
FCNTから「arrows Alpha」が2025年8月28日に発売。arrows Alphaは「手の届くハイエンド」として10万円以下で買えるarrowsブランドのフラッグシップモデル。
発表があったときに8万円台と公表していましたが、定価は9万6800円に設定されている模様です。
ただ、ポイント還元などを含めると実質8万円台になるように設定されています。また、Amazonや楽天市場(Joshin web、楽天ビック)では8万8000円の価格設定になっており、そこからポイント還元となっています。
なので、発表時の8万円台との公表通りとなっています。
フラッグシップといえどスペック的にはハイエンドではなくミドルハイクラスのスペック。
ここ最近は海外企業メーカーが日本仕様にローカライズせずにグローバル版をそのまま投入というケースも多くなってきていますが、arrows Alphaは日本仕様に仕上がっており、5Gのn79やおサイフケータイなど全入スマホとなっています。
この記事ではarrows Alphaのスペックや特徴に加え、どこが安いのかをまとめてみました。
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各キャンペーンなどの詳しい内容は記事の最後に記載しています。
arrows Alphaを購入したのでレビュー記事を書いています。こちらも参考にしてみてください。
arrows Alphaのレビュー記事一覧を見る









arrows alpha(M08)のスペック一覧

項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2025年8月28日 |
価格 | 8万8000円(9万6800円) |
OS | Android 15 |
SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 8350 Extreme 1 × Cortex-A715(3.35GHz) 3 × Cortex-A715(3.2GHz) 4 × Cortex-A510(2.2GHz) |
GPU | Arm Mali-G615 MC6 |
NPU | MediaTek NPU 780 |
内蔵メモリ(RAM) | 12GB LPDDR5X 仮想メモリ最大12GBまで拡張可能 |
内蔵ストレージ(ROM) | 512GB UFS4.0 |
外部メモリ | microSDXC 最大2TB |
SIMカードスロット | nanoSIM x 1 |
eSIM | ◯ |
ディスプレイ | 6.4インチ 有機EL LTPO |
画面解像度 | 2670 × 1200 Super HD 460ppi |
最大輝度 | 3000nit |
リフレッシュレート(最大) | 144Hz |
アウトカメラ | 広角:5030万|F1.88|1/1.56インチ|LYT-700C(IMX896)|OIS 超広角:4990万|F2.05|1/2.7インチ |
インカメラ | 4990万|F2.0|1/2.7インチ |
対応周波数 | 5G:n1 / 3 / 28 / 40 / 41 / 77 / 78 / 79 4G:B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 8 / 12 / 18 / 19 / 21 / 28 / 38 / 39/ 41 / 42 3G:1 / 5 GSM 850 / 900 / 1800 / 1900MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a / b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 4 / 5 / 6) |
Bluetoothバージョン | 5.4 |
Bluetoothオーディオコーデック | 非公開 |
位置情報 | GPS|GLONASS|BeiDou|QZSS|Galileo|NavIC |
USBポート | USB Type-C USB 3.1 SuperSpeed |
センサー | 指紋認証, 顔認証, 自律神経活性度測定センサー 他(ジャイロ等詳細非公開) |
サウンドシステム | Dolby Atmos |
イヤホンジャック | なし |
防塵・防水機能 | 防水:IPX6 / IPX8 / IPX9 防塵:IP6X MIL規格:MIL-STD-810H |
カバーガラス | Corning Gorilla Glass 7i |
NFC | ◯ |
FeliCa / おサイフケータイ | ◯ |
生体認証 | 顔|指紋 |
電池容量 | 5000mAh |
急速充電 | 90W Power Delivery 3.0 ACアダプタ a02(90W)付属 |
サイズ(W×H×D) | 72 × 156 × 8.8 mm |
重量 | 188g |
OSアップデート期間 | 3回 |
セキュリティアップデート期間 | 5年 |
カラー | ブラック、ホワイト |
本体付属品 | クイックスタートガイド ACアダプタ a02(90W) USBケーブル |
泡ハンドソープで洗える | ◯ |
---|---|
アルコール除菌 | ◯ |
Super ATOK ULTIAS | ◯ |
arrows Alphaの特徴など
デザイン、カラー展開

カラーはブラック、ホワイトの2色の展開。デザインは至ってシンプルという印象です。
SoCはミドルハイクラス(フラッグシップだけどハイエンドではない)

SoCには「MediaTek Dimensity 8350 Extreme」を採用。スペック的にはミドルハイレンジクラスのスマートフォンで、Antutuスコアは約130万となっています。
arrowsシリーズのフラッグシップとしてarrows Alphaは登場しましたが、ハイエンドではなくミドルハイの性能ということは覚えておいた方がよさそうです。
名称 | SoC | 参考Antutuスコア | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|
Xiaomi 15T | MediaTek Dimensity 8400-Ultra | 約150万 | 2025年9月26日 | 6万4800円~ |
arrows Alpha | MediaTek Dimensity 8350 Extreme | 約130万 | 2025年8月28日 | 8万8000円 |
OPPO Reno14 5G | MediaTek Dimensity 8350 | 約130万 | 2025年7月17日 | 7万9800円 |
AQUOS R10 | Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3 | 約140万 | 2025年7月10日 | 9万9770円~ |
Xiaomi POCO F7 | Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4 | 約180万 | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
Motorola edge 60 pro | MediaTek Dimensity 8350 Extreme | 約130万 | 2025年7月5日 | 7万9800円 |
Google Pixel 9a | Google Tensor G4 | 約110万 | 2025年4月16日 | 7万9900円 |
Xiaomi POCO X7 Pro | MediaTek Dimensity 8400-Ultra | 約150万 | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |
Antutuスコアの目安(2025年現在)
- 200万点以上:フラッグシップ、ハイエンド
- 150万~200万:準ハイエンドクラス
- 100万~150万:上位ミドルレンジ・ミドルハイ(普段使い以上の快適さを求める層向け)。
- 50万~100万:ミドルレンジ
- ~50万:エントリークラス、ローエンド
同じ販売時期のミドルハイの機種でSoCを比較していみると、同じDimensity 8350(Extreme)を採用しているMotorola edge 60 pro、OPPO Reno14 5Gがライバル機種といったところでしょうか。
通常のUI動作の快適さはもちろん、3Dゲームも軽いものだったら問題なく動くぐらいのスペックです。ハイエンド級ではないですが、重たい3Dゲームをする人以外は快適に使えるでしょう。

重たい3Dゲームをしなければ、基本的に不自由なく使える機種と言えそうだね!
追記:購入して利用していますが、3Dの重めのゲームもそれなりに動きました。CoDの最高画質、最高フレームレートなど設定を一番キツい状態にしてもそこそこ快適に遊べます。ただ、やはり快適性を求めるならハイエンド機種の方がスムーズに動いていたので、大体のゲームは快適だけど重めのゲームをする人はハイエンドがおすすめです。
ストレージは512GBと大容量、メモリは12GB、microSDスロットあり

ストレージは512GBと大容量です。ミドルハイクラスだと現時点(2025年8月)で256GBが標準的となっているのでそれらよりも大容量となっています。価格をもう少し押さえて256GB版もあればよかったかなとは感じました。

ストレージなんてなんぼあってもよいよね
メモリは12GBとミドルハイとしては標準的なスペックとなっています。
メモリの規格はLPDDR5X、ストレージはUFS 4.0とこれらの規格も発売時点では平均的なものとなっています。
名称 | ストレージ容量 | ストレージ規格 | メモリ容量 | メモリ規格 | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|---|---|
Xiaomi i 15T | 256GB 512GB | UFS 4.1 | 12GB | LPDDR5X | 2025年9月26日 | 6万4800円~ |
arrows Alpha | 512GB | UFS 4.0 | 12GB | LPDDR5X | 2025年8月28日 | 8万8000円 |
OPPO Reno14 5G | 256GB | UFS 3.1 | 12GB | LPDDR5X | 2025年7月17日 | 7万9800円 |
AQUOS R10 | 256GB 512GB | UFS 4.0 | 12GB | LPDDR5X | 2025年7月10日 | 9万9770円~ |
Xiaomi POCO F7 | 256GB 512GB | UFS 4.1 | 12GB | LPDDR5X | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
Motorola edge 60 pro | 256GB | UFS 4.0 | 12GB | LPDDR5X | 2025年7月5日 | 7万9800円 |
Google Pixel 9a | 128GB 256GB | UFS 3.1 ※1 | 8GB | LPDDR5X ※1 | 2025年4月16日 | 7万9900円 |
Xiaomi POCO X7 Pro | 256GB 512GB | UFS 4.0 | 8GB 12GB | LPDDR5X | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |
特にUFS3.1とUFS4.0では実効転送速度がや約2倍違うので、より高速なUFS4.0の方が有利です。
ストレージ規格:UFS4.1やUFS4.0、UFS3.1の違いを見る
項目 | UFS 3.1 | UFS 4.0 | UFS 4.1 |
---|---|---|---|
世代/発表時期 | 2020年 | 2022年 | 2025年 |
最大理論帯域(デバイス) | 2,900MB/s(2レーン) | 5,800MB/s(2レーン) | 5,800MB/s(2レーン) |
実効転送速度(目安) | 読込:最大2,100MB/s 書込:最大1,200MB/s | 読込:最大4,200MB/s 書込:最大2,800MB/s | UFS4.0と同等 |
最大容量 | 1TB | 2TB(理論値) | 2TB(理論値) |
電力効率 | 標準 | UFS3.1より約46%高効率 | UFS4.0と同等 |
代表的機能 | WriteBooster, Deep Sleep | WriteBooster, Deep Sleep 進化 | ホスト主導デフラグ、キャッシュ動的制御、QLC対応など追加最適化 |
互換性 | – | UFS3.1と後方互換 | UFS4.0/3.1と互換 |
速度/帯域
- UFS4.0/4.1はUFS3.1の約2倍の帯域と大幅な転送速度アップとなり、アプリ・ファイル操作・動画記録などパフォーマンスが向上します
省電力性
- UFS4.0/4.1は消費電力あたりの性能がさらに高く、スマートフォンのバッテリー持ちにも良い影響。
機能性・信頼性
- UFS4.1はホスト主導デフラグやキャッシュサイズ自動調整、新しい大容量フラッシュへの正式最適化などを追加し、信頼性と効率がさらにアップ。
実際の“体感”
- UFS3.1も十分高速ですが、ハイエンド端末・高解像度動画やゲーミング、AI処理など“最高速”領域ではUFS4世代が優位です。UFS4.1は主に長期運用や高負荷/大容量環境で差を発揮。
また、microSDカードのスロットがあり、microSDXC(最大2TB)まで対応しています。
ディスプレイ周り、最大輝度は3000nit
arrows Alphaのディスプレイ周りは他のミドルハイクラスと比べて、遜色ないというよりもむしろ多少なり良い印象です。リフレッシュレートは最大144Hz、最大輝度は3000nitと晴天時の野外でも見やすい印象です。

3000nitあると野外でも視認性も良い!
名称 | ディスプレイ | 解像度 | リフレッシュレート( 最大/ Hz) | 最大輝度(nit) | カバーガラス | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Xiaomi 15T | 6.83インチ AMOLED(有機EL) | 2772 × 1280 | 120 | 3200 | Corning Gorilla Glass 7i | 2025年9月26日 | 6万4800円~ |
arrows Alpha | 6.4インチ 有機EL LTPO | 2670 × 1200 | 144 | 3000 | Corning Gorilla Glass 7i | 2025年8月28日 | 8万8000円 |
OPPO Reno14 5G | 6.6インチ AMOLED(有機EL) | 2760 × 1256 FHD+ | 120 | 1200 | Corning Gorilla Glass 7i | 2025年7月17日 | 7万9800円 |
AQUOS R10 | 6.5インチ Pro IGZO OLED(有機EL) | 2340 × 1080 FHD+ | 240 | 3000 | Corning Gorilla Glass 5 | 2025年7月10日 | 9万9770円~ |
Xiaomi POCO F7 | 6.83インチ AMOLED(有機EL) | 2772 × 1280 1.5K解像度 | 120 | 3200 | Corning Gorilla Glass 7i | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
Motorola edge 60 pro | 6.7インチ pOLED(有機EL) | 2712 × 1220 Super HD | 120 | 4500 | Corning Gorilla Glass 7i | 2025年7月5日 | 7万9800円 |
Google Pixel 9a | 6.3インチ pOLED Actua フルスクリーン ディスプレイ(有機EL) | 2424 × 1080 | 120 | 2700 | Corning Gorilla Glass 3 | 2025年4月16日 | 7万9900円~ |
Xiaomi POCO X7 Pro | 6.67インチ CrystalRes AMOLED(有機EL) | 2712 × 1220 1.5K解像度 | 120 | 3200 | Corning Gorilla Glass 7i | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |
カメラ

カメラスペックはミドルハイとしては標準的な印象でした。
- 広角:5030万|F1.88 |1/1.56インチ |LYT-700C(IMX896)|OIS
- 超広角:4990万 |F2.05|1/2.7インチ
- フロント:4990万|F2.0|1/2.7インチ
良い点はフロントカメラ、超広角が約5000万画素となってる点。ただ、望遠はありません。

メインカメラ(広角)は同じレノボ傘下のモトローラーと同じ構成になっており、Sony LYTIA 700C(IMX896)を採用。
ミドルハイクラスのカメラとしては遜色ないスペック。基本的にミドルハイクラスでは望遠が非搭載の機種が多いですが、Motorola edge 60 pro、OPPO Reno14 5Gが望遠レンズを搭載しています。
ミドルハイクラスの「カメラ」スペック一覧表 ↓
名称 | 広角 | 超広角 | 望遠 | インカメラ | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|---|---|
Xiaomi 15T | 5000万画素 23mm Leica Summilux F1.7 OIS 1/1.55インチ Light Fusion 800 | 1200万画素 15mm Leica Summilux F2.2画角120° | 5000万画素 46mm Leica Summilux F1.9 光学2倍 | 3200万画素 F2.2 21mm | 2025年9月26日 | 6万4800円~ |
arrows Alpha | 5030万画素 F1.88 OIS 1/1.56インチ Sony LYT-700C(IMX896) | 4990万画素 F2.05 1/2.7インチ 画角120° | なし | 4990万画素 F2.0 1/2.7インチ | 2025年8月28日 | 8万8000円 |
OPPO Reno14 5G | 5000万画素 F1.8 OIS | 800万画素 F2.2 画角116° | 5000万画素 F2.8 OIS | 5000万画素 F2.0 | 2025年7月17日 | 7万9800円 |
AQUOS R10 | 5030万画素 F1.9 1/1.55インチ | 5030万画素 F2.2 | なし | 5030万画素 F2.2 OIS | 2025年7月10日 | 9万9770円~ |
Xiaomi POCO F7 | 5000万画素 F1.5 OIS 1/1.95インチ Sony IMX882 | 800万画素 OV08F | なし | 2000万画素 F2.2 OV20B | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
Motorola edge 60 pro | 5000万画素 F1.8 OIS Sony LYTIA 700C(IMX896) | 5000万画素 F2.0 画角120° | 1000万画素 F2.0 光学3倍 OIS | 5000万画素 F2.0 | 2025年7月5日 | 7万9800円 |
Google Pixel 9a | 4800万画素 F1.7 OIS | 1300万画素 F2.2 画角120° | なし | 1300万画素 F2.2 画角96.1° | 2025年4月16日 | 7万9900円~ |
Xiaomi POCO X7 Pro | 5000万画素 F1.5 OIS 1/1.95インチ Sony IMX882 | 800万画素 F2.2 | なし | 2000万画素 F2.2 OV20B | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |
周波数は日本仕様、5Gのn79、4G(LTE)のBand21に対応
周波数帯はほぼ国内キャリアのものに対応していますが、n257のみ非対応となっています(現状、特に気にする必要はないかなと思います)。5Gのn79や4GのB21に対応しているミドルハイクラスのスマホは数多くないのでメリットの1つです。
名称 | 5G:n79 | 4G:B21 | 備考 | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|---|
Xiaomi 15T | ✕ | ✕ | ※1 | 2025年9月26日 | 6万4800円~ |
arrows Alpha | ◯ | ◯ | ※2 | 2025年8月28日 | 8万8000円 |
OPPO Reno14 5G | ✕ | ✕ | ※1 | 2025年7月17日 | 7万9800円 |
AQUOS R10 | ◯ | ◯ | ※2 | 2025年7月10日 | 9万9770円~ |
Xiaomi POCO F7 | ✕ | ✕ | ※1 | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
Motorola edge 60 pro | ✕ | ✕ | ※1 | 2025年7月5日 | 7万9800円 |
Google Pixel 9a | ◯ | ◯ | ※2 | 2025年4月16日 | 7万9900円~ |
Xiaomi POCO X7 Pro | ✕ | ✕ | ※1 | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |
※1 5Gのn79、n257、4GのBand21以外は国内キャリアに対応
※2 n257以外は対応
n79非対応の端末は多く存在するというよりも、ミドルハイレンジで海外企業のスマホではほぼ全滅で、GoogleのPixelシリーズぐらいしか対応していません。
国内企業のシャープ(現在は台湾のフォックスコン子会社)やFCNT合同会社(富士通 → FCNT株式会社 → 民事再生法を適用 → レノボ傘下でFCNT合同会社)などはしっかりと日本の仕様に合わせた周波数に設定されています。
5Gのn79、4GのBand21って必要なのか?
5Gのn79(4.5GHz帯)はドコモで広く使われている周波数なので、対応しているに越したことはありません。無くても困り果てることはないと言われていますが、ドコモば5Gエリア構築のメインとしているのでドコモで5Gをフル活用したければ対応している端末を選びましょう。
また、キャリアアグリゲーション(n78+n79)などの恩恵も受けれなくなるため、やはりあるに越したことはないかなと 思います。
ちなみにそこそこの都心部に住んでいる筆者の周りではn79を掴むことが多々あたるので、ドコモを利用するならn79に対応していた方が良いと考えています。ちなみに4GのBand21もよく掴みます。


5Gのn79や4GのBand21をないがしろにしているメーカーやそのような記載をしているブログなどを見かけますが、自分の環境などと照らし合わせながら検討するのがよいでしょう。

ドコモの周波数にもしっかりと対応しているのは嬉しいね(n257除く)
eSIMに対応
arrows AlphaはeSIMに対応しています。
ミドルハイクラスの「SIMスロット、eSIM、microSDスロット」比較表 ↓
名称 | SIMスロット | eSIM | microSDスロット | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|---|
Xiaomi 15T | nanoSIM x 2 | ◯ | ✕ | 2025年9月26日 | 6万4800円~ |
arrows Alpha | nanoSIM x 1 | ◯ | ◯ | 2025年8月28日 | 8万8000円 |
OPPO Reno14 5G | nanoSIM × 2 | ◯ | ✕ | 2025年7月17日 | 7万9800円 |
AQUOS R10 | nanoSIM x 1 | ◯ | ◯ (最大2TB) | 2025年7月10日 | 9万9770円~ |
Xiaomi POCO F7 | nanoSIM × 2 | ✕ | ✕ | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
Motorola edge 60 pro | nanoSIM x 1 | ◯ | ✕ | 2025年7月5日 | 7万9800円 |
Google Pixel 9a | nanoSIM x 1 | ◯ | ✕ | 2025年4月16日 | 7万9900円~ |
Xiaomi POCO X7 Pro | nanoSIM x 2 | ✕ | ✕ | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |
NFC、FaliCa / おサイフケータイは対応
arrows AlphaはNFC、FaliCa / おサイフケータイは対応しています。ミドルハイでもFaliCa / おサイフケータイに対応していない機種があるので必要な方には朗報です。
名称 | NFC | Felica(フェリカ) | おサイフケータイ | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|---|
Xiaomi 15T | ◯ | ✕ | ✕ | 2025年9月26日 | 6万4800円~ |
arrows alpha | ◯ | ◯ | ◯ | 2025年8月28日 | 8万8000円 |
OPPO Reno14 5G | ◯ | ✕ | ✕ | 2025年7月17日 | 7万9800円 |
AQUOS R10 | ◯ | ◯ | ◯ | 2025年7月10日 | 9万9770円~ |
Xiaomi POCO F7 | ◯ | ✕ | ✕ | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
Motorola edge 60 pro | ◯ | ◯ | ◯ | 2025年7月5日 | 7万9800円 |
Google Pixel 9a | ◯ | ◯ | ◯ | 2025年4月16日 | 7万9900円~ |
Xiaomi POCO X7 Pro | ◯ | ✕ | ✕ | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |
NFC、FaliCa、おサイフケータイの違いを見る
- NFC(エヌエフシー)
- 正式名称:Near Field Communication(近距離無線通信)
- 概要:10cm程度の近距離で非接触ICチップを搭載した端末同士がデータのやり取りをできる世界共通の通信規格
- 用途:電子マネー、交通系ICカード、クレジットカードのタッチ決済、スマートフォン同士の通信など
- 規格分類:Type-A、Type-B、Type-F(Felica)など複数あり
- FeliCa(フェリカ)
- 開発会社:ソニー
- 概要:NFCのType-Fという「規格」の一種で日本独自開発の非接触ICカード技術。高速なデータ転送(約0.1秒)と高いセキュリティが特徴
- 用途:交通系ICカード(Suica、PASMO等)、電子マネー(Edy、nanaco等)、社員証や学生証など
- 特徴:日本を中心に普及し、海外一部アジアでも利用
ここ最近はQRコード決済も普及した影響でFaliCa / おサイフケータイが必要ない方もいると思います。各自で必要かどうかは確認しておきましょう。
バッテリー容量、急速充電
arrows Alpaのバッテリー容量は5000mAh、最大90Wの急速充電に対応しています。
ミドルハイクラスの「バッテリー容量、高速充電」比較表 ↓
名称 | バッテリー容量 | 高速充電 (最大) | 付属の充電器 | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|---|
arrows alpha | 5000mAh | 90W | ◯ | 2025年8月28日 | 8万8000円 |
OPPO Reno14 5G | 6000mAh | 80W | ✕ | 2025年7月17日 | 7万9800円 |
AQUOS R10 | 5000mAh | 36W | ◯ | 2025年7月10日 | 9万9770円~ |
Xiaomi POCO F7 | 6500mAh | 90W | ◯ | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
Motorola edge 60 pro | 5000mAh | 125W | ◯ | 2025年7月5日 | 7万9800円 |
Google Pixel 9a | 5100mAh | 23W | ✕ | 2025年4月16日 | 7万9900円~ |
Xiaomi POCO X7 Pro | 6000mAh | 90W | ◯ | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |

また、最大90Wの急速充電器が付属しています。写真を見ての通り、同じレノボ傘下のモトローラーと同じデザインですね。
また、独自の充電制御技術により、電池の劣化を抑え5年後でも初期容量の80%を維持するとのこと。端末本体に直接電力を供給する「ダイレクト給電」機能も搭載とのことです。
レビュー記事を書きました ↓

ベイパーチャンバー

高負荷時でも安定的に優れた処理パフォーマンスを維持するため、CPUの熱を効率的に外部に放散するベイパーチャンバー冷却機構を搭載とのこと。
防塵・防水、MIL規格

防水はIPX6 / IPX8 / IPX9、防塵はIP6Xとなっています。

また、MIL規格は、米国国防総省の調達基準に基づき、過酷な環境下での使用を想定した23項目の堅牢性試験に準拠。
OSアップデート、セキュリティアップデート
公式サイトではOSアップデートは3回、セキュリティアップデートは5年間の保証となっています。
サポートの長さとしては、性能がミドルハイクラスの端末としては「標準的」です。
ここ最近はしっかりとOSアップデート、セキュリティアップデートをサポートするメーカーが増えてきました(特にEU圏で発売しているグローバルメーカー)が、日系企でも長期サポートされるようになってきたのは非常に嬉しいところです。
ミドルハイクラスの「OS・セキュリティアップデート期間」一覧表 ↓
名称 | OSアップデート | セキュリティアップデート | 発売日 | 定価 |
---|---|---|---|---|
arrows Alpha | 3回 | 5年 | 2025年8月28日 | 8万8000円 |
OPPO Reno14 5G | 5回 | 6年 | 2025年7月17日 | 7万9800円 |
AQUOS R10 | 最大3回 | 5年 | 2025年7月10日 | 9万9770円~ |
Xiaomi POCO F7 | 4回 | 6年 | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
Motorola edge 60 pro | 2回 | 3年 | 2025年7月5日 | 7万9800円 |
Google Pixel 9a | 7年 | 7年 | 2025年4月16日 | 7万9900円~ |
Xiaomi POCO X7 Pro | 非公表(噂:3年) | 4年 | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |
arrows Alphaよりも長い期間サポートしているメーカーもありますが、この機種が極端に短いというわけではないのでOSアップデート、セキュリティアップデートを重視する方も候補になるかと思ます。
arrows AI

AI機能では、Googleの生成AIアシスタント「Google Gemini」に加え、arrowsを快適に使いこなせる「arrows AI」を搭載。「arrows AI」は、名前がわからなかったり、あることに気付きにくい機能や設定も、見つけて教えてくれるとのkと。
2025年秋冬には、スマホに溜まったLINEなどの通知をAIが要約して教えてくれるようになり、最新情報を効率的に取得できるようになるそうです。
バイタルセンサーを搭載

カメラ下にバイタルセンサーを搭載しています。
指先から読み取ったバイタルデータをもとに、自律神経の状態を解析。心と身体の健康状態を可視化してくれるとのこと。
arrows Alphaのスペック・特徴まとめ

arrows Alphaはarrrowシリーズのフラッグシップ。ただ、フラッグシップですがハイエンドではなくミドルハイクラスのSoCを搭載したスマートフォンです。
ストレージは512GBと大容量で(レノボ傘下ですが)日系企業らしく、日本向け仕様となっており、全体的にかなりバランスのとれた一台に仕上がっていると思います。
- OSアップデート・セキュリティアップデート期間がそこそこ長い(3回保証・5年保証)
- ストレージが512GBと大容量
- microSDが使える(最大2TBまで)
- 対応周波数が日本仕様(5Gのn79、4GのBand21に対応)
- 最大輝度3000nitで晴天時の野外でも見やすい明るさ
- FaliCa、おサイフケータイに対応
- 最大輝度が3000nitで晴天時の野外でも見やすい
- 価格はミドルハイでも少し高めな8万8000円
ミッドハイレンジとしてはかなり良い仕上がりになってそうです。

カタログスペックとしては、非常にバランスの良い機種だね。

Xaiomiなどの海外メーカーだと周波数の対応やおサイフケータイが非搭載だったりするから、全入スマホを求めてる人にはかなり良さげだね
また、発売時にはキャンペーン(後ほど紹介)もあり、ミドルハイとしてはかなり候補になりうる設定となっていると思います。
arrows Alphaはどこが安いか?
発表があったときに8万円台と公表していましたが、定価は9万6800円に設定されている模様です。
ただ、ポイント還元などを含めると実質8万円台になるように設定されています。また、Amazonや楽天市場(Joshin web、楽天ビック)では8万8000円の価格設定になっており、そこからポイント還元となっています。
なので、発表時の8万円台との公表通りとなっています。
また、格安SIMのIIJmioで11月20日までMNP乗り換えで4万9800円と激安です。

端末だけを安くほしいならYahoo!ショッピングの特定日を狙え!

例えば、Yahoo!ショッピングでは特定日に購入すると、端末価格は8万8000円に24.5%のPayPayポイント還元(1万9680pt)で実質6万8320円で買えてしまうことに。
IIJmioにMNPで4万9800円が一番安く手に入る方法ですが、回線はいらないという方はこちらがおすすめです。
Yahoo!ショッピングの特定日とは、ポイント還元がかなりアップする日のこと(エントリーが必須)。特にアップする日は週末が多いのですが、それ以外の日程でもポイントアップキャンペーンが行われていたりします。ここ直近でのYahoo!ショッピングのおすすめだったのはこちらを参照してください。


IIJmioではMNP+同時購入でいきなり4万9800円(11/20まで)

2025年11月20日までに、IIJmioにMNPで乗り換えるとarrows alphaが4万9800円になるセールを実施しています。
これはかなり安いので狙っているかたは28日10時から待機しておきましょう。
IIJmioで購入してもFCNTの1万円相当が貰えるキャンペーンは適用可能だと思われます(2025年8月7日時点でMNVOからの購入で対象外などの記載はありません)。
なのでIIJmioで4万9800円で手に入れ、1万円相当の還元があれば、実質3万9800円で手に入ることになり、かなり激安です。
今、arrows Alphaを検討している人は、ぜひこの方法を試してみましょう!かなりお得です。
※IIJmioの契約手数料や月額料金などは別途必要となります。
発売記念キャンペーンで最大1万円相当のギフトカード/ポイントが貰える!

発売記念キャンペーンで最大1万円相当のギフトカード/ポイントが貰えます。キャンペーンは2つあり、
- arrows Alphaを購入して応募するとAmazonギフトカード 5000円分
- La Menber’s会員限定-事前応募して購入でLa Point約5000円相当
となっており、両者とも応募すれば必ず貰えます。
arrows Alphaを購入して応募するとAmazonギフトカード 5000円分
arrows Alphaを購入して応募するとAmazonギフトカード 5000円分が貰えます。
購入・応募期間 | 発売開始日〜2025年11月30日(日) 23:59 |
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購入後ログイン期間 | 発売開始日〜2025年11月30日(日) 23:59 |
対象者 | 購入者 |
特典 | Amazonギフトカード(Eメールタイプ)5,000円分 |
ポイント進呈時期 | 応募完了月から最大3ヶ月ほど |
応募方法は
- arrows Alpha(SIMフリー)をご購入ください。
- 購入・応募期間内に当サイト内のキャンペーン①応募フォームよりIMEI番号などを記入の上、ご応募ください。
となっており、IMEI番号などが必要と案内されています。
La Menber’s会員限定-事前応募して購入でLa Point約5000円相当
FCNTの会員アプリLa Member’sの会員の方で当キャンペーンに事前応募し、arrows Alphaを購入で約5,000円相当のLa Point(10万ポイント)が貰えます。
La PointはLa Member’sアプリ内で付与されるポイントで、dポイントをはじめとした特典に交換可能なポイント。La Pointの10万ポイントはdポイントに交換したすると5,000ポイントとなります。
事前応募期間 | 2025年6月17日(火)〜2025年11月30日(日) 23:59 |
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購入後ログイン期間 | 発売開始日〜2025年11月30日(日) 23:59 |
対象者 | arrows Alpha購入前からLa Member’s会員の方 |
特典 | La Point 100,000ポイント(約5,000円相当) |
ポイント進呈時期 | 購入後ログイン時(2025年11月30日(日) 23:59まで) |
事前登録などは下記の公式サイトに詳しく記載されているので、こちらを参照してください。
1万円相当のギフトカード/ポイントをGETするには
- ① FCNTの会員アプリLa Member’sの会員で、事前応募する。
- ② arrows Alpha(SIMフリー)を購入する
- ③ 「キャンペーン①」の応募フォームから応募する
- ④ 購入後にLa Member’sアプリをarrows Alphaでログインする
と案内されており、FCNTの会員アプリ「La Member’s」の会員での事前応募が必要です。
La Member’sはFCNT製のスマホを持っている方のみ、アプリのインストールが可能です。なので、FCNT製を利用していない方などは登録ができません。
キャンペーンまとめ
このキャンペーン、必ず最大1万ポイント相当が貰えるため、かなり良い内容だと思います。購入予定の方はぜひ事前登録して最大1万ポイント相当をもらいましょう。
arrwos Alphaの評価レビュー記事を書いています
arrwos Alphaを購入したので評価レビュー記事を書いています。こちらも参考にどうぞ。









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