
今回はモトローラ(Motorola)から発売されている「moto g66j 5G」を評価レビューをしていきたいと思う。
まず、moto g66j 5Gの位置付けを確認しておきたいのだが、「ミドルレンジ」「エントリークラス」「ミドルローレンジ」「廉価版」と記載しているブログやレビューサイトが多い。
どれも間違ってないとは言えるが、モトローラの端末ロードマップでは廉価版・エントリークラスとして「g05」という機種があることから、当サイトでは「ミドルレンジ」と定義する。
ただ、使用した体感としては「ミドルローレンジ」が妥当だと感じた。
ミドルレンジとしては少し物足りない動作感(起動が遅かったり、条件が重なると?カクついたり)ではあるし、デメリットも沢山あるが、総合的には価格を考慮すれば、そこそこ満足行く一台に仕上がっているのではないかと感じた。
ではメリット・デメリットとともに解説・レビューしていきたいと思うのでぜひ、参考にしておくれい。
moto g66j 5Gの記事一覧








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moto g66j 5Gのメリット
- 性能は少し弱めのミドルローだが、そこそこ使える(だた、カクつきや起動は遅い)
- スピーカー音が思った以上に良かった。最大音量も十分
- 背面パネルがレザー調で高級感がある
- 充電は最大30W
- 防水 / 防塵機能は、IP68/IP69、MIL-STD-810H準拠
- イヤホンジャックあり
動作感に関してはデメリット部分で解説したいと思う。
背面のレザー調パネルが高級感を醸し出している


筐体全体を見ると、いかにもミドルレンジクラスだな…と思うが、背面だけみるとレザー調のパネルがやたら高級感を醸し出しており、「大人の男性」「できるビジネスマン」が持っていそうなイメージ(笑)あくまでも背面だけだけど。

背面カッコイィ~

上位機種のegdeシリーズ、エントリーのg05なども同じような仕様なので、これは今後も続けてほしい。ただ、耐久性はどうなんだろうか…とは思う。
全体を見ると、いかにもミドルレンジだな…とは思うので、本当に背面だけ高級感がある…(やたらと高級感があると記載しているレビューが多かったので…)
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あと、今回はオイスターブラックと言う色を購入したのだが、真っ黒ではなく、どちらかと言えば、深い紺色と黒の中間のような色合い。個人的にはかなり好みだが、真っ黒ではない点に注意したい。

オイスターブラック、めちゃいい色よ!
サウンド関連は思った以上に良かった!Dolby atoms対応!
moto g66j 5Gは音響効果の「Dolby atoms」が標準搭載されている。ただ、搭載されているだけではなく、専用アプリもプリインストールされているので音響効果もカスタマイズできる。良きポイント。



個人的に(基本的にイヤホンでの使用が多いので)内蔵スピーカーはあまり気にしないのだが、moto g66j 5Gのスピーカー音は思っていた以上に良い。まあ普通なんだけどミドルレンジで4万円台のスマホとも殆ど変わらないので3万円台のmoto g66j 5Gは良いと言える。
しっかりと音量も取れるし、ハイエンド機種と比べても(音の方向性に違いはあれど)引けを取らないレベルかも。Pixel 9 Proと比べるとクリア感はワンランク劣る印象だったけど、ぶっちゃけスマホのスピーカーなんて…こんなもんでは?と思う。
最近XiaomiがREDMI K90 Pro Maxという機種を海外で販売しているが、こちらはBOSEとコラボして、2.1chの大型スピーカーを搭載したモデル。これぐらい特長がないとスマホのスピーカーってそこまで拘れないのではと思う。
まあ、音楽を聞くには少し音質という部分で物足りないかもしれないが…YouTubeなどの動画再生で使っていて、そこそこ迫力もあるし、まあ良かったかなと。ただ、イヤホンで聞く方が圧倒的に良いので、スピーカーの音なんてそのレベルである。

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充電速度はそこそこ

moto g66j 5Gは最大30Wで充電できる。条件は調べてないがPDまたはPD PPS対応なら市販充電器でもそこそこ速いと思われる。
モバイルバッテリーのUGREEN Nexode モバイルバッテリー (20000mAh・130W)で計測してみたところ、9.0V x 2.4A = 21.6W前後で充電(多分PD)できていたので市販のものでも十分と言えると思う。
モトローラは上位レンジのスマホでは120W充電等に対応しているが、moto g66j 5Gはミドルレンジ。ミドルレンジで最大30Wであれば十分だよね?
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moto g66j 5Gのデメリット
ではmoto g66j 5Gのデメリットを見ていこう。
- 動作感は基本的に問題ないが少し重い(遅い)と感じ、時と場合によっては少しもっさり、カクつきあり
- 最大輝度は1000nit
- 5Gのn79、4GのB21に非対応(ドコモ以外は問題なし)
- 初期設定後、自動的にいらないアプリがインストールされる
- メインカメラにOIS非搭載
- 付属ケースができ悪すぎ
- レザー調の背面がインクのような臭いが消えない…
- OSアップデート、セキュリティアップデートは消極的
- ソフトバンク版のmoto 66y 5Gはメモリが4GB
SoCはMediaTekの「Dimensity 7060」を採用。動作感はかなり意見が分かれそう

「基本動作」はサクサク動く機種ではあると思う。ただ、油断は禁物。
※当ブログではブラウンジグやメール、X(旧Twitter)、インスタグラム、マップなどの普段の生活でよく使うものを「基本動作」と定義
基本動作は少し重さは感じるものの問題なしレベル。ただ、バッググランドで処理などをしている時に利用すると多少カクつくような動作感になる時があった。
通常でももたついてるな…と感じる時もあるし、起動はやはりミドルレンジそのもの。いや、ミドルレンジよりも悪い。ミドルローというのが妥当だ。
なので、どのような時でも基本操作がサクサクで快適とは言い難い。
レビュー記事や動画などを見ていると、あたかも何をしても基本動作が快適と記載されている記事を散見するが、実生活で利用ではなく、レビュー用にしか利用していないのだろうな…と感じたのがぶっちゃけたところ。

これで動作が快適とか記載しているレビューとか、ほんとに検証してる?使ってる?って聞いてみたい…ぞ
ミドルレンジ帯でもどちらかというと「ロークラス寄り」という印象だったので、自分の使い方に合っているかよく考えて購入するか決めてほしい。
最近発売されたミドルレンジの「SoC、AnTuTuスコア」一覧表
| 名称 | SoC | 参考Antutuスコア(V10) | スペック性能 | 発売日 | 定価 | 最安値(実質価格含) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AQOUS sense10 | Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 | 約78万 | ミドル | 2025年11月13日 | 6万2700円~ | |
| Xperia 10 VII | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3 | 約62万 | ミドル | 2025年10月9日 | 7万4800円 | |
| Nothing CMF Phone 2 Pro | MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G | 約71万 | ミドル | 2025年7月24日 | 4万2800円~ | |
| motorola moto g66j 5G | MediaTek Dimensity 7060 | 約47万 | ミドルロー | 2025年7月10日 | 3万4800円 | 約2万2000円前後 |
| Xiaomi POCO F7 ※ | Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4 | 約180万 | 准ハイエンド | 2025年7月8日 | 5万4980円~ | 4万8980円~+ポイント還元 |
| OPPO Reno13 A | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 | 約54万 | ミドル | 2025年6月26日 | 4万8800円 | 約3万3000円 |
| Galaxy A36 5G | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3 | 約62万 | ミドル | 2025年6月26日 | 5万490円 | |
| Nothing Phone (3a) | Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 | 約78万 | ミドル | 2025年4月15日 | 5万4800円~ | 安くならず |
| Xiaomi POCO M7 Pro 5G | MediaTek Dimensity 7025-Ultra | 約46万 | ミドルロー | 2025年4月3日 | 3万2980円 | 2万4980円+ポイント還元 |
| Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | MediaTek Dimensity 7300-Ultra | 約68万 | ミドル | 2025年3月22日 | 4万5980円~ | |
| Xiaomi POCO X7 Pro ※ | MediaTek Dimensity 8400-Ultra | 約150万 | 準ハイエンド | 2025年2月12日 | 4万9980円~ | 3万3980円+ポイント還元 |
※Xiaomi POCO F7、POCO X7 Proはミドルハイ~准ハイエンドレベル(価格がミドルレンジなのでこちらにも記載)
Antutuスコアの目安(2025年現在)
- 200万点以上:フラッグシップ、ハイエンド
- 150万~200万:準ハイエンドクラス
- 100万~150万:上位ミドルレンジ・ミドルハイ(普段使い以上の快適さを求める層向け)。
- 50万~100万:ミドルレンジ
- ~50万:エントリークラス、ローエンド


AnTuTuベンチマークはver10.5.2で約47万、ver11.0.3では約62万となっているが、GPUがPowerVR系のため、計測できず。

moto g66j 5Gよりも上のミドルハイレンジのスマホになると、どのような時でも基本動作は快適だと感じるので、もし気になるようであれば多少オーバースペックでもミドルハイクラスの方がおすすめ。
また、少しスペックが上になるミドルレンジのOPPO Reno13 Aでもmoto g66j 5Gよりより快適に感じる(ただ、やはりミドルハイよりは劣る)ので、動作感が気になる人は避けるべきかなと。
少し長々となってしまったが、動作感はやはりミドルレンジ、またはローエンドに近いミドルレンジという印象が強く、ここが一番の懸念ポイント。個人的にはもうちょい動作感が良ければとは感じてしまった。
Dimensity 7060を搭載しているスマホが国内ではこれだけなので何とも言えない部分はあるけど、どんな時も快適とは言い難い。アプリの起動は遅いし、カクつきなども感じるので、基本的に普段使いであまりスマホを利用しない方にピッタリと言えそうだ。

スマホは殆ど使わない、使っても基本的なアプリが動けば問題ないって人には快適といえるかも!?
個人的には価格の安さやミドルレンジということをしっかりと認識していると、この動作感で特に問題ではないと思うし、実際に筆者も価格を考慮すればこれで満足できる。
ただ、どのような場合でも快適動作ではないことは覚えておいた方が良さそうだ。

あと、ミドルハイ以上の機種からこれに乗り換えるとすごく遅く感じると思うよ…
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ディスプレイは液晶パネル(有機ELではない)だけど綺麗
ディスプレイは液晶パネルとなっており、今では主流である有機ELではない。液晶だからといって普段有機ELを採用したスマホばかり使っている筆者がmoto g66j 5Gを使っても特に違和感を感じないぐらい特に問題なし。違和感がないというか色の深みとか違いはあれど、特に問題なく使えるレベルって感じ。
多少画面淵部分に色ムラのような感じはあるが、液晶パネルでも表示は非常に綺麗だと感じる。まあ、有機ELの方がよとは思うけど。
液晶パネルはローエンド機種で採用されることが多いので、ディスプレイはローエンド並といってよいかもしれない。
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最大輝度1000nit、晴天時の野外ではやや見にくい

ディスプレイの最大輝度は1000nitとなっており、これも廉価版とかエントリークラスレベルの最大輝度。今ではミドルハイレンジで標準が3000nitとなっているので、moto g66j 5Gは他のスマホと比べて劣る仕様となっている。
筆者が晴天時の野外でどんな環境でも見やすいと感じるのは3000nit前後。moto g66j 5Gは1000nitで晴天時の野外ではやや暗い。使えなくないけど暗いかな…というのが正直な感想だ。
ミドルレンジの「ディスプレイ周り」一覧表
| 名称 | ディスプレイ(約) | 解像度 | PPI | リフレッシュレート( 最大/ Hz) | 最大輝度(nit) | カバーガラス | 発売日 | 定価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| AQOUS sense10 | 6.1インチ Pro IGZO OLED(有機EL) | 2340 × 1080 FHD+ | 240 | 2000 | 公表なし | 2025年11月13日 | 6万2700円~ | |
| Xperia 10 VII | 6.1インチ 有機EL | FHD+ | 120 | 公表なし | Gorilla Glass Victus 2 | 2025年10月9日 | 7万4800円 | |
| CMF Phone 2 Pro | 6.77インチ フレキシブル AMOLED(有機EL) | 2392 × 1080 FHD+ | 387 | 120 | 3000 | 公表なし | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
| moto g66j 5G | 6.7インチ LCD | 2400 × 1080 FHD+ | 391 | 120 | 1000 | Gorilla Glass 7i | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
| POCO F7 ※ | 6.83インチ AMOLED(有機EL) | 2772 × 1280 1.5K解像度 | 447 | 120 | 3200 | Gorilla Glass 7i | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
| Reno13 A | 6.7インチ AMOLED(有機EL) | 2400 × 1080 FHD+ | 391 | 120 | 1200 | Dragontrail STAR2 | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
| Galaxy A36 5G | 6.5インチ Super AMOLED(有機EL) | 2340 × 1080 FHD+ | 385 | 120 | 1200 | Gorilla Glass Victus + | 2025年6月26日 | 5万490円 |
| Phone (3a) | 6.77インチ フレキシブルAMOLED(有機EL) | 2392 × 1080 FHD+ | 387 | 120 | 3000 | 公表なし | 2025年4月15日 | 5万4800円~ |
| POCO M7 Pro 5G | 6.67インチ AMOLED(有機EL) | 2400 × 1080 FHD+ | 394 | 120 | 2100 | Gorilla Glass 5 | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
| Redmi Note 14 Pro 5G | 6.67インチ CrystalRes AMOLED | 2712 × 1220 1.5K解像度 | 446 | 120 | 3000 | Gorilla Glass Victus 2 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
| Xiaomi POCO X7 Pro ※ | 6.67インチ CrystalRes AMOLED | 2712 × 1220 1.5K解像度 | 120 | 3200 | Gorilla Glass 7i | 2025年2月12日 | 4万9980円~ |
※Xiaomi POCO F7、POCO X7 Proはミドルハイ~准ハイエンドレベル(価格がミドルレンジなのでこちらにも記載)
ミドルレンジでも最大輝度を優先的に考えている方は、Nothing CMF Phone 2 ProやPhone (3a)などは3000nitとなっており、これらを選択した方が正解となる。
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カメラ性能は可もなく不可もなく…、インカメラは画素数3200万画素
メインカメラにOIS非搭載だし、カメラ重視で購入する機種ではない…のは周知の通り。ただミドルレンジのスマホはどれも似通ったスペックで、どの機種も超広角はあってもおまけ程度、メインカメラは5000万画素が主流となっている。
| 名称 | 広角 | 超広角 | マクロ/深度 | 望遠 | インカメラ | 発売日 | 定価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| AQOUS sense10 | 5030万画素|F1.9|1/1.55インチ|焦点距離23mm|電子式手ブレ補正/光学式手ブレ補正 | 5030万画素|F2.2|1/2.5インチ|視野角120°|焦点距離13mm|電子式手ブレ補正 | なし | なし | 3200万画素|F2.2|広角80°|焦点距離25mm|電子式手ブレ補正 | 2025年11月13日 | 6万2700円~ |
| Xperia 10 VII | 5000万画素|F1.9|1/1.56インチー|Soniy IMX766 | 1300万画素|F2.4|1/3センサー | なし | なし | 800万画素|F2.0 | 2025年10月9日 | 7万4800円 |
| Nothing CMF Phone 2 Pro | 5000万画素|F1.88|1/1.57インチ | 800万画素|1/4インチ|画角119.5° | なし | 5000万画素 F2.88 1/2.88インチ 2倍光学ズーム/20倍デジタルズーム | 1600万画素|1/3インチ | 2025年7月24日 | 4万2800円~ |
| motorola moto g66j 5G | 5000万画素|F1.8|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|F2.2 | なし | なし | 3200万画素 |F2.2 | 2025年7月10日 | 3万4800円 |
| Xiaomi POCO F7 ※ | 5000万画素|26mm|F1.5|OIS|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|OV08F | なし | なし | 2000万画素|F2.2|OV20B | 2025年7月8日 | 5万4980円~ |
| OPPO Reno13 A | 5000万画素|F1.8|OIS|1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | 800万画素|F2.2|画角112° | 200万画素|F2.4 | なし | 3200万画素|F2.2 | 2025年6月26日 | 4万8800円 |
| Galaxy A36 5G | 5000万画素|F1.8|OIS | 800万画素 |F2.2 | 500万画素|F2.4 | なし | 1200万画素|F2.2 | 2025年6月26日 | 5万490円 |
| Nothing Phone (3a) | 5000万画素|F1.88|OIS&EIS|1/1.57インチ | 800万画素|F2.2|1/4インチ|視野角120° | 5,000万画素F2.0 1/2.75インチ光学2倍 センサー内4倍 / ウルトラズーム30倍 | 3200万画素|F2.2|1/3.44インチ | 2025年4月15日 | 5万4800円~ | |
| Xiaomi POCO M7 Pro 5G | 5000万画素|F1.5|OIS |1/1.95インチ|Sony LYT-600(IMX882) | なし | 被写界深|200万画素|F2.4 | なし | 2000万画素|F2.2 | 2025年4月3日 | 3万2980円 |
| Xiomi Redmi Note 14 Pro 5G | 2億画素|1/1.4インチ|F1.65|OIS | 800万画素|F2.2 | 200万画素|F2.4 | なし | 2000万画素|F2.2 | 2025年3月22日 | 4万5980円~ |
※ POCO F7はSoC性能が準ハイエンド相当のスマホですが価格がミドルレンジ帯なので、こちらにも記載しています。
ミドルレンジのメインカメラはどれもスペックが似通っているが、OIS(光学式手ぶれ補正)がないのでスペック上は劣っている。ただ、インカメラは3200万画素もあり、ミドルレンジとしてはスペックが上々だ。
ただ、正直、どの機種もどんぐりの背比べのようなもの…。カメラにこだわるならやはりPixelシリーズかハイエンド機種を選ぶしかない。

晴天時の写真はしっかりと解像感があるものに。ミドルレンジやローエンドでもここ最近の機種はこれぐらいの写真が撮れてしまうので、過不足はないと思う。


ただ、夜景など低照度時はかなり画質が悪く、ワンランク上の機種(ミドルハイクラス)のarrows Alphaと比べても歴然とした差がある。
なので、カメラを重視しながらも安い機種を求めるならミドルハイクラスからという結果と言えるだろう。moto g66j 5Gをカメラ目的で購入する機種ではなく、基本的にカメラは「たまに利用するぐらい・殆ど使わない」「メモ程度の活用」という方におすすめだ。
明るさがある場面ではメインカメラ(広角)は基本綺麗に写るので、それに限定した使い方をする方にも問題ないとは思う。
あとメインカメラにOIS(光学式手ぶれ補正)は非搭載となっているが、まあ、この程度のカメラなので搭載していなくてもあってもという感想だが、あるに越したことはないかな…。
カメラの作例などは下記を参照してください。

.
レザー調の背面がインクのような臭いが消えない…
これはケースに入れているためあまり気にならないといえば、それまでなのだが、背面のレザー調部分がインクのような臭いがずっと残っており、化学物質臭が抜けない…。
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付属ケースが出来が悪い

まあ、おまけで付いてくるようなものに文句を言うのは少し筋違いかもしれないが、付属のケースが最近買ったスマホの付属ケースの中で一番出来が悪かった。付属ケースが付いてくるけど、別途ケースを用意した方がいいかなレベル。
とうのも、付属ケースで利用していると、背面側の淵部分にバリがあるような手触り感で非常にさわり心地が悪い。バリなのか、このような加工を施しているのかは分からないが、速攻でケースを変えた。
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moto app managerが初期化後にアプリを勝手にインストール
moto g66j 5Gのプリインストールアプリをまずは見てほしい ↓




プリインストールアプリはかなり最低限レベルで好印象である。
しかし、そう思ったのはつかの間だった。
初期設定時にWi-FiやSIMの設定を全てスキップ、Googleアカウントも設定しないで初期設定を終了し、その後にWi-Fiを設定したところ、モトローラ純正アプリの「Moto App Manager」から勝手にアプリをインストールされた。
Wi-Fiをオンにしたところ、次々とアプリが勝手にインストールされていく…

あれ?TEMU?

タウンWiFi、Soudoku。。。段々と増えていく…

最終的には11個のアプリがインストールされた。
これらのアプリはモトローラ純正のアプリ「moto App Manager」からインストールされたもの。
※筆者の場合、初期設定時にWi-Fi(SIM)設定をスキップして初期設定を完了させているが、多くの方は初期設定時にWi-Fi(SIM)の設定もすると思われる。設定すると勝手にインストールされているので、初期設定でWi-Fiを設定するとプリインストールされた状態になると思われる
多くの中華メーカーが広告アプリをプリインストールしてくるがその一環と言えるだろう。中華メーカーは各時純正のアプリストア(Google Playのようなもの)を持っているが、それらは日本に住んでいるとGoogle Playで事足りるため、不要の産物だろう。ということでmoto App Managerは無効化するのがおすすめだ。

無効化(通知オフ)していないと、たまに通知が来たりしてうざい…
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電池持ちは悪すぎることはないが…良くはない印象
電池持ちは体感として、あまり良い感じはありません。悪すぎるということもないですが、電池持ちは(ここ最近、非常に電池持ちが良い機種があるため、それらと比較すると)どちらかといえば悪い方かな…と。
ただ、ターゲット層もあまりスマホに処理能力を求めない、あまり使わない層だと思うので、そういった意味では別に気にするほどでもないかなと感じるレベル。
まあ、可もなく不可もなくって感じ。

moto g66j 5Gのまとめ。概ね満足できる一台に

- 性能は少し弱めのミドルローだが、そこそこ使える(だた、カクつきや起動は遅い)
- スピーカー音が思った以上に良かった。最大音量も十分
- 背面パネルがレザー調で高級感がある
- 充電は最大30W
- 防水 / 防塵機能は、IP68/IP69、MIL-STD-810H準拠
- イヤホンジャックあり
- 動作感は基本的に問題ないが少し重い(遅い)と感じ、時と場合によっては少しもっさり、カクつきあり
- 最大輝度は1000nit
- 5Gのn79、4GのB21に非対応(ドコモ以外は問題なし)
- 初期設定後、自動的にいらないアプリがインストールされる
- メインカメラにOIS非搭載
- 付属ケースができ悪すぎ
- レザー調の背面がインクのような臭いが消えない…
- OSアップデート、セキュリティアップデートは消極的
- ソフトバンク版のmoto 66y 5Gはメモリが4GB
総合的な評価としては、ミドルレンジのスマホとしては良くできている印象で、かなり安定感のある一台に仕上がっていると思う。
感動的な驚きはないが、全然だめなやつじゃない。普通に使える一台といったところだ。
価格は3万4800円だが実売または実質2万5000円前後(個人的に確認した実質最安値は2万1000円前後)で購入できることがあり、そうなるとコスパはなかなか良いというか、かなり良いだろう。
ただ、ミドルローレンジ(エントリー機寄り)なので、基本的にスマホは電話やLINE、調べ物、動画視聴などで使う程度という方におすすめだ。
個人的にmoto g66j 5Gでの一番の懸念ポイントはSoC性能かなと思う。どんな状況でもサクサク動く機種ではないため、完全に個人次第になるけど性能が低すぎと感じる方もいるだろう。
個人的には問題ないが、ハイエンドやミドルハイクラスのスマホから乗り換えると、明らかにワンテンポ動作は遅く感じる。まあ、ミドルレンジのOPPO Reno13 Aよりも遅く感じるのでこのあたりは価格なりというところだ。

そこそこ動くけど、たまにもっさりしてるな…カクつくな…と思う時はあるよ…
基本的に動作は快適だと感じたけど、起動が遅かったり、もたついてるな…カクつくな…という場面も少なからず感じたので、このあたりが一番のキモになりそうだ。

ミドルローレンジなので、ガンガン使う人には向かないな…
ミドルレンジのスマホとしては、妥当な動作感だとは思うが、少しでも動作感が気になる人はミドルハイレンジを選振のがベストだと思う。
LINEやネットサーフィン、動画視聴ぐらいにしか利用しないなら特に問題ない。個人的におすすめだと感じたのは動画視聴。スピーカー音の音量もそこそこあるし、動画視聴用端末としてもおすすめできそう。
万人向けではないものの、スマホは安いもので十分、高スペックのスマホはいらないという方にはおすすめできる一台。キーワードとしては、「安さ」「コスパの良さ」「スマホは殆ど使わない」というのが刺さる方向けと言っておこう。
正直、定価の3万4800円だと少しコスパ的に微妙だとは感じるが、セールなどで実質2万5000円前後だと結構コスパの良い機種と言えそうだ。
moto g66j 5G スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | moto g66j 5G ワイモバイル版はmoto g66y 5G |
| 発売日 | 2025年7月10日 |
| 価格 | 3万4800円 |
| OS | Android 15 |
| SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 7060 2 x Cortex-A78:2.6 GHz 6 x Cortex-A55:2.0 GHz |
| GPU | Mali-G68 MP4 |
| 内蔵メモリ(RAM) | 8GB(RAMブーストで最大16GB拡張可能) ワイモバイル版 moto g66y 5gではメモリ4GB |
| 内蔵ストレージ(ROM) | 128GB |
| 外部メモリ | microSD(最大2TB) |
| SIMカードスロット | nanoSIM x 1 |
| eSIM | 対応 |
| ディスプレイ | 約6.7インチ|LCD(液晶ディスプレイ) |
| 画面解像度 | 2400 × 1080|FHD+ |
| 最大輝度 | 1000nit |
| リフレッシュレート | 120Hz |
| アウトカメラ(広角/メイン) | 5000万画素|F.18|PDAF|LYTIA 600 ※OIS非搭載 |
| アウトカメラ(超広角) | 800万画素|F2.2 |
| アウトカメラ(望遠) | 非搭載 |
| アウトカメラ(マクロ/深度) | 非搭載 |
| アウトカメラ備考 ※1 | 光学ズーム(クロックズーム):光学2倍相当 デジタルズーム:8倍 |
| インカメラ | 3200万画素|F2.2 |
| 対応周波数(5G) | n1 / 3 / 28 / 41 / 77 / 78 |
| 対応周波数(4G) | B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 8 / 11 / 12 / 17 / 18 / 19 / 26 / 28 / 38 / 41 / 42 |
| 対応周波数(3G) | B1 / 2 / 4 / 5 / 8 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac |
| Bluetoothバージョン | 5.3 |
| Bluetoothオーディオコーデック ※1 | SBC|AAC|aptX|aptX HD|LDAC|LHDC |
| 位置情報 | GPS|A-GPS|GLONASS|Galileo|QZSS|Beidou |
| USBポート | USB Type-C(USB 2.0, OTG対応) |
| センサー | 加速度計|近接|環境照度|ジャイロ|eコンパス |
| サウンドシステム | ステレオスピーカー|Dolby Atmos |
| イヤホンジャック | 3.5mm |
| 防水 / 防塵機能 | IP68/IP69|MIL-STD-810H準拠 |
| カバーガラス | Gorilla Glass 7i |
| NFC | 対応 |
| FeliCa/おサイフケータイ | 対応 |
| 生体認証 | 指紋認証|顔認証 |
| 電池容量 | 5200mAh |
| 急速充電 | 30W|充電器の付属なし |
| サイズ(W×H×D) | 76.26 x 165.75 × 8.5 mm |
| 重量 | 約200g |
| OSアップデート期間 | 1回(リンク先参照) |
| セキュリティアップデート期間 | 3年または4年(リンク先参照) |
| カラー | ディルグリーン、グレーミスト、ブラックオイスター |
| 本体付属品 | カバー、SIM取り出しピン |
※1 個人調べ
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