
arrows Alphaのメリット、デメリット、個人的に評価レビューをまとめていきたいと思う。

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始めに評価レビューというか、利用しての個人の総評としては、
突出した部分はないものの、超優等生スマホ
というところ。
カタログスペック上、ミドルハイレンジクラスのスマホ。実際にもミドルハイレンジ。ミドルハイレンジのスマホとしてはすごく優秀と言える。
そう評価する理由等はこの後紹介していくけど、「買い」といえるスマホなのでミドルハイレンジのスマホを検討している人は参考にしてみて。
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各キャンペーンなどの詳しい内容は記事の最後に記載しています。

arrows Alphaのレビュー記事一覧を見る









まずはメリット、デメリットを確認していこう。
arrows Alphaのメリット・良かったところ
- 5Gのn79、4GのB21に対応
- おサイフケータイに対応
- eSIM対応
- 最大90Wの超高速充電に対応だけでなく、他社メーカーでも超高速充電可能
- 最大3000nitで晴天時の野外でも見やすい
- 色々な独自機能がある
- アクションボタンがある
- 防塵・防水、MIL規格
- スマホが洗える
- 持ちやすい(188gと軽い、横幅7.2cmのサイズ感がよい)
- 基本動作はハイエンドスマホとほぼ変わりなし
- スピーカーの音量が大きめ
- SDカードが使える
- 価格は安い時に実質6.6万円
- ストレージは512GB
メリットはすごく沢山あるけど、実際に使ってみてメリットと感じた部分をレビューしていきたい。
基本動作はハイエンドスマホとほぼ変わりなし
さて、arrowsと聞くと今までの経験上、拒否反応を起こす人もいるのではないだろうか?
まともに使えないスマホのarrows、熱暴走でモッサモッサという経験をしている人も多いだろう。
筆者も実は購入前まではそうだった。スペック的には問題ないけど、動作は遅くなったり、さくさくうごかないのでは…と。
ただ、待ってほしい。約2ヶ月ほど使った感想としてはこれはarrowsではない!!!
恒例のモッサモッサ感はなく、どんな使い方をしても他のミドルハイと同様に快適に使える動作感だ。
正直驚いた(笑)
推測として、arrows Alphaはモトローラの機種とOSがほぼ同じということで、OS開発の中心はモトローラが担当していてそこにFCNTが味付けしているという感じではないかと思う(arrows We2はOSもFCNTだと思われる)。
なので、根品的な最適化はモトローラの開発元で行われているため、今までのarrowsとは違うのではないかと(勝手な推測ですよ)。
ちなみにarrows We2は熱を帯びてくると今までのarrwos同様、動作がモッサモッサして使えるレベルではない。arrows We2は低スペックなSoCなのでよりその傾向が出やすいというのもあるのかもしれないが、正直、使える代物ではない(arrows We2に限らず、今までのハイエンドのarrowsでもそういった経験をした人は多いハズ)。
その懸念を完全に払拭したarrows Alphaは、「新生arrows」と言っても過言ではないと思う。
ベンチマークなどは下記を参照してみて。

使用感は、日常使いには本当な動作感。またそれなりに高負荷なゲームも結構動くので、SoC性能通りの動作感といえるだろう。ミドルハイなので高負荷なゲームをバリバリやる人には向かないが、ライトにゲームをこなすには十分だと思う。
防塵・防水、MIL規格、洗えるスマホ
arrowsシリーズの大きな特徴・強みといるのが筐体強度。防塵・防水、MIL規格、洗えるスマホなどがキーワード。
IP66/68/69防水・防塵機構に加え、1.5mから落としても大丈夫と公式記載あり。MIL規格23項目準拠と、明らかにこの辺りの性能は他メーカーよりも秀でていそうだ。
このタフさに関してはFCNTに参考になるサイトがあるのでそちらを参照してほしい。
arrows Alpha タフさ、世界級 – FCNT公式サイト

また、ディスプレイ側の四隅のアルミフレーム部分が少し盛り上がっており、画面割れをなるべく防ぐ設計とかになっていてすごい(保護フィルムは干渉せずに貼れるので安心してくれ)。
また、arrowsはハンドソープやアルコールで洗えるスマホとしても有名で、これもarrows Alphaで健在。ソープスマホなんて揶揄?されているが、 普通に素晴らしいと思う。
5Gのn79、4GのB21に対応
あまり刺さらない人には刺さらないかもしれないが、多くの海外メーカーミドルハイレンジで対応していない、5Gのn79、4GのB21に対応している。XaiomiやOPPOは対応していない(ことが多い)。
n79もB21もドコモで使われている周波数だが、無くても困らないという考えの方が多いだろう。実際になくても他の周波数を掴むので問題はないかもしれないが、個人的にはやはり対応していた方が、現在は不要でも今後のことを考慮して対応している方がよいとは思う。
ちなみに筆者は神奈川の川崎に住んでいるが、B21もn79での通信を確認している。B21なんかはしょっちゅう掴んでいるのであるに越したことはないと感じる。
持ちやすさはかなり重要

まず筐体の軽さ(188g)、横幅7.2cmは持ちやすさが絶妙に良い。ここ最近は大型化が著しいのでarrows Alphaの6.4インチサイズでも大きいと感じるが、それでも持ちやすい機種だと思う。これは購入してしばらく使ってみて感じたのだが、端末のバランスも良いのかかなり持ちやすい印象だ。
最大3000nitで晴天時の野外でも見やすい

最大3000nitは2024年ではハイエンドぐらい?しか対応していなかったと思われるが、2025年はミドルハイレンジクラスでも多くの機種が最大3000nitぐらい対応した。
なので、arrows Alphaだけが突出しているというわけではないが、晴天時の野外で見やすいと感じる基準として、個人的には3000nit前後だと感じており、arrows Alphaも晴天時でも明らかに見やすい。
最大90Wの超高速充電に対応だけでなく、他社メーカーでも超高速充電可能

個人的にすごくメリットだと感じるのは充電。
専用充電器では最大90Wの充電に対応していると公式に記載があり、専用充電器も付属する。
ただ、PDやPPSに対応しているか分からず、他メーカーの充電器で超高速充電ができるのかが疑問だったが、検証した結果利用可能だった。

PDやPPS対応の充電器でも一部はPPS最大80Wまでなど充電器によって仕様が異なるため、最大の速度で充電しようと思うと他社製充電器でも仕様をしっかりと確認する必要があるが、それでも対応しているのはありがたい。
充電に関しては下記に詳しく、どのような他社製充電器が対応しているかも記載しているのでこちらから確認してみてほしい。

アクションボタンで機能割当がそこそこカスタムできる

arrows Alphaには「アクションキー」と呼ばれる物理ボタンがある。
他の機種でも電源&ボリュームボタン以外にカスタムできるボタンを搭載しているモデルもあるので、arrows Alphaだけの特徴とは言い難いですが、arrows Alphaのアクションキーはそこそこカスタマイズできるのが良いところ。



アクションキーは「1回」「2回」「長押し」で割当が可能で、デジタルアシスタント(Gemini)、Googleレンズ、arrows AI、各アプリを割り当てることが可能なので、そこそこ使い勝手が良い。
スクリーンショットなども割り当てられると更に良いし、カメラ起動時はシャッターボタンとかになると更に良いとは感じるものありがたい機能だ。
arrows Alphaのデメリット
- カメラの音が爆音レベル
- カメラは解像感は良いものの、色味などのチューニングが残念
- 高負荷ゲームもそこそこできるが、ハイエンドレベルではない(当たり前だが)
- ソフトウェアの詰めが甘いな…と感じる
- arrwos AIは今後に期待
- 自律神経の状態を解析するのに時間が掛かりすぎていらない機能だと感じる
カメラは良くも悪くもという印象

まず、カメラのシャッター音がうるさい。カメラはモトローラ(開発)のカメラアプリとなっているが、(モトローラのスマホでは消音にしようと思えばできる)arrows Alphaでは消音にできない。
日本の場合、消音に出来ない仕様になっているのが通例(ただ、通例なだけで法律などで規制されているわけではなく、メーカーによる自主規制)なので、特に消音にできなくても個人的には良いのだが、シャッター音はもう少し控えてもらいたい。モトローラと同じ音量だと良いなのにな。
さて、肝心のカメラだが、全体的に広角、超広角、インカメラのどれも解像感はそこそこ良い。ミドルレンジの端末と比べると低照度時の撮影ではやはりワンランク上の写真が出来上がる印象。
ただ、残念な点は色温度(色味)のチューニングがうまく出来ていない感じがあること。ミドルハイでカメラに拘りのない機種だとどれも同じような感じで色味が見た感じよりもだいぶ違う写真が出来上がることが多いのでarrows Alphaだけではないにしても、色味は高確率で緑寄り、青寄りになることが多い。

↑ グルメ(食べ物)の撮影ではあまり美味しくなさそうな写りになることが多い。


↑ 夜景撮影でPixel 9 Proと比較。arrows Alphaは青白い写真に。解像感は問題なし。
ミドルハイでもカメラに定評があるPixel Aシリーズやライカ共同開発のXiaomi Tシリーズと比べると、カメラに関しては劣る印象がある。
なので、arrows Alphaのカメラは「良くも悪くも普通」というのが結論。各カメラの詳しいレビュー記事は下記を参照↓



ソフトウェアの詰めが甘い
基本的にUIなどはモトローラと同じで、モトローラのUIにarrows用にカスタマイズしているという感じではあるが、独自にカスタマイズしているところで詰めが甘いのでは?と感じる部分が多かった。
例えば、OSレベルで言えば、ロック画面などはかなり軽視されている印象でカスタマイズ性は皆無。モトローラでは時計の文字や配置などを変更できたりするが、arrows Alphaでは何もできないに等しい…。
また、arrows専用のアプリは搭載する必要あるのか?使ってる人いるのか…という印象だ。特にロック画面に表示されるFastメモなどはアプリ内で完結(arrows Alpha内でしか確認できない)するのではなく、外部と同期(例えば、dropboxやGoogleドライブ)したりできるとより使いやすいと感じた。
世界レベルで開発している企業と比べると、まだまだ….かなというのが正直な感想で、ソフトウェア部分に関しては今後アップデートなどで改善していってくれるとありがたい。
ちなみにOSの大元はモトローラが開発だと思うが、モトローラの機種はここまでソフトウェアの詰めが甘いとは感じないし、arrows alphaもFCNTだけの独自機能など、FCNTが開発しているところだけ詰めが甘いと感じるので、FCNTの開発がしょぼいものだと思わる…。
自律神経の計測

正直、使い勝手が良ければ、自律神経を計測できることがメリットとはなりうる人もいると思うが、計測時間が長すぎて、誰が使うのこれ…状態。





まじでこの機能いらんわ…

いらないというか、実用的ではないよね…もっと計測時間が短かったら利用したい…
arrows Alphaの独自機能としてウリの1つではあるのだろうけど、計測時間が長すぎて逆にデメリットとなってしまっている…。計測時間を改善するなり、対策しないと、本当にゴミ機能だと思う。
これこのレベルのもので採用したな..と感じるレベル。
arrows Alphaまとめ

正直言って、かなり優等生なarrows Alpha。スペック仕様や動作感は本当に良く、これだけでも「買い」と言える一代に。特にarrows特有のモッサモッサ感は全くないので、安心して使えます。
人によって何を重視するかは異なるため、どれを選択するかは人によるけど、総合的にはこの価格でよくこれだけ詰め込んだ感の方が強く、個人的にはミッドハイでベストバイな一台に。なのでメイン機種として運用中。
ただ、少し惜しいと感じたのが「カメラ」。
ミドルハイを検討する人の多くが、カメラをより重視したいと考えるのではないだろうか?この価格帯のライバルとしては「Pixel 9a」があり、カメラに関してはPixelシリーズの方が軍配が上がると思う。
arrows Alphaのカメラもミドルハイとしては決して悪くないのだが、arrows Alphaは色味が微妙なことが多く、Pixelシリーズの方が色温度(色味)の正確性は完全に上。
また、Xiaomi 15Tシリーズも発売され、ライカ共同開発というだけで強い。
なので、カメラを重視している方は、要検討した方がよいだろう。カメラのレビューは下記を参照してほしい。



ミドルハイレンジののスマホとしては解説してきた通り、かなり優等生。SoC性能もミドルハイとしてはかなり良いし、ストレージは512GB、スマホを洗えること、アクションボタンなど、arrows Alphaを使っていたら数年後に乗り換え時にまたarrowsシリーズを使いたいと思わせるぐらい(独自の機能があり)良い機種だ(ソフトウェアが少し詰めが甘いが…)。
SoC性能の高さから数年は快適に利用できるのは間違いないし、間違いなく2025年のミドルハイレンジとしては推しスマホだ。
どうしても同価格帯でカメラが高評価なPixelのAシリーズの方が選びがちではあるけど、カメラよりも他の部分で優秀な点が多いarrows Alphaはミドルハイレンジの中で推せるスマホと言えそうだ。
スペック一覧 ↓
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | arrwos Alpha M08 |
発売日 | 2025年8月28日 |
価格 | 8万8000円(9万6800円) |
OS | Android 15 |
SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 8350 Extreme 1 × Cortex-A715(3.35GHz) 3 × Cortex-A715(3.2GHz) 4 × Cortex-A510(2.2GHz) |
GPU | Arm Mali-G615 MC6 |
NPU | MediaTek NPU 780 |
内蔵メモリ(RAM) | 12GB LPDDR5X 仮想メモリ最大12GBまで拡張可能 |
内蔵ストレージ(ROM) | 512GB UFS4.0 |
外部メモリ | microSDXC 最大2TB |
SIMカードスロット | nanoSIM x 1 |
eSIM | ◯ |
ディスプレイ | 6.4インチ 有機EL LTPO |
画面解像度 | 2670 × 1200 Super HD 460ppi |
最大輝度 | 3000nit |
リフレッシュレート(最大) | 144Hz |
アウトカメラ(広角 / メイン) | 5030万|F1.88|1/1.56インチ|LYT-700C(IMX896)|OIS |
アウトカメラ(超広角) | 4990万|F2.05|1/2.7インチ|Samsung S5KJNS ※1 |
アウトカメラ(望遠) | 搭載なし |
アウトカメラ(マクロ / 深度) | 超広角レンズにてマクロ機能あり |
インカメラ | 4990万|F2.0|1/2.7インチ|Samsung S5KJNS ※1 |
対応周波数(5G) | n1 / 3 / 28 / 40 / 41 / 77 / 78 / 79 |
対応周波数(4G / LTE) | B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 8 / 12 / 18 / 19 / 21 / 28 / 38 / 39 / 41 / 42 |
対応周波数(3G) | B1 / 5 |
対応周波数(2G / GSM) | 850 / 900 / 1800 / 1900MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a / b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 4 / 5 / 6) |
Bluetoothバージョン | 5.4 |
Bluetoothオーディオコーデック ※1 | SBC|AAC|aptX|aptX HD|LDAC|LHDC3.0| LHDC5.0 |
位置情報 | GPS|GLONASS|BeiDou|QZSS|Galileo|NavIC |
USBポート | USB Type-C USB 3.1 SuperSpeed |
センサー | 指紋認証|顔認証|自律神経活性度測定センサー 他(ジャイロ等詳細非公開) |
サウンドシステム | ステレオ |Dolby Atmos効果 |
イヤホンジャック | なし |
防塵・防水機能 | 防水:IPX6 / IPX8 / IPX9 防塵:IP6X MIL規格:MIL-STD-810H |
カバーガラス | Corning Gorilla Glass 7i |
NFC | ◯ |
FeliCa / おサイフケータイ | ◯ |
生体認証 | 顔|指紋 |
電池容量 | 5000mAh |
急速充電(最大) | 90W Power Delivery 3.0 ACアダプタ a02(90W)付属 |
サイズ(W×H×D) | 72 × 156 × 8.8 mm |
重量 | 188g |
OSアップデート期間 | 3回 |
セキュリティアップデート期間 | 5年 |
カラー | ブラック|ホワイト |
本体付属品 | クイックスタートガイド|ACアダプタ a02(90W)|USBケーブル |
※1 当ブログで検証した結果を記載
泡ハンドソープで洗える | ◯ |
---|---|
アルコール除菌 | ◯ |
Super ATOK ULTIAS | ◯ |
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これはかなり安いので狙っているかたは28日10時から待機しておきましょう。
IIJmioで購入しても上記で紹介した1万円相当が貰えるキャンペーンは適用可能だと思われます(2025年8月7日時点でMNVOからの購入で対象外などの記載はありません)。
なのでIIJmioで4万9800円で手に入れ、1万円相当の還元があれば、実質3万9800円で手に入ることになり、かなり激安です。
【お得な購入方法は?】
端末だけを欲しい場合、Yahoo!ショッピングがおすすめ。

例えばですが、筆者のアカウントの場合、特定日に購入すると、端末価格は8万8000円に24.5%のPayPayポイント還元(1万9680pt)で実質6万8320円で買えてしまうことに。これは安すぎでは…

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