Nothing「Phone (3a)」の各ベンチマーク、動作感を評価レビュー!サクサク動く?

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今回はNathing(ナッシング)から発売されている「Phone (3a)」の各ベンチマーク、動作感を評価レビューしていきたいと思います。

このスマートフォンは筆者が購入して評価レビューをしています。メーカー等の貸出ではありません。

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端末レビュー記事も沢山書いているので、参考にしてみてください(時間がなくて書ききれていないものが多数…)。

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Phone (3a) は販路が狭く、割引などはなく定価購入が基本となります。

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目次

Phone (3a)の基本スペック

今回紹介するのはメモリ12GB+ストレージ256GB版です。

  • Snapdragon 7s gen3
  • メモリ8GB:LPDDR4X
  • ストレージ256GB:UFS2.2

AnTuTuベンチマーク

AnTuTuベンチマーク バージョン 10.5.2の結果 ↓

スクロールできます

ベンチマークは3回連続で行いましたが、約72万となっています。現時点でのミドルレンジとしてはスコアは高い印象です。とは言っても、ミドルハイになると100万以上のスコアになるため、あくまでもミドルレンジではということです。

最近発売されたミドルレンジの「SoC、AnTuTuスコア」一覧表
ミドルレンジ価格帯の「SoC、Antutuスコア」比較・一覧表 ↓
名称SoC参考Antutuスコア(V10)スペック性能発売日定価最安値(実質価格含)
AQOUS sense10Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3約78万ミドル2025年11月13日6万2700円~約5.2万円
Xperia 10 VIIQualcomm Snapdragon 6 Gen 3約62万ミドル2025年10月9日7万4800円
Nothing CMF Phone 2 ProMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G約71万ミドル2025年7月24日4万2800円~約3.3万円
motorola moto g66j 5GMediaTek Dimensity 7060約47万ミドルロー2025年7月10日3万4800円約2.2万円
Xioami POCO F7 Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4約180万准ハイエンド2025年7月8日5万4980円~約4.6万円
OPPO Reno13 AQualcomm Snapdragon 6 Gen 1約54万ミドル2025年6月26日4万8800円約3.3万円
Galaxy A36 5GQualcomm Snapdragon 6 Gen 3約62万ミドル2025年6月26日5万490円約4.3万円
Nohting Phone (3a)Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3約72万ミドル2025年4月15日5万4800円~
(4万6800円)
約4.7万円
Xiomi POCO M7 Pro 5GMediaTek Dimensity 7025-Ultra約46万ミドルロー2025年4月3日3万2980円約2.5万円
Xiaomi Redmi Note 14 Pro 5GMediaTek Dimensity 7300-Ultra約68万ミドル2025年3月22日4万5980円~3万円
Xiaomi POCO X7 Pro MediaTek Dimensity 8400-Ultra約150万準ハイエンド2025年2月12日4万9980円~3万7980円

※Xiaomi POCO F7、POCO X7 Proはミドルハイ~准ハイエンドレベル(価格がミドルレンジなのでこちらにも記載)

Antutuスコアの目安(2025年現在)
  • 200万点以上:フラッグシップ、ハイエンド
  • 150万~200万:準ハイエンドクラス
  • 100万~150万:上位ミドルレンジ・ミドルハイ(普段使い以上の快適さを求める層向け)。
  • 50万~100万:ミドルレンジ
  • 50万:エントリークラス、ローエンド

同じSoCを搭載しているAQUOS sense10のベンチマークは約78万だったので、多少スコアが伸びなかった印象です。とは言え、大きな違いなく、むしろ基本動作ならPhone (3a) の方がヌルサク動くほどです。

Geekbench 6

Geekbench 6はCPUのシングルコア、マルチコアでスコア化されます。また、GPUの計測ではOPEN CLとVulkanで別れています。

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最近発売されたミドルレンジの「Geekbenchスコア」一覧表
ミドルレンジ価格帯の「Geekbenchスコア」比較・一覧表 ↓
名称SoCシングルコアマルチコアOPEN CLVulkan発売日価格
AQOUS sense10Qualcomm Snapdragon 7s Gen 311593198331044192025年11月13日6万2700円~
Xperia 10 VIIQualcomm Snapdragon 6 Gen 32025年10月9日7万4800円
Nothing CMF Phone 2 ProMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G2025年7月24日4万2800円~
motorola moto g66j 5GMediaTek Dimensity 7060102924142025年7月10日3万4800円
Xioami POCO F7 Qualcomm Snapdragon 8s Gen 41984632013386184182025年7月8日5万4980円~
OPPO Reno13 AQualcomm Snapdragon 6 Gen 19392620147725212025年6月26日4万8800円
Galaxy A36 5GQualcomm Snapdragon 6 Gen 310072922222435342025年6月26日5万490円
Nohting Phone (3a)Qualcomm Snapdragon 7s Gen 311543218331044752025年4月15日5万4800円~
Xiomi POCO M7 Pro 5GMediaTek Dimensity 7025-Ultra2025年4月3日3万2980円
Xiaomi Redmi Note 14 Pro 5GMediaTek Dimensity 7300-Ultra2025年3月22日4万5980円~
Xiaomi POCO X7 Pro MediaTek Dimensity 8400-Ultra2025年2月12日4万9980円~

※Xiaomi POCO F7、POCO X7 Proはミドルハイ~准ハイエンドレベル(価格がミドルレンジなのでこちらにも記載)

CPDT(Cross Platform Disk Test)

CPDT(Cross Platform Disk Test)では、ストレージとメモリのI/O速度を測定するパフォーマンスベンチマークアプリ。

項目は「シーケンシャル書き込み」「シーケンシャルリード」「ランダム書き込み」「ランダム読み取り」「メモリコピー」があります。

AnTuTu ストレージテスト version10.5.2

ストレージテストの結果はそれほど良くない印象ですね…。UFS2.2なので、こんなものと言えばこんなものか…というレベルですが、同じSoCで、同じストレージ規格のUFS2.2を採用しているAQUOS sense10と比較すると、Phone (3a) の方がストレージテストの結果はワンランク良い結果でした。

最近発売されたミドルレンジの「ストレージベンチマークスコア」一覧表
ミドルレンジ価格帯の「ストレージベンチマークスコア」比較・一覧表 ↓
名称Antutuストレージテスト発売日定価
AQOUS sense10約6万2025年11月13日6万2700円~
Xperia 10 VII計測なし2025年10月9日7万4800円
Nothing CMF Phone 2 Pro計測なし2025年7月24日4万2800円~
motorola moto g66j 5G約4.2万2025年7月10日3万4800円
Xioami POCO F7 約21万2025年7月8日5万4980円~
OPPO Reno13 A約8.9万2025年6月26日4万8800円
Galaxy A36 5G約4.6万2025年6月26日5万490円
Nohting Phone (3a)約7.7万2025年4月15日5万4800円~
Xiomi POCO M7 Pro 5G計測なし2025年4月3日3万2980円
Xiaomi Redmi Note 14 Pro 5G計測なし2025年3月22日4万5980円~
Xiaomi POCO X7 Pro 計測なし2025年2月12日4万9980円~

※Xiaomi POCO F7、POCO X7 Proはミドルハイ~准ハイエンドレベル(価格がミドルレンジなのでこちらにも記載)

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Phone (3a) は販路が狭く、割引などはなく定価購入が基本となります。

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3DMark

3DMarkは3Dベンチマークを計測するメジャーなアプリです。

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Phone (3a)の動作感は?

Phone (3a)の動作感はミドルレンジ帯でトップオフトップと言えるぐらい素晴らしいです。

新興メーカーでデザインに拘りがある分、動作感とかはあまり期待できないのかな…と思っていましたが、かなり快適な動作感に感動すら覚えるぐらいです。

基本性能が決まるSoCには「Snapdragon 7s gen3」を搭載しており、同じSoCを搭載している機種としてはAQUOS sense10があります。AQUOS sense10も快適ですが、それ以上に動作が快適でヌルサクと動く機種という印象です。

AQUOS sense10もPhone (3a)も動作感はかなり快適なので、SoCが非常に優秀なのだと思います。その上でNothingのOSの最適化が素晴らしいのか、AQUOS sense10よりもより軽快といったところでしょうか(大差はないですが)。

前世代のSnapdragon 7s gen2と比較すると、gen3になってCPUコアが新しい世代のArmコアになり、性能アップ。また、GPUも新しい世代となり、グラフィック処理性能がアップしています。

ミドルレンジ帯はSoCの種類も幅広く、価格帯も3万~6万ぐらいと幅広いですが、Phone (3a) はミドルレンジの中でトップオブトップな動作感でありながら、楽天モバイルで8GB版が値下げされ価格は4万6800円~なので、かなりコスパが良い印象です。

OPPO Reno13 AやGalaxy A36 5Gなど、ワンランク劣るSoCを搭載している機種と比べると、動作感の違いは一目瞭然です。Phone (3a) は日常使いでストレスなく使えるだけの動作感で個人的にもミドルレンジで推しスマホです。

個人的に、この動作感なら4年は余裕で使えると感じ、万人におすすめできます。OSアップデート、セキュリティアップデートも長いので、長年使える機種に仕上がっていると思います。

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Phone (3a) の動作感、ベンチマークまとめ

Phone (3a)はミドルレンジの中でも動作感がより良好です。

SoCは「Snapdragon 7s gen3」を採用し、ミドルレンジでもトップクラスの性能。もちろんそれに比例して、端末の動作感もかなり良好です。ミドルレンジの中では、CPU/GPU性能もトップクラスと言えるでしょう。

ただ、ここ最近のミドルハイはかなり性能が高いので、ミドルハイと比べるとベンチマークなどはかなり劣ります。しかし、基本動作に関しては、ミドルハイの機種を使っていてもPhone (3a) を使っていてもほぼ差を感じません。ミドルハイの方が性能が良い分、アプリの立ち上げなどは多少なり劣ると思いますが、基本UI動作(スクロール)などには大きな差が感じられないぐらい良い仕上がりになっています。

普段使いのスマホとしては必要十分すぎる性能です。長年使えるレベルなので、性能に関しては全く問題ないでしょう。

利用していて気になることはほとんどないのですが、ストレージ・メモリテスト結果はそこまで良いとは言い切れなかったので、このあたりは少し残念ポイントかもしれません。ただ、普段使いで書き込みや読み込みが遅すぎるということはほぼ感じませんでした(大容量のデータを書き込んだり読み込んだりすると差がでてくるとは思いますが)。

ミドルレンジ価格帯の「SoC、Antutuスコア」比較・一覧表 ↓
名称SoC参考Antutuスコア(V10)スペック性能発売日定価最安値(実質価格含)
AQOUS sense10Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3約78万ミドル2025年11月13日6万2700円~約5.2万円
Xperia 10 VIIQualcomm Snapdragon 6 Gen 3約62万ミドル2025年10月9日7万4800円
Nothing CMF Phone 2 ProMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G約71万ミドル2025年7月24日4万2800円~約3.3万円
motorola moto g66j 5GMediaTek Dimensity 7060約47万ミドルロー2025年7月10日3万4800円約2.2万円
Xioami POCO F7 Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4約180万准ハイエンド2025年7月8日5万4980円~約4.6万円
OPPO Reno13 AQualcomm Snapdragon 6 Gen 1約54万ミドル2025年6月26日4万8800円約3.3万円
Galaxy A36 5GQualcomm Snapdragon 6 Gen 3約62万ミドル2025年6月26日5万490円約4.3万円
Nohting Phone (3a)Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3約72万ミドル2025年4月15日5万4800円~
(4万6800円)
約4.7万円
Xiomi POCO M7 Pro 5GMediaTek Dimensity 7025-Ultra約46万ミドルロー2025年4月3日3万2980円約2.5万円
Xiaomi Redmi Note 14 Pro 5GMediaTek Dimensity 7300-Ultra約68万ミドル2025年3月22日4万5980円~3万円
Xiaomi POCO X7 Pro MediaTek Dimensity 8400-Ultra約150万準ハイエンド2025年2月12日4万9980円~3万7980円

※Xiaomi POCO F7、POCO X7 Proはミドルハイ~准ハイエンドレベル(価格がミドルレンジなのでこちらにも記載)

Antutuスコアの目安(2025年現在)
  • 200万点以上:フラッグシップ、ハイエンド
  • 150万~200万:準ハイエンドクラス
  • 100万~150万:上位ミドルレンジ・ミドルハイ(普段使い以上の快適さを求める層向け)。
  • 50万~100万:ミドルレンジ
  • 50万:エントリークラス、ローエンド

ミドルレンジとしてはかなり良いのですが、価格帯でみると、同価格帯で性能がずば抜けて良いのはXiaomi Poco F7と POCO X7 Proです。この2機種は価格と性能の比率がぶっちりでおかしいぐらい、コスパが良い機種になっており、Phone (3a) よりも断然性能が高いのですが価格が同価格帯という…コスパモンスターです。

ただ、POCOシリーズはおサイフケータイなどがないため、そこのあたりが気になる方には候補にはならないと思うし、Phone (3a)とは方向性が違うスマホです。

POCO F7、X7 Proを除けば、Phone (3a) は性能に対してコスパの良さも感じるレベルの機種です。

ベンチマークスコアは1つの指標となりますが、個人的には、ミドルレンジのスマホは数値化したものよりも、体感で快適かどうかを重視した方が良いと思っていますが、Phone (3a) は当に快適な結果でかなり推しスマホです。

高負荷なゲームをする人には全く向かないですが、日常使いであれば、数年経っても快適に使えると思わせるぐらいの動作感なので、日常使いでちょうどよい動作のスマホとしておすすめできると思います。

以上、Phone (3a) のベンチマーク、体感レビューでした。

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Nothing Phone (3a) のスペック一覧
項目内容
名称Phone (3a)
発売日2025年4月15日
価格8GB+128GB:5万4800円
12GB+256GB:5万9800円
OSNothing OS 3.1(Android 15)
CPUQualcomm Snapdragon 7s Gen 3

Cortex-A720(最大2.5GHz)x 1
Cortex-A720(最大2.4GHz)x 3
Cortex-A520(最大1.8GHz)x 4
GPUQualcomm Adreno810
内蔵メモリ(RAM)8GB / 12GB
内蔵ストレージ(ROM)128GB / 256GB
UFS 2.2

8GB+128GB、12GB+256GBの組み合わせ
外部メモリ非対応
SIMカードスロットnanoSIM
eSIM
ディスプレイ6.77インチ
フレキシブルAMOLED(有機EL)
画面解像度2392 × 1080
FHD+
387PPI
最大輝度3000nit
リフレッシュレート最大120Hz(アダプティブ)
アウトカメラ(広角 / メイン)5,000万画素|F1.88|OIS&EIS | 1/1.57インチ
アウトカメラ(超広角) 800万画素|F2.2|1/4インチ|視野角120°
アウトカメラ(望遠)望遠:5,000万画素|F2.0|1/2.75インチ|
光学2倍、センサー内4倍、ウルトラズーム30倍
アウトカメラ(マクロ / 深度)非搭載
インカメラ3200万画素|F2.2 |1/3.44インチ
対応周波数(5G)n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 2 0 / 28 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 77 / 78
対応周波数(4G / LTE)B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66
対応周波数(3G)B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
対応周波数(2G / GSM)850 / 900 / 1800 / 1900MHz
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac/ax
Wi-Fi 6対応
Bluetoothバージョン5.4
Bluetoothオーディオコーデック公表なし
位置情報GPS (L1) |GLONASS (G1) |BDS (B1I) |GALILEO (E1) |QZSS (L1)
USBポートUSB 2.0 Type-C(OTG対応)
センサー公表なし
サウンドシステムデュアルステレオスピーカー、ハイレゾ対応
イヤホンジャック非搭載
防塵・防水機能IP64
カバーガラス非公表
NFC対応
FeliCa / おサイフケータイ対応(日本版限定)
電池容量5000mAh
急速充電50W
USB PD 3.0 PPS準拠
ワイヤレス非対応
リバースチャージ 7.5W
サイズ(W×H×D)77.5 × 163.52 × 8.35 mm
重量約201g
OSアップデート期間3年間(最大Android 18まで)
セキュリティアップデート期間6年間
カラーブラック|ホワイト|ブルー(楽天モバイル限定)
本体付属品Nothing ケーブル (USB-C / USB-C)100 cm|Phone (3a) スクリーンプロテクター (貼付済み)|SIMトレイ取り出しツール|安全に関する情報

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