
今回は、OPPOから発売さてている「Reno13 A」のカメラ評価レビューをしていきたいと思います。

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端末レビュー記事も沢山書いているので、参考にしてみてください(時間がなくて書ききれていないものが多数…)。
Reno13 Aはミドルレンジのスマートフォン。日常使いにちょうど良いスマホなので、ライトユーザーにはおすすめできそうです。
結論を言えば、カメラに関してもミドルレンジ帯といったところでイメージセンサースペック並の解像感に加え、明るい環境では写真全体がかなり明るめになる傾向でした。
性能差がでやすい暗所撮影でも多く検証してみたので、ぜひ参考にしてみてください。


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カメラのスペック詳細
カメラのスペックは下記の通り。
- 画素数:5000万
- F値:1.8
- OIS:対応
- イメージセンサー:LYT-600(IMX882)
- センサーサイズ:1/1.56インチ
メインカメラのイメージセンサーはLYT-600(IMX882)を採用。ミドルレンジでよく採用されているイメージセンサーで、OPPO Reno13 Aの他、moto g66j 5G、POCO M7 Pro 5G、POCO F7と同じです。
- 画素数:800万
- F値:2.2
超広角カメラは800万画素。ミドルレンジの超広角は800万画素のものが多く、平均値も800万画素と言えそうです。
そういった意味ではまず残念なスペック。そして、どの機種でも800万画素の超広角カメラは写り・解像感がいまいちなので、おまけ程度のものとして考えておきましょう。
- 画素数:200万
- F値:2.4
マクロカメラを搭載していますが、実際に使ってみての感想としては使い物にならないレベルとしか言いようがないです。使う人いるの?と感じるぐらいなので、正直、これは要らない…(おまけ程度とも言えないレベル)。
| 名称 | 広角カメラ | 超広角カメラ | マクロ/深度カメラ | 望遠カメラ | インカメラ | 発売日 | 定価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| AQUOS sense10 | 5030万画素|F1.9|OIS&EIS|1/1.55インチ | 5030万画素|F2.2|1/2.5インチ|視野角120°|焦点距離13mm|EIS | なし | なし | 3200万画素|F2.2|広角80°|焦点距離25mm|電子式手ブレ補正 | 2025年11月13日 | 6万2700円~ |
| Xperia 10 VII | 5000万画素|F1.9|1/1.56インチー|Soniy IMX766 | 1300万画素|F2.4|1/3センサー | なし | なし | 800万画素|F2.0 | 2025年10月9日 | 7万4800円 |
| Nothing CMF Phone 2 Pro | 5000万画素|F1.88|1/1.57インチ | 800万画素|1/4インチ|画角119.5° | なし | 5000万画素|F2.88|1/2.88インチ |2倍光学ズーム/20倍デジタルズーム | 1600万画素|1/3インチ | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
| motorola moto g66j 5G | 5000万画素|F1.8|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|F2.2 | なし | なし | 3200万画素 |F2.2 | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
| Xiaomi POCO F7 ※ | 5000万画素|26mm|F1.5|OIS|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|OV08F | なし | なし | 2000万画素|F2.2|OV20B | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
| OPPO Reno13 A | 5000万画素|F1.8|OIS|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|F2.2|画角112° | 200万画素|F2.4 | なし | 3200万画素|F2.2 | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
| Galaxy A36 5G | 5000万画素|F1.8|OIS | 800万画素 |F2.2 | 500万画素|F2.4 | なし | 1200万画素|F2.2 | 2025年6月26日 | 5万490円 |
| Nothing Phone (3a) | 5000万画素|F1.88|OIS&EIS|1/1.57インチ | 800万画素|F2.2|1/4インチ| Sony IMX355|視野角120° | 5000万画素|F2.0|1/2.75インチ|EIS|光学2倍 / センサー内4倍 / ウルトラズーム30倍 | 3200万画素|F2.2|1/3.44インチ | 2025年4月15日 | 5万4800円~ | |
| Xiaomi POCO M7 Pro 5G | 5000万画素|F1.5|OIS |1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | なし | 被写界深|200万画素|F2.4 | なし | 2000万画素|F2.2 | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
| Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | 2億画素|F1.65|OIS|1/1.4インチ | 800万画素|F2.2 | 200万画素|F2.4 | なし | 2000万画素|F2.2 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
※ POCO F7はSoC性能が準ハイエンド相当のスマホですが価格がミドルレンジ帯なので、こちらにも記載しています。
ミドルレンジの中で比較してもOPPO Reno13 Aのカメラスペックは平均的といったところでしょうか。ただ、インカメラは3200万画素でmoto g66j 5Gやnoting Phone (3a)と同スペックでトップクラスとなっています。

メイン(広角)カメラの作例、評価
※HDRオートをON/OFFの切り替えが可能ですが、今回はONの状態(デフォルト)のままで撮影しています。
明るい環境での撮影
















moto g66j 5G(ミドルローレンジ)と撮り比べ
次に同じミドルレンジとなるmoto g66j 5Gと撮り比べてみました。
広角(メインカメラ)は、moto g66j 5GとReno13 Aで同じイメージセンサーの「LYT-600(IMX882)」を採用しています。同じイメージセンサーでもメーカー違いによる写真の出来上がりがどうなのかを見ていきたいと思います。


野外(明るい環境)での撮影では、moto g66j 5Gが適正露出に対して、Reno13 Aはワンランク明るい傾向です。


↑ この写真比較は分かりやすく、Reno13 Aはmoto g66j 5Gよりも明るくなっているのが分かると思います。ただ、Reno13 Aの写真は白い花が白飛びしている(白飛び気味)になってしまっており、処理としてはmoto g66j 5Gの方が上手という印象です。


こちらも同じくReno13 Aは白飛び気味。


こちらも同じくReno13 Aの方が明るくなりすぎている印象。露出に関しては完全にmoto g66j 5Gの方が上手な印象です。




どの写真を見てもReno13 Aの方が明るい印象ですね。


明るい環境での写真、まとめ
明るい環境での撮影で「解像感」は特に問題ないレベルです。
ただ、個人的には明るさ(露出)が気になります。明るすぎて白飛びしてしまうような写真に仕上がる時もあり、もう少し明るさを抑えた方が良いのでは?とも。Xiaomiの一部機種(ライカ監修モデル以外)でも明るくなる印象があり、中華メーカーのトレンドのように感じます。
グルメなども美味しそうな色合いになるのでメシウマカメラと言えそうです。
低照度での撮影(写真モード・夜景モード)
低照度での撮影(写真モード・夜景モード)も比較してみていきたいと思います。


低照度時に【写真モード】では、Reno13 Aは少しのっぺりした印象で解像感は低めで、解像感はmoto g66j 5Gの方が良い印象です。
どちらも同じイメージセンサーですが、【写真モード】での撮影の場合はmoto g66j 5Gの方が上手といったところでしょうか。


低照度時の【夜景モード】では、Reno13 Aは【写真モード】の撮影の時と比べて解像感が上がっています。なので、Reno13 Aは低照度の時は【夜景モード】での撮影が必須という結果になります。
moto g66j 5Gと比べると、若干、moto g66j 5Gの方が解像感が高い印象ですが、ノイズはReno13 Aの方が少ない印象。色味の正確性、明るさはReno13 Aの方が上手です。moto g66j 5Gは低照度の時にかなり明るくなる印象ですね。




Reno13 Aは【夜景モード】が結構良い感じです。一部黒つぶれしているところはあるものの、コントラストや全体のバランスが良い写真に仕上がっていると思います。
その他、作例








低照度時まとめ
低照度の時は「夜景モード」での撮影が必須です。夜景モードで撮影すれば、そこそこの解像感の仕上がりになります。
ただ、やはりイメージセンサーをLYT-600(IMX882)を採用していることからか、ワンランク上でミドルハイなどに採用されるLYT-700と比べると解像感で劣る印象です。
結論としては、低照度ではスペックなりの画質としか言いようがないところです。
また、同じLYT-600(IMX882)を採用しているmoto g66j 5Gと比べると、夜景モードでの撮影では色味や露出、ノイズ感は上手という印象ですが、moto g66j 5Gの方が解像感が良い傾向でした。
好みもあるとは思いますが、個人的に低照度時のReno13 Aは実用範囲内な画質になることが多い印象です。
超広角カメラ
超広角は800万画素となっています。正直、どの機種でもですが、800万画素で出来上がる写真品質は記録用レベルでしかないため、超広角に関してはメモ用やおまけ程度で使うものレベルと思っておきましょう。
明るい環境での撮影


↑まずはメインカメラと超広角を見比べてみましょう。色味の方向性が異なりますね(この現象はReno13 Aだけではなく、多くの機種でよくあること)。

超広角は明るい環境ではそこそこ使える印象でしょうか。800万画素とはいえ、解像感はそこそこです。まあ、でもおまけ程度と思っておくのが無難でしょう。
低照度での撮影(写真モード・夜景モード)




800万画素の割には頑張ってる?かなとは感じますが、どの機種でもこのレベルなのでは…と感じるぐらいのものです。
OPPO Reno13 Aのカメラまとめ

OPPO Reno13 Aのカメラ画質についてまとめてみました。
- 傾向としては明るい環境ではより明るい写真になることが多い
- 色温度は適正な時が多い(見た目と近い色合い)の時が多いかな
- 低照度時の撮影は夜景モード必須
- 明るい環境での撮影では、出来上がりの写真が明るくなりすぎて白飛びすることが多々ある
明るい環境ではかなり明るい写真に仕上がる事が多く、ものによっては白飛びしているような印象でもう少し調整してほしいかな…というのが正直なところ。
低照度の時は夜景モードが必須です。通常の写真モードでは画質がかなり悪い印象です。
個人的にミドルレンジ自体、カメラにあまり力を入れていない機種が多いので、カメラ重視の方が選ぶことはないと思いますが、ミドルレンジの中でもカメラに関しては一番メインで使うであろう日中の撮影がイマイチ(露出調整がいまいちで明るすぎる)な機種です。
なので、ミドルレンジの中でもカメラ重視したい方は他機種の方が良さげな印象でした。
以上、OPPO Reno13 Aのカメラ、写真の評価レビューでした。

OPPO Reno13 Aのスペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | OPPO Reno13 A |
| 発売日 | 2025年6月26日 |
| 価格 | 4万8800円(オープンマーケット版) 4万3890円(楽天モバイル) 3万6800円(UQモバイル) 4万3800円(ワイモバイル) |
| OS | ColorOS 15(Android 15ベース) |
| CPU | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 4 x Cortex-A78(2.2GHz) 4 x Cortex-A55(1.8GHz) |
| GPU | Adreno 710 |
| 内蔵メモリ | 8GB(最大16GB相当まで拡張可能)|LPDDR4X |
| 内蔵ストレージ | 128GB|UFS 3.1 |
| 外部メモリ | microSDXC(最大1TB) |
| SIMカードスロット | nanoSIM×2またはnanoSIM+eSIM(排他的デュアルSIMスロット、microSD利用時はSIM1のみ) |
| ディスプレイ | 約6.7インチ|有機EL(AMOLED) |
| 画面解像度 | 2400 × 1080|FHD+ |
| リフレッシュレート | 最大120Hz|可変(120Hz / 60Hz) |
| アウトカメラ (広角) | 5000万画素F1.8|OIS|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) |
| アウトカメラ (超広角) | 800万画素|F2.2|画角112° |
| アウトカメラ備考 ※1 | 光学ズーム(クロックズーム):光学2倍相当 デジタルズーム:10倍 |
| アウトカメラ (マクロ) | 200万画素|F2.4 |
| インカメラ | 3200万画素|F2.2 |
| 対応周波数(5G) | n1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20 / 26 / 28 / 40 / 41 / 77 / 78 |
| 対応周波数(4G / LTE) | B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 |
| 対応周波数(3G) | B1 / 2 / 4 / 5 / 8 / 19 |
| 対応周波数 (2G) | 850 / 900 / 1800 / 1900MHz |
| Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
| Bluetooth(バージョン) | 5.1 |
| Bluetoothオーディオコーデック | SBC| AAC| Aptx| Aptx-HD|LDAC |
| 位置情報 | Beidou|GPS|GLONASS|Galileo|QZSS |
| USBポート | USB Type-C(USB2.0、OTG対応) |
| センサー | 地磁気|近接|光|加速度|ジャイロセンサー|重力 |ステップカウント機能対応 |
| サウンドシステム | ステレオスピーカー |
| イヤホンジャック | なし(Type-C端子のみ) |
| 防水 / 防塵機能 | IP68 / IP69|MIL規格準拠 |
| カバーガラス | AGC Dragontrail STAR2 |
| NFC | 対応 |
| FeliCa/おサイフケータイ | 対応 |
| 電池容量 | 公称値:5800mAh/22.74Wh 定格値:5640mAh/22.11Wh |
| 急速充電 | 45W SUPERVOOC フラッシュチャージ(OPPO独自規格)|45W PPS |
| サイズ(W×H×D) | 約75 × 162 × 7.8mm |
| 重量 | 約192g |
| OSアップデート期間 | 2回 |
| セキュリティアップデート期間 | 3年 |
| カラー | チャコールグレー | アイスブルー | ルミナスネイビー |
| 本体付属品 | 保護フィルム(貼付済)|SIMピン|クイックガイド|安全ガイド |
※1 個人調べ
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