遠い写りになります。どちらかといえば、高コントラスト、高彩度な場面が多いですが、野外で直射日光下の撮影では急にオールドレンズのような色合いの写真にもなったり…。
また、暗所撮影でミドルレンジ(moto g66j 5G、イメージセンサーは同じ)よりも劣る結果に。しかし、暗所撮影でも夜景モード(Xiaomiではナイトモード)での撮影であれば実用的レベルです。
通常モードでの暗所撮影は想定していないレベルとでも言えそうで、暗所撮影時には必ず夜景モード(ナイトモード)での撮影をおすすめします。
(moto g66j 5Gに搭載されているのはイメージセンサーはIMX882(LYT-600)。POCO F7と同じです。同じイメージセンサですが、暗所での通常撮影、夜景モードでの撮影で差が出たりするのは少しおもしろいですね。レンズの違いなどもありますが、各社の調整によってここまで大きく変わるということが体感できました。)


グルメ系の撮影はそこそこ美味しそうに写ります。どちらかいえば、高彩度、高コントラストで暖色寄りなので飯ウマ画像になりがちなのだと思います。

暗所で通常撮影はミドルレンジ以下の解像感、のっぺりとした写真、塗り絵のようなディティールという言葉がお似合いの写真に。正直、もう少し画質が良いと思っていたので、悪い意味で裏切られた気分です…(笑)

しかし、夜景モード(ナイトモード)になると解像感ある画質に早変わり。暗所では夜景モードは必須という感じです。
スペックを見てもイメージセンサーがIMX882(LYT-600)となっており、ミドルレンジ帯がメインとして搭載していることが多いです(ミドルハイレンジでも多くはないが採用されている。OPPO Reno 14 5Gなど)。なので、ハイエンド級の画質を求めるにはかなり酷と言えます。
個人の感想としてはカメラを重視して購入する機種では絶対にないですが、ミドルレンジ並のカメラとしては問題なく使えるなという印象でした。
以上、POCO F7のカメラ性能の評価レビュー、作例紹介でした。
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